今月オープンしたジャニーズ事務所のアクスタ販売専用サイト「Johnny’s アクスタ Fest」で多くのタレントのアクスタを一斉に数量限定販売したところ、サイトにつながりにくい状況となり購入できないファンが続出。さらに高額転売も多数発生したことから完全受注生産に切り替えられたことで、ファンから苦情と歓喜の声が入り乱れる炎上騒ぎに発展しているようだ。
ジャニーズタレント関連グッズのネット通販といえば、「Johnny’s ONLINE STORE」が開設されており、各グループのライブツアーや舞台の関連商品、タレントのポートレート、連続テレビドラマ関連グッズ、ライブのBlu-rayなどが販売されている。
たとえば9月16日現在の「NEW ARRIVAL(新着商品)」には、Sexy Zoneのシングル「Trust Me,Trust You.」のMVオフショットや、なにわ男子の「Greeting mini Photo Collection 2022」、櫻井翔ら嵐メンバーの「ポートレートシリーズ」オリジナルフォトなどが並んでいる。
また、「MERCH MARKET」では三宅健やSnow Man、Hey! Say! JUMP、NEWS、A.B.C-Zのライブツアー関連のグッズを販売。各メンバーの「推し活キーホルダー」(2000円)や「ジャンボうちわ」(800円)、「クリアファイル」(600円)、「フェイスタオル」(1600円)、「ペンライト」(2300円)、「ショッピングバッグ」(1700円)、「オリジナルフォトセット」(900円)、「トレーナー」(5000円)などが売られている。
ちなみに大半の商品が期間限定販売となっているが、「販売期間内であれば確実にご購入できます。売り切れになる事はございません」と記載されており、ファンにとっては焦ることなく安心してお買い物を楽しめるよう工夫されている。
「たとえば紙のオリジナルフォトは180円で買えたりと、未成年のファンも多いことに配慮しているためか、より多くの人が購入できるよう全体的にかなり良心的な価格設定になっている」(週刊誌記者)
<悪スタ>
そんなジャニーズグッズの定番商品といえるのが「アクスタ」ことアクリルスタンド。そのネーミングどおり1メートルほどの高さのアクリル板にタレントの全身写真などを貼り付けたもので、ファンは自宅で推しのタレントと“一緒にいる”ような雰囲気を楽しめるとして人気グッズとなっている。
そのアクスタ販売専用のサイト「Johnny’s アクスタ Fest」が9月10日にオープンしたのだが、東山紀之や木村拓哉、KinKi Kids、TOKIOらベテラン勢からジャニーズWEST、なにわ男子などフレッシュなメンバーたちのアクスタが数量限定で販売されたことからアクセスが集中。サイトにつながりにくい状況が約2日間にわたり続き、購入に必要な会員登録ができなかったり、希望する商品を購入できないファンが続出。さらには転売ヤーによってフリマアプリなどに高額で商品が流通する事態となり、ジャニーズ事務所は13日、
「多くの方がご購入いただけなかったことを受けまして、ファンクラブ会員限定の再販売を行うこととなりました。再販売につきましては、完全受注生産とさせていただきますため、商品のお届けが2023年春以降となります」
と方針転換を発表。
これに多くのファンが喜ぶ一方、「数量限定販売」のためつながりにくいサイトと悪戦苦闘してなんとかグッズを手に入れたファンもいたため、以下のように怒号かのような不満が続出している。
<悪スタ>(原文ママ、以下同)
<最初アクスタfestが発表されたときは皆数量限定じゃなくて受注生産にしてと言ってましたが、数量限定のままなのでサバ落ち確定。だから覚悟決めて送料度外視で必死で購入したんです。それがクレーム入ったからといって予定数終了の数日後に受注生産は違うんじゃない?>
<全商品販売予定数終了後、33時間後に再販の発表できるなら、アクスタfest開催のお知らせ〜当日までの1週間ジャニーズ事務所は何してたのかな?>
<最初から完全受注再販するつもりだったんだろうな。これならジャニーズ事務所は本当に詐欺事務所>
<ジャニーズ事務所は1回痛い目みてほしい。今回問題なのは、アクスタfestの情報出たときから受注販売の声が出てたにも関わらず数量限定を決行、販売予定数に達し次第販売終了の記載あり&全商品予定数終了したのに完全受注再販を発表したこと>
<付加価値をつけて数量限定のはずでは?勝負に勝った人達だけが損をするやり方は納得いきません。せめて予定数終了って発表しなければこの言い分は通ったかもしれないがsold outを出してる時点でダメ