木村拓哉が主演する4月期のフジテレビ系月9ドラマ『風間公親-教場0-』のキャストが「豪華すぎる」と話題になっている。期待が高まる一方、万が一にも失敗できない布陣となったことで「もしコケたらキムタク神話が崩壊する」とも指摘されているようだ。
同ドラマは、2020年、2021年に警察学校を舞台にしたスペシャルドラマとして放送された『教場』シリーズの“エピソードゼロ”を描くもの。木村演じる主人公の風間公親が警察学校の教官になる前、刑事指導官として新人刑事の教育に当たっていた時期を舞台にして、風間が冷酷な性格になった理由や、何者かに襲撃されて右目が義眼になった事件の真相などが明かされると示唆されている。
風間とバディを組む新人刑事役として、新垣結衣、北村匠海、染谷将太、白石麻衣、赤楚衛二の5人の出演が決定。いずれも主演クラスのキャストばかりで、月9史上でも類を見ないほどの豪華さとなっている。最初に木村と初共演となる新垣の出演が発表された時点で話題を呼んでいたが、その後に北村や染谷らの出演が小出しに続々と追加発表されたことで「どこまで豪華になるんだ」と反響が広がった。
それで終わらず、最大の“隠し玉”とみられるキャストが判明。11日付の「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)が「坂口憲二が電撃復帰!『教場0』で木村拓哉と19年ぶり共演の舞台ウラ」と題し、2018年5月末から病気療養で無期限の活動休止となっている坂口憲二が今作で復帰すると報じたのだ。
局側は坂口の出演について「制作の詳細についてはお答えしておりません」とコメントしているが、記事では風間公親スタイルの木村と口ひげをたくわえた坂口のロケ現場でのツーショットが掲載され、2人が談笑している様子も確認できる。坂口のドラマ出演は2014年の『続・最後から二番目の恋』(同)以来9年ぶり、木村との共演は2004年のドラマ『プライド』(同)以来となる。ファンにとっては「奇跡」ともいえる電撃復帰で、先述の新人刑事役5人に勝るとも劣らない注目度となりそうだ。
ただ、ここまで豪華にしてしまうと「絶対に失敗できない」というプレッシャーが強まる。木村といえば、公開中の主演映画『レジェンド&バタフライ』のプロモーションに過去にないほど力を入れ、宣伝のために20本超の番組に出演。その甲斐あってか、公開25日間で興収20億円突破したことで「さすがキムタク」と称賛された。
しかし、実際は「想定の数字に届いていない」とされ、今月5日付の「文春オンライン」(文藝春秋)では「制作費がかさんで20億円超になり、当初は興収50億円を目指していたが、公開初週の結果を受けて30億円ほどに下方修正された」などと伝えられている。つまり現状では「赤字」というわけだ。興収ランキングでもトップになったのは初週だけで、2週目でアニメ映画『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』に首位を奪われ、以降は下がる一方となっている。
これでオールスター級の豪華キャストに隠し玉までそろえた『風間公親-教場0-』が不振となったら、いよいよ「キムタク神話」の陰りを認めざるを得なくなる。逆に言えば、ここでドラマが大ヒットすれば「キムタク健在」の印象が強まり、スーパースターとしての評価が盤石となるだろう。これまで数々の月9ドラマに出演してきた木村だが、今作は特別な意味を持つ作品になりそうだ。