バラエティ番組で大暴走…NEWS増田貴久を“異質のジャニーズ”にした鋼のメンタル

 人気番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の名物企画「グルメチキンレース・ゴチになります!」の最終戦まで、残りわずかとなってきた。現在、レギュラーメンバーの総支払額は池田エライザが約100万円で最下位を独走。その後、千鳥・ノブに続いて支払額が多いのがNEWS増田貴久だ。

 2年前の2020年、「ゴチになります21」の新メンバーとして本田翼とともに加入した増田。本田はエライザ同様に最下位を独走して同年末にクビ宣告されたが、増田はしぶとく残留した。翌21年も最終戦でトップを飾り、クビを回避するという悪運の強さを見せた。今年はどうなるのか見ものだが、そんな増田のストロングポイントが今、改めて注目されている。

「いついかなる場面でも飾らず、自分というものを出し切る強さです。それは往々にして『ゴチ』の会場をシーンとさせ、時間を止めてしまうのですが、彼はまったく意に介さない。『スベり知らず』という言葉がありますが、本当に『スベる』という単語を知らないかのように、場を呆れさせても何らビクともしないメンタルの持ち主です」(テレビ業界関係者)

 メニューを注文するとき、増田はやたらと高い声でオーダーする。今やそれにも慣れてしまったが、メンバーからたしなめられたり苦笑いされたりしても一向にやめようとしない姿勢は、まさに鋼の精神力だ。

 9月22日放送回では、声優としても活躍する俳優の津田健次郎が「ゴチ」のVIPチャレンジャーとして登場。ダンディーな声の持ち主として知られる津田に影響されたのか、増田は低い声でオーダーした。その変化に一同が驚くが、増田はすぐにいつもの甲高い声に戻ってしまう。この日、ノブの代役で来ていたNON STYLE・井上裕介が「情緒いかれてんのか?」とツッコミ、ナインティナイン・矢部浩之が「いっつもや」と指摘していた。

 さらに、増田はアワビのソースについて感想を言った際、井上を見ながら「今の(食リポ)うまいですよね? 今、ソースの感想、うまかったですよね僕」と称賛をほしがった。お互い見つめ合う謎の時間がしばらく続き、井上は「めちゃくちゃ俺見られてるけど……どうした?」と困惑。ナインティナイン・岡村隆史が「そういうときはスッと目線を外せば」とアドバイスしていた。

 10月6日の放送では創作中国料理で対決。増田は「生トリュフ香るスープ入り蒸し餃子」を注文し、食べる前に「やっぱ断面見たいですよね。中がどうなってるか」と振っておきながら、それをまったく見せずに食べてしまうという暴挙に出た。期待していた一同からはブーイングが起こり、ノブから「断面見せろや、断面わい!」、エライザも「めっちゃ腹立つ」、岡村も「ゴチ史上最も腹立った」と声をあげたほどだった。

憎めないキャラを確立、抜群の歌唱力

 増田は10月20日放送の『トークィーンズ』(フジテレビ系)でも、その精神力の強さを披露していた。同番組にゲスト出演した際、指原莉乃、いとうあさこら圧の強い女性陣の中でもひるむことなく、臨んでいたのだ。

「番組の中で彼は『あさこさんとはよく飲みますよね』と告白。これに、いとうも『コミュ力が天才的な人だなというか、人に嫌われないよね』と指摘すると、増田は『そうね』と、こともなげに認めていました。

 また、潔癖な一面があるという彼は、たとえば靴の中が汚れていると靴下の裏も汚くなるのではという恐れから、他人の靴の中も気になると言及。メイクさんなどのスタッフや、飲食店でヒールを脱いで入って来る女性の靴の中も見てしまい、時には『汚っ!』『臭っ!』と直球で指摘することもあるそうです」(芸能ライター)

 ほかにも、スタジオの女性陣に「(靴の中)みんな見せて~」と呼びかけるなど暴走していた増田。これに指原は「誰かと気、合います?」「けっこうヤバいと思う」などと引いていた。

「無理に周囲に溶け込もうとせず、我が道を行くその強気がどこからきているのかはわかりませんが、逆に振り切ることで“あきれられながらも憎めない”キャラを確立させました。一方で、ファンは彼が抜群の歌唱力を持つことを知っています。実際、その美声はアイドル・増田を再認識させるのに余りある。そうした魅力と世間的な彼の見え方、評価とのギャップもあって、ファンはより彼のことを応援したくなるのでしょう」(前出のテレビ業界関係者)

 ともすれば誤解されがちだが、それを楽しんでいるようにすら見える増田。その裏に、ジャニーズアイドルという自負と矜持があるからなのだろうか? いずれにしても「ゴチ」の残りのクビレースから目が離せない。