本田翼が主演するTBS系火曜ドラマ『君の花になる』から生まれた期間限定のボーイズグループ「8LOOM(ブルーム)」の“ラストライブ”が4日に東京ガーデンシアターで開催された。当日はライブ配信が実施されたが、TBSチケット経由で配信チケットを買ったのに回線トラブルでリアルタイム視聴できない人が続出し、SNS上で「返金要求」の声が上がる事態となった。
同ドラマは、元高校教師の仲町あす花(本田)が売れない7人組ボーイズグループ「8LOOM」の寮母となり、彼らの“トップアーティストになる”という夢に寄り添って一緒に成長するオリジナルストーリー。8LOOMは、期間限定ながら現実の世界でもアイドルとして活動している。グループのリーダー兼センターを務める佐神弾役の高橋文哉の人気が爆発していることもあって、最初で最後のライブツアーのチケットが発売開始直後にソールドアウトになるなどファンが熱狂している。
そんな中、最後のライブステージが4日に開催され、チケットが取れなかった人や現地へ行けない人たちは配信で彼らの姿を見届けようとした。配信のチケットは「TBSチケット」と「Paraviレンタル」で購入する方法があったが、TBSチケット経由で視聴しようとした人たちから「全然つながらない!」「もう開始時間を過ぎてるのに『準備中』になってる」「ログインすらできなくなった」といった悲鳴が続出。Twitterのトレンドワードに「TBSチケット」が入るなど騒然となった。
ライブはアーカイブ視聴できるようになっているが、ファンにとっては「リアルタイムでメンバーや同じファンとライブの感動を共有する」ということに大きな意味があるため、TBSチケット経由での視聴をあきらめて「Paraviレンタル」で買い直す人も。途中からTBSチケット経由でも視聴できるようなったようだが、それでも「音や映像が飛ぶ」といった苦情が散見された。ドラマの公式Twitterがライブの告知をする際にTBSチケットのリンクを載せていたため、熱烈なファンほどそれに従ってTBSチケットで購入し、“被害”が拡大してしまった面があるようだ。
公演後、SNS上では「TBSチケットさんほんとあり得ない、リアタイしたかった」「最後にとんだケチ付けてくれたよTBSチケット…」「絶対に返金はしてほしい。 だって結局TBSチケットで1秒も見てないもの」「返金対応ができないか問い合わせした。リアタイできない配信チケットなんて初めてだよ」といった不満の声が噴出し、返金を求めるという人が散見される状況となった。
ドラマ低迷で「8LOOM」が唯一の収穫だったが…
TBSチケットの配信チケット販売ページには「※インターネット回線の突発的なトラブルによる公演の一時中断の可能性があることをご了承ください」「※お客様のインターネット環境に伴う閲覧の不具合に関しては当方は責任を負いかねます」といった注意事項が提示されているが、購入者からは「最初から見られないのは一時中断といわない」「視聴者の環境の問題じゃなくサーバーが原因だから返金してもらいたい」などと指摘されている。全国ツアーのチケットを売り出した際も、TBSチケットはサーバーが落ちて一時アクセスできない状態になるなどしており、今回のような事態は予想できたはずとみる向きもある。
ドラマはスタート当初に本田翼の演技が「棒読みすぎる」などと炎上し、ツッコミどころ満載の演出やストーリー展開も批判を呼び、視聴率は今期ワーストレベルで低迷。今作の唯一の収穫ともいえるのが「8LOOM」の存在だったが、配信トラブルによってTBSが自局のドラマに自らケチをつけてしまったような格好だ。
ファンの怒りの「返金要求」の声にTBSがどのような対応をするのか、今後の成り行きに注目したい。