画面の破損や水没などスマホのあらゆるトラブルを解決してくれる“スマホ修理店”。ひと口に言ってもさまざまな店が展開されているため、「どのような修理店を選べばいいかわからない」と悩む人も多いでしょう。そこで今回はスマホ修理をおこなっているプロに、「スマホ修理店を選ぶ際の基準」について取材しました。プロ目線からの回答なので、今後の店選びの参考になるかもしれません。
スマホ修理のプロに「スマホ修理店事情」について聞いてみた!
正規店と非正規店に違いはあるの?
「スマホ修理店の選び方」について回答してくれたのは、スマホ修理をおこなっている「スマホステーション」の修理担当者。以前も「スマホを充電する最適なタイミング」について教えてくれたスマホ修理のプロで、今回も詳しく話を伺うことができました。
●「スマホを充電する最適なタイミング」については→こちら
――そもそもスマホ修理店には正規店と非正規店がありますが、それぞれにどのような違いがあるのでしょうか?
スマホステーション修理担当者:『まず正規店と非正規店の大きな違いは“取り扱っている部品”で、正規店は純正品、非正規店は互換品を使っていることが多いです。
他は『保証内容』に違いがあって、たとえば正規店の場合、購入からの初期保証や加入可能な有料保証があります。初期保証は初期不良などが対象、有料保証は『AppleCare+』のような形式が多く、加入者は安価な修理が可能です。
一方で、非正規店は独自の保証を設けていることがあり、保証期間にばらつきがあるため修理依頼時に確認が必須です。非正規店での修理後、正規修理保証は対象外となる可能性が高いですね。
修理費用に関しては、非正規店は純正ではなく“互換品”を使用するため、安価で修理できることが多い印象を受けます。正規店は保証内の場合、安価な修理費用で済みますが、保証外だった時は高くつくことも少なくありません。
また、修理依頼した端末のデータの返却方法にも違いがあります。非正規店は故障部位を交換するため、基本データは“そのままの状態”で手元に返ってきますが、正規店の場合は症状によって本体を交換する場合もあり、データを“初期化した状態”で手元に返ってくることもあります。
これはちょっとした違いですが、正規店の多くは事前予約が必要で、非正規店は予約受付と飛び込みの対応をしている店が多いですね』
やはり、修理店を利用する側として費用が気になるところですが、非正規の方が互換品のために安く済む模様。しかし純正品ではないことで、受けられるはずだった修理保証が受けられなくなるため、価格だけを基準に利用するのは損する可能性があります。しっかりとスマホの保証期間を確認した後、正規店か非正規店のどちらが目的とマッチするか考えるべきでしょう。
「非正規店の方が失敗しやすい」という、うわさは本当なのか?
続いて質問したのは、ネット上で囁かれている「非正規店だと修理に失敗することが多い」といううわさについて。スマホ修理のプロとして、どのような回答なのか気になりますね。
――iPhoneの激安修理店(非正規店)では修理の失敗がよくあると耳にしたのですが、やはり正規店の方が失敗するケースは少なくなるのでしょうか?
スマホステーション修理担当者:『やはり修理スタッフ技術や設備は店によって違うため、修理に失敗する可能性はゼロではありません。
正規店は修理可能部位が絞られていることが多く、画面やバッテリーなどであれば部位交換をする場合もあります。…