【中山金杯(G3)展望】ウインブライト&ラブリーデイに続くG1ホースへ! 未完の大器ザダル始動!!

 関東は、5日に中山競馬場で行われる中山金杯(G3)で幕を開ける。

 昨年、勝ったウインブライトはその後、香港でG1・2勝。2015年の覇者ラブリーデイもこの年G1・2勝を上げており、年々重要度が増している印象だ。

 今年も、ここを勝ってG1ホースの座を狙う猛者が集ったが、中心は重賞で好走を繰り返しているトリオンフ(セン5歳、栗東・須貝尚介厩舎)だ。

 すでに重賞2勝。G3ならトリオンフは格上の存在だ。1600万下の身で迎えた2017年だったが、年明け初戦に自己条件を勝ちあがると、2月の小倉大賞典(G3)であっさり重賞制覇。

 続く大阪杯(G1)ではトップホースの壁に跳ね返えされたが、出遅れながらも、まくるという味のある競馬だった。

 そこから切れ味勝負になった新潟大賞典(G3)こそ4着に敗れたが、その後はG3を2着、1着と安定。約1年ぶりの復帰戦となった前走のチャレンジC(G3)では果敢にハナを奪って、勝ったロードマイウェイとアタマ差の接戦に持ち込んでいる。

 待望のG1制覇を目指すトリオンフにとって、今回の敵はハンデか。なんとか58kgで収まれば、チャンスは十分だ。

 潜在能力なら、未完の大器ザダル(牡4歳、美浦・大竹正博厩舎)も飛躍を期す1頭だ。

 デビューから3連勝でプリンシパルS(L)を制覇。あえて日本ダービー(G1)には進まず、秋まで充電したが、復帰戦のセントライト記念(G2)でも3着と世代トップクラスの実力を示している。

 続く菊花賞(G1)では3000mが長すぎたのか13着に大敗……2000mに戻る中山金杯なら、能力を十分に発揮できるはずだ。

 充実度ならクレッシェンドラヴ(牡6歳、美浦・林徹厩舎)も負けてはいない。

 一昨年はやや長めの距離を使われていたクレッシェンドラヴだが、2000mを使うようになった昨年から本格化。自己条件を突破すると福島民報杯(L)、七夕賞(G3)と続けて2着し、一気にOP入りを果たしている。

 一流馬との戦いになった昨秋のオールカマー(G2)では最後の直線で不利もあって5着と、今一歩の結果に終わったが、得意の福島に戻った前走の福島記念(G3)では1番人気に応える重賞初制覇。勢いに乗って重賞連勝を狙う。

 出走できればブレステイキング(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)には、ここでも通用する堅実さがある。

 ここまでキャリア11戦、馬券圏内を外したのは、わずか3度という堅実派のブレステイキング。常に馬券に絡む安定した先行力が最大の武器だ。前走のチャレンジCでは、やや位置取りが後ろになったものの、最後の直線しぶとく伸びて3着。ハンデも手ごろで収まるココなら、大崩れはなさそうだ。

 このまま引き下がるわけにはいかない。ギベオン(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎)が巻き返しに燃えている。

 前走のチャレンジC(G3)ではL.デットーリ騎手が騎乗することが話題となり、1番人気に推されたギベオン。しかし、最後の直線で他馬と接触した影響もあって9着に惨敗している。クラスが上がると厳しいが、G3なら上位の存在。ここはしっかりとリベンジしておきたい。

 他にも重賞好走が続くカデナ、ディセンバーS(L)2着と調子を上げてきたウインイクシード、重賞の常連ノーブルマーズなど、実績のある伏兵陣もスタンバイ。今年も面白いレースになりそうだ。中山金杯は1月5日の15時35分に発走予定となる。