人気キャバ嬢のエンリケ(小川えり)がタレント・田村淳(ロンドンブーツ1号2号)の公式YouTubeチャンネル「田村淳のアーシーch」に出演。自身が経営していた銀座のクラブ「シャンパンサロンエンリケ」で昨年に起きた、手伝い兼客の男性が泥酔し更衣室に放置されたまま死亡する事件について言及。「旦那さんの事業を手伝ってたっていう感じです」「(お酒を)強要させたわけではない」「自分自身もキツかった」などと釈明したが、ネット上では理解を示す声が寄せられる一方、厳しい言葉もあがっている。
名古屋・栄の元人気キャバ嬢で多い月には月に5億円も売り上げたことから「日本一のキャバ嬢」とも呼ばれたエンリケ。キャバ嬢を引退した2019年頃から頻繁にテレビ番組などのメディアに出演するようになり、「シャンパンサロンエンリケ」や名古屋の寿司店「鮨エンリケ」など飲食店を経営するのに加え、他の事業も手掛けるなど経営者としても手腕を発揮していた。
そんなエンリケが厳しい立場に追い込まれたのが、昨年8月のことだった。「週刊文春」(文藝春秋)が、前述の「シャンパンサロンエンリケ」で起きた事件についた報道。その前月7月にエンリケは投稿から24時間で消えるInstagramのストーリー機能を使って「一気飲みやお酒の強要があったわけではありません」などと釈明コメントを投稿し、さらに「文春」の取材に対し「ご冥福をお祈りすると共に、謹んで哀悼の意を表します」と回答していたが、事件直後にエンリケが夫婦でヨーロッパ旅行に旅立ち、各地で楽しむ様子をインスタ上にたて続けにアップしていたため、批判が殺到。
これを受けエンリケは同年8月、自身のYouTubeチャンネル上に動画を投稿し、「イッキしたりとか煽りなど一切なかったことを、私は断言できます」「今後二度とこのようなことが起きないよう徹底してまいります」と投稿したものの直後に動画を削除。店側がスタッフに事件に関して口外禁止の罰金付き誓約書を書かせていたことも判明するなどして、厳しい声が寄せられていた。
さらにエンリケの夫(昨年10月に離婚)がインスタ上に、「文春」に亡くなった男性の遺族のコメントが載っていることについて
<警察から口外禁止を言われているのに記者にコメントしたなんて事は絶対にないと信じているが もし、万が一本当にあんな事実と違う事を言っていたのならお見舞金とかそんな話ではなくだいぶ話が変わってくる>
<情報流出の犯人は 会社のルールを破ってるから徹底的に犯人探しをして然るべき責任を取らせなきゃいけない>
などと投稿したことから物議を醸した。
このほか、エンリケは自身が経営する「エンリケ空間」をめぐる出資法違反疑惑も浮上。昨年9月に「文春」は、「エンリケ空間」が「買取パートナー」事業として契約者のお金でブランド品を購入し、物品のやり取りなく形式的に買い取ることで「半年で12%の利益を還元する」とうたっていたが、契約者に約束の期日を過ぎてもお金は振り込まれず苦情が寄せられていたと報道。再びエンリケが釈明に追い込まれることとなった。
「すごい泥酔してるって思えなくて」
まさに苦難続きのエンリケだが、今月5日に公開された田村のYouTubeチャンネル動画に出演し、改めて経緯を説明した。
エンリケはまず事件の舞台となったシャンパンサロンを始めたきっかけについて、
「そもそも自分でシャンパンサロンやろうと思ってなくて、旦那さんの提案で『やったほうがいいんじゃない?』って言われて。もう私は『夜(の仕事は)やめた』っていう認識でいたんで、『お酒系は引退』って思っていたので、やるつもりはなかったんですけど。(私は)旦那さんの事業の資金繰りみたいな感じで手伝ってたっていう感じです」
と説明した。続けて事件が起きた当日の様子について、
「(亡くなった男性は)そんなにすごい泥酔してるって思えなくて、顔色見た時も。休憩させてたっていう感じです。変な話、結構日常茶飯事で、(客が)潰れちゃうっていうことは」
