パチンコ「転落抽選の生ける伝説」を超える出玉性能!? 〇〇業界の雄が「旋風」を巻き起こす!!【激アツ新台実戦JUDGEMENT】

 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。

 今回のピックアップマシンは、あえて絶対王者が君臨するV確転落抽選タイプで挑んだゲーム界の伝説、『Pフィーバーバイオハザードリベレーションズ2』(以下、Pバイオ2)だ。

「右が秀逸」は、もはやスタンダードである。

 最近の有力なP機のご多分に漏れず、本機も右打ち時は強力な出玉性能を有し、そして速い。V確転落抽選タイプの現役最強といえばご存知『CR真・花の慶次2〜漆黒の衝撃(以下黒慶次)』だが、出玉面でほとんど見劣りすることはない。

 電サポ中の10R割合が80%と超強力で、確変ループ率80%のダブル80%が生み出す破壊力は抜群なのである。

 初当り1回あたりの平均出玉は4100個前後で、『黒慶次』の約4200個に肉薄。RUSH突入時の平均出玉では『黒慶次』を上回るといった声も聞かれる。P機はついに65%規制マシンなら「CR」を捉えたのである。

 しかし、V確転落抽選の波の荒さが災いしてか、初打ちを終えたファンからは連チャンに苦戦している報告が多い印象である。

「(転落抽選の)1/449はあっさり引ける」「履歴がショボ連ばっか」といった内容が目立ち、「やっぱ転落即引く話多いな」となっている。「確変が伸びたらスペックの強さが出る」という意見もあるので、出玉力を体感するにはある程度の連チャンが必要となるようだ。

 ただ、右打ち中の速度に関しては申し分ないどころか現行機でも最上位クラス。確変中は電サポ回数40回以内で展開する「SPECIAL HAZARD RUSH EVIL」、41~100回転のモード「SPECIAL HAZARD RUSH ESCAPE」、100回転以内で転落していない場合に突入する「SPECIAL HAZARD RUSH DEAD or ALIVE」の3つのモードで構成されているが、最初と3番目のモードは超高速消化。変動秒数が1秒ほどでガンガン消化していく。

 中盤の「SPECIAL HAZARD RUSH ESCAPE」も、通常変動はテンポ良く変動するのでそれほどモタモタ感は感じられない。

また大当りの消化も良好で、止め打ちをせずともほとんど無駄玉が発生しないアタッカー周りを含め、出玉時速1万3000発の爽快感を味わえるようになっている。

 さて、冒頭でも述べたように、最近のP機界隈は「右が良い」のが標準装備になりつつある。出玉感あり、スピードあり。一度連チャンモードに入れてしまえばある程度の満足度を得られるような機種がほとんどである。

 では、これからのP機は何で差別化するのか。他機種と違いを生み出すのは何なのか。

 本機におけるその答えは「通常時の作り込み」ではないだろうか。

 リアルかつ繊細なディテールのグラフィック。サイズ感のある液晶画面が回転し、あまつさえ縦になった「それ」がプレイヤー側に傾斜してくる仕掛けを施した大仕掛けのギミック。

 無駄な煽りを嫌うファンには効果的な「先読み熱モード」などの演出カスタム機能。強力予告、最強リーチ、レバブルなしでは厳しい雰囲気もあるが、緑保留からたいした演出もなくマルチライン3ラインで大当りするケツ浮き事案など、丁寧な仕事ぶりがうかがえる通常時の演出の評価は悪くない。

「派手だけどわりとシンプルでいい」「右より通常のほうが面白い」といった意見もあり、通常時演出のクセの強かった前作『CRフィーバーバイオハザード リベレーションズ』のほうが良かったなど賛否両論あるが、私も含め文句言いが多いパチンコファンにしては上々ではないだろうか。

(文=大森町男)