King & Prince、メンバー脱退騒動で転売ヤーの餌食に 新曲FC限定盤が定価の数十倍に暴騰

 ジャニーズの人気グループ「King & Prince」(キンプリ)の11thシングル「ツキヨミ/彩り」が9日に発売され、ファンクラブ限定盤の高額転売が横行していることが判明した。一般販売分でも特典付きはプレミア化し、過去作の限定版もオークション相場が軒並み上昇していることから、いわゆる「転売ヤー」の格好の餌食になると危惧されているようだ。

 もともとジャニーズ内でもトップクラスの人気グループだったキンプリ。4日にメンバーの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人が来年5月で脱退し、平野と神宮寺が脱退と同時、岸が同年秋にジャニーズ事務所を退所すると発表されたことでファンに激震が走った。

 3人の脱退後も、残った永瀬廉と高橋海人でキンプリを継続する。だが、5人のキンプリを見られるのは、あと半年しかない。そんな状況で発売された11thシングル「ツキヨミ/彩り」は、ファンの「応援買い」もあって爆発的な売上になる見込みだ。

 しかし、その人気ゆえに異常な「高騰」が起きることに。同シングルは、DVD付き初回限定盤A、DVD付き初回限定盤B、CDのみの通常盤、ファンクラブ会員のみ購入できるDVD付きの「Dear Tiara盤」の4形態がある。その中でも「Dear Tiara盤」は希少性が高く、オークションサイトへの出品が散見されるのだが、その値上がりぶりが尋常ではないのだ。

 「Dear Tiara盤」の定価は税込み1650円だが、大手オークションサイト「メルカリ」では2万~6万円での出品が続出。2万~3万円台は売約済みになっているものが多く、9日午前時点での最高落札額は8万2000円となっている。実に定価の約50倍で、それほどのお金を出しても「ほしい」という人がいる熱狂ぶりだ。

 一般販売分も特典付きはプレミア価格となり、フォトカードもしくはクリアポスター付きの初回限定盤(税込み1650円)はAmazonのマーケットプレイスで5000円前後で販売されている。以前から限定盤がプレミア化することはあったが、今回の「暴騰」ともいえる状況は脱退騒動の影響ではないかと指摘されている。

5人での「ラストツアー」のチケットも標的に?

 これほど値上がりするとわかれば、人気商品の転売で稼ぐ「転売ヤー」たちが放っておくはずがない。3人の脱退までに発売されるシングル、アルバム等の限定盤が狙い撃ちされるのは間違いないだろう。さらに、来年5月までに5人体制での最後のコンサートツアーが開催された場合、ファンと転売ヤーが入り乱れたチケットの激しい争奪戦が起きるとみられる。

 同じジャニーズの人気グループ「なにわ男子」のデビューツアーでは、ファンクラブ会員価格7400円(税込み)のチケットが10万円以上で転売された。キンプリの「5人での最後のツアー」となれば、それをはるかに上回る暴騰になるとみられる。

 CDの限定盤にしてもコンサートチケットにしても、5人の姿を目に焼きつけたいファンの手に届いてほしいものだが、今のところ目ざとい転売ヤーたちの参入は避けられない状況といえそうだ。