シェフが客の顔に「モンブランぶっかけ」で物議…動画拡散で紹介制高級レストランに炎上騒動

 有名な紹介制高級レストランが炎上騒動に見舞われている。著名なオーナーシェフがモンブランを絞り器から客の顔に直接かける動画が拡散され、ネット上で「他の客に迷惑」「飲食店が食べ物で遊ぶな」などと批判が起きているようだ。

 騒動の発端となったのは、Twitterであるアカウントが14日に「スガラボありえない。東京から予約して行ったことあるけど、あの価格帯のお店がこんな下品なことしてるなんて。貸し切りなら100歩譲ってわかるが他のお客様いるんでしょ?ドン引き」などとツイートし、その場面を収めた動画などを投稿したことだった。

 動画では、高級レストランの店内でシェフがモンブランの絞り器を操り、皿の上に顔を出した女性客の鼻のあたりにそのままかけている様子が確認できる。女性客の鼻にモンブランがついた状態になって、シェフや連れとおぼしき客らは大笑いしている。画面に「#爆笑」とテロップが入っており、もともとはInstagramに投稿された動画のようだ。

 発端のツイートにある「スガラボ」は、完全会員制フレンチレストラン「SUGALABO」のこととみられる。同店は神谷町にある有名店で、大阪・心斎橋の「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」の最上階にも紹介制のコラボレストラン「SUGALABO V」を構えている。発端のツイートに「東京から予約して行った」と記されていることから、大阪の店舗での出来事なのかもしれない。

 同店はフランス料理界の巨匠ジョエル・ロブションの愛弟子である須賀洋介氏がオーナーシェフを務め、グルメサイト「食べログ」によると予算はひとり平均5万~6万円という高級店だ。動画のシェフは須賀氏とみられる。須賀氏は東京、ラスベガス、ニューヨークなど世界各地の一流レストランを取り仕切ってきた有名シェフで、2012年から『料理の鉄人』のリメイク版として放送されていた料理対決番組『アイアンシェフ』(フジテレビ系)に「フレンチの貴公子」として出演していたことでも知られている。

 「モンブランぶっかけ」はツイートにあるように貸し切りではなく他の客もいる場で行なわれたようで、背後に映っている別テーブルの白人女性はドン引きしたように冷たい視線を送っているように見える。また、須賀氏とみられるシェフが客席でモンブランをかけた女性の脚を担ぐような格好ではしゃいでいる写真や、タレントの明日花キララに「胸を触りたい」などとジョークを飛ばす動画なども拡散されているようだ。

 これにネット上では「特別な日に5万払って奮発して行った横でこんなことされたら泣くと思う」「シェフが食べ物で遊ぶな!」「仲間内でやってるならいいけど、他の客がいるところでやるのは常識を疑う」といった厳しい声が数多く書き込まれている。しかし、その一方で「紹介制で自分の店なんだから別にいいのでは」「機材に直接触れてるわけでもないし、料理のおいしさには関係はないから問題ない」といった擁護コメントもあり、賛否両論となっているようだ。

 飲食店で店員の悪ノリ動画が拡散される“バイトテロ”は以前からよくあったが、今回は発端となったのがシェフという部分でも驚きの声が広がっており、今後も物議を醸しそうだ。