今シーズンは不調が続いているプロゴルファーの渋野日向子(23)が、同じくプロゴルファーの石川遼(31)に心酔して共に合宿練習するなど行動を共にする時間が長く、石川とそのコーチである田中剛氏のアドバイスしか聞かなくなっていると、2日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。
2019年に初出場した全英オープンで優勝し、瞬く間に“時の人”となった渋野だったが、直近3年で優勝はわずか2回、今年に限れば優勝はゼロと不調が続いている。20年末には、プロデビュー前から渋野を支え全英オープン優勝へ持ちびいた青木翔コーチとの契約を終了。渋野はコーチを置かずに先輩選手の助言を得ながらプレーを続けていくとしていたが、「新潮」によれば、まさに青木コーチと離れた頃から石川と田中コーチらと頻繁に合宿というかたちで練習を共にするなど、親密になっていったという。
一方、石川も好調とはいいがたい状況が続いている。07年に当時まだ高校生だった石川はアマチュア枠で出場したプロゴルフ大会で史上最年少優勝という快挙を達成し、13年には本格的に米国ツアーに参戦するため拠点を米国に移転。だが、故障の影響などもあり成績は低迷し、18年からは日本ツアーに本格復帰。19年12月の「日本シリーズJTカップ」で優勝して以降、3年にわたり優勝から遠のいている。
そんななか、不祥事が世間を騒がせたことも。昨年11月、新型コロナウイルス感染拡大防止策として国は外国から帰国後の14日間自主隔離ルールを設けていたが(当時)、石川がそれを破りゴルフ場で一般人に混ざり練習したり飲み会を行っていたことが発覚。JGTO(日本ゴルフツアー機構)副会長と選手会副会長を辞任し、1カ月間の出場停止処分を受けたことは記憶に新しい。
「渋野が青木コーチと袂を分かった理由は、いまいちはっきりしないが、全英オープンで優勝した翌年は成績が低迷していたので、渋野としては再スタートを切りたかったのかもしれない。もっとも、石川と田中コーチに付いたからといって成績が上向いているわけではなく、そもそも石川自身が不調が続いており、マイナスとマイナスが合わさったところで良い方向に行くとは考えにくい。
コーチをつけていなかった松山英樹が目澤秀憲氏とコーチ契約をして、その翌年のマスターズで日本人初の優勝を果たし、以降も一定の成績を維持しているが、プロゴルフはコーチの存在が選手のパフォーマンスを大きく左右するスポーツ。渋野も信用できるプロのコーチをつけて心身ともにサポートを受けたほうがよいのでは」(スポーツ紙記者)
似た境遇を経験
石川遼は16年に中学時代の同級生だった一般女性と結婚し、現在は既婚者という身。一方の渋野日向子は独身で、21年1月には週刊誌「フライデー」(講談社)によって、テレビ東京の野沢春日アナウンサーとの交際が報じられていたが――。
「野沢アナとはすでに破局している模様。『新潮』によれば、渋野が石川と会う際はいつも田中コーチはじめ他のスタッフも一緒ということなので、男女の仲というわけではないだろう。個人競技のゴルフは自分のメンタル状態にパフォーマンスが大きく左右されるスポーツでもあり、全面的に頼ることができる存在が不可欠。今の渋野にとっては、それが石川と田中コーチということなのだろう。
プロデビューまもなくして全英オープン優勝を果たしスターになった渋野にとって、石川は非常に似た境遇を経験していることもあり、共通の悩みを持つなど、わかりあえる部分が多いのかもしれない。プロのアスリートが新たなステージを迎えるタイミングでコーチやスタッフを変えながらプレーを続けていくというケースは珍しくない。渋野が一流のアスリートで今後も長きにわたりゴルフ界を支える存在であり続けることは間違いないだけに、長期的かつ客観的な視野を持って自分の置かれた境遇と向き合っていってほしい」(スポーツ紙記者)
(文=Business Journal編集部)