EXIT兼近、連続強盗指示役「ルフィ」と“接点”で声明文 ルフィ更生の可能性は「低い」

 EXITの兼近大樹が、全国で相次ぐ強盗事件の指示役「ルフィ」の可能性があると指摘されている渡辺優樹容疑者(フィリピン入管施設で拘束中)と過去に接点があったことが判明し、大きな騒ぎになっている。メディア報道やSNSでの憶測が飛び交う中、兼近は31日付のTwitterで「弁明の余地もありません」「過去に干渉することはできないので、改めて今日から生きてる俺を知ってください」などとする声明を発表した。

 兼近は未成年時代の2011年に女子高生に売春を斡旋したとして売春防止法違反の疑いで北海道警に逮捕されて有罪判決を受け、翌年にも札幌で元ホストクラブ従業員の家から現金約1000万円入りの金庫が盗まれた事件への関与を疑われて再び逮捕された過去がある。窃盗事件は10日間勾留の末に不起訴処分となり、現在、兼近は自身の過去を赤裸々に明かした上で更生している。だが、当時の新聞記事に兼近と共に逮捕された人物として「不動産業・渡辺優樹容疑者」との記載があることが発覚したことで、ネット上で「兼近とルフィは窃盗グループの仲間だった!?」などと憶測が広がっていた。

 さらに、写真週刊誌「FLASH」(光文社)が渡辺容疑者の子分だったという人物の証言として、渡辺容疑者が「札幌の窃盗事件で俺にダマされて共犯者として捕まったのが、あのEXITの兼近なんだ」などと自慢していたと報道したことで、より騒ぎが大きくなった。

 ちなみに、兼近の自伝的小説『むき出し』(文藝春秋)には、バー経営を誘ってくれた“恩人”に「女性がさらわれたかもしれないから、確認のために知り合いの家の鍵を開けてきてくれ」と頼まれ、業者を呼んで開錠して無人だと確認したところ、後日警察がやって来て「開錠した家で窃盗があった」と知らされ、ハメられたことに気づくというエピソードがある。これが現実そのままの描写かどうかは不明だが、先述の証言や兼近が不起訴になったことを含めて考えると、窃盗事件に関しては共謀ではなく「ダマされた」とみるのが妥当かもしれない。

 「ルフィとの接点」をめぐる騒動を受けて、兼近は声明文で「沢山の声が届いてますが、多少脚色されたデマもありながら、ほとんどが既に公表している事実で、当たり前とは程遠い想像を越えたイカれ少年期を過ごしていましたため、弁明の余地もありません」と記し、過去に渡辺容疑者と関係があったことを事実上認めた。

 続けて「今、過去を知った人からしたら今日起きた事なんだと理解して日々過ごしています。因みに今もアルファベットすら出来ず、1桁の掛け算もままなりません」と想像を絶するような過去を生きてきたことを明かしつつ、「理解できない、何故こんな奴がこの世にいるのか、死ね、社会に出るな、で終わらせずに知ってください。それが被害者も加害者も減らし、分断をなくす一歩になります!あなた達が俺を殺しても、世界は変わりません」「皆、被害者の助けになるための活動は当然してると思いますが加害者を減らす事で被害者は減ります。過去に干渉することはできないので、改めて今日から生きてる俺を知ってください!そして皆様のその熱は、被害者を減らす方に使ってくれたら嬉しいです」などと思いを吐露している。

 Twitterで一般ユーザーからの質問にも答えており、「ルフィが今後更生することは可能と思いますか?その手助けや兼近さんにしかできない今後の犯罪者の更生支援など考えていますか?」と尋ねられると、兼近は「低いと思います!更生して欲しいと思ってますかね?戻ってきても社会的孤立確定です」と回答。その一方で「そんな人を生み出さないように取り残さないように恵まれない家庭支援や教育的な支援、最後に更生の支援の順番でやっています!地域格差や貧困格差にも目を向けています!でも放っておくのも違いますよね、、」と支援活動への考え方を明かした。

 また、先述の『むき出し』の中には、主人公から小学生時代に凄絶なイジメの対象にされていた女の子が転校した末に亡くなるというエピソードがあり、ネット上で兼近の「イジメ疑惑」が噴出していた。しかし、兼近はこれについて、「あの部分は主人公石山の妄想の中で、小学校であったいじめを思い出し、全部自分で背負う。背負うことで許されようとしている」というシーンであってフィクションだと説明している。

 まさかのかたちで過去が蒸し返されてしまったともいえる兼近だが、本人は自身の消えない過去と向き合った上で、子ども食堂への寄付や生活支援などを通して犯罪に手を染める人を減らすことで、犯罪被害者を減らしていきたいという思いを告白している。ただ、いまをときめく人気芸人である兼近と凶悪犯罪の指示役「ルフィ」の可能性がある渡辺容疑者に接点があったという事実はインパクトが大きく、今後も物議を醸すことになりそうだ。