と釈明。田村から「すごい状況になって放っていたというよりかは、泥酔しちゃった人がもうフラフラ酩酊状態になって自分では歩けないような人を、別室で休ませてた? ぐらいの?」と聞かれると、
「そうです、そうです。放置するために、とか、わざととか、そういうのではなくて」
「(お酒を)強要させたわけではないし、一気飲みも、煽ってばーってさせたわけではない、自主的に」
と語った。
また、事件直後にヨーロッパ旅行に行ったことについては、
「ブランドのファッションショーの招待だったんですけど、今思えば絶対断るべきだったんですけど。準備に半年ぐらいかかって、いろんな人たちが携わっていたので、4日後にキャンセルっていうのが、自分的には言いづらくって」
「(ヨーロッパ旅行には)お仕事もからんでます」
と説明。スタッフに誓約書にサインさせた件については、警察から事件について口外しないよう言われたための措置だったといい、あくまで夫が事務所でスタッフたちに書かせたものであり、自身は関与していないと釈明した。
最後に改めて田村から「経営者(である夫)と一緒にやってたパートナーでもあるでしょ? エンリケさんが。そのときって、どっちのほうがバランス強いんですか? 経営者としての旦那さんの力のほうが強いんですか?」と聞かれると、エンリケは
「強いです。パワーバランスは。なかなか意見は通りづらい。握ってたんで、彼が」
と答えた。このほか、一連の騒動についてエンリケが
「自分自身もキツかったし、この件自体が」
と吐露する場面もみられた。
<なんでも旦那のせいにしすぎ>
この動画配信を受け、ネット上では以下のように厳しいコメントが続出している。
<なんでも旦那のせいにしすぎ 全く反省してるように見えないし、自分は悪くないみたいな言い方>(原文ママ、以下同)
<何もかも『元旦那さん』が悪いといい全ての物事を他人のせいにし自身の精神的苦痛を『本当にヤバかった』などと発言し亡くなられた方やご遺族の方がいるのにも関わらず自身の守備的な発言しかしない>
<結局人のせいにして何にもせず>
<本気で自分が悪いと思ってない
<『被害者』って感じが滲み出てて>
<離婚したから私は悪くないみたいな感じがでて、全部旦那が悪いみたいに聞こえてエグい>
<今だったら旅行にいかない、SNSに載せないって言ってるけど今も営業のこと以外にも楽しそうにSNS更新してる>
また、今回エンリケが出演したのが田村のYouTubeチャンネル内で展開する、人生で一度失敗した人の話を聞いて再出発を応援する企画「セカンドチャンス」であることにも、次のように疑問が続出している。
<セカンドチャンス良いコンテンツだと思って見てるけど、トラブル渦中の人が出るのはちょっと違う気がする…>
<死亡事故に関わってる人間がセカンドチャンスに出るのは早すぎる。100歩譲って出るとしてもご遺族の方に聞いてから出るべきじゃないかな?>
<セカンドチャンスには早過ぎると思います 被害者からしたら何も終わってません>
<今、現在セカンドチャンスに出れるような人ではないと思います。まだ色々と解決してないでしょ…>
<セカンドチャンスには早過ぎると思います 被害者からしたら何も終わってません>
<被害者の方は大勢いて、今現在も悩んでモヤモヤした日々を送ってる。なにも解決していないのに、セカンドチャンスもないだろうと思う>
こうした声について週刊誌記者はいう。
「サロンで亡くなった方のご遺族の感情を考えると、エンリケが『セカンドチャンス』のような主旨の企画に出演して一方的に自身の見解を述べるということが適切といえるのかは疑問がある。また、エンリケ空間の事件についても被害者から警察に被害届が出され、返金などしかるべき対応はまだ終わっていない模様。彼女の言い分がなんにせよ、当時会社の代表取締役という立場にあったことは事実なので、まだトラブルが解決していない現段階での出演は時期尚早といわれても仕方ない」
現在は名古屋のキャバクラ店に復帰したエンリケ。ネット上の反応に何を思うのだろうか。
(文=Business Journal編集部)