当サイトの人気企画「パチスロ5号機回想」シリーズ。当記事では、知る人ぞ知る名機や当時の話題作を改めて振り返りたい。
今回ご紹介するマシンは、ミズホの『青ドン』と平和の『アクアビーナスK』で、いずれも、ノーマルタイプ屈指の完成度で多くのファンを魅了した名機である。
『青ドン』
2007年リリースの本機は、5号機初の『ハナビ』シリーズとして登場。巨大液晶をメインとした筐体ながらも歴代シリーズのリーチ目を完全継承しており、通常時の小役目押し、ビッグ中の獲得枚数アップ打法などの技術介入要素もしっかりと組み込まれている。設定は「1」「4」「6」「H」の4段階だ。
ボーナスは赤七ビッグ、ドンちゃんビッグ、ボーナスゲームの3種類で。これらボーナスは小役と同時成立する可能性があり、重複期待度が最も高いのは斜め氷で、成立時は設定を問わず50%でドンちゃんビッグへと結び付く。
ビッグ中は技術介入をすることで枚数アップが可能。予告音発生時に予告液晶画面下部にチェリーが表示されれば左リールに同じ色のチェリー絵柄を目押し、非表示の場合は逆押しで中リールに氷絵柄を狙い、左リール中段に暖簾絵柄2コマ下の氷絵柄をビタ押しして特殊14枚役を2回奪取できれば、通常消化よりも11枚多い362枚の獲得が見込める。なお、ボーナスゲームの獲得枚数は純増104枚だ。
また、ビッグ中は打ち上がる花火の種類によって設定を示唆し、「V字花火」の頻発は高設定に期待。「三連ドン花火」は設定6orH確定で、振り分け割合上、ほぼ設定Hが約束される。
本機には救済措置として天井機能を搭載しており、ビッグ後は1200G、REG後は800GでRTが発動。1G純増約0.4枚のRTはボーナス当選まで継続するほか、設定変更してもクリアされないといった特徴もある。
『アクアビーナスK』
「ハイビスカスが光ればボーナス確定」という、非常にシンプルなゲーム性で登場した本機だが、その告知までのルートが非常に秀逸だった。
本機のボーナスは単独のほか、チェリーや「リプレイ」と重複する可能性がある。このうちメインはリプレイ重複で、ボーナス成立後は必ずリプレイ出現率がアップするため、リプレイが連続すればするほどボーナスに期待できるというわけだ。
リプレイ連続時はリール右の「アクアランプ」が点灯。リプ&リプ2連で下部、リプ3連以上で上部が光り、リプレイが4連続した場合はボーナス期待度75%以上となる。
一方の演出面だが、告知タイミングはレバーONから第3停止まであり、告知ランプ非点灯の状態から左リール1確目停止によるボーナス確定パターンや、ハイビスカスが特殊点滅すればビッグ濃厚というレアパターンもあるなど、シンプルながら打ち手を飽きさせない仕上りも本機が評価された理由のひとつといえる。
そして本機はスペック面も超優秀で、設定6のボーナス合算出現率は約1/150、出玉率は最大「110.2%」と、首尾よく高設定を掴み取れれば安定した勝利が見込めたのである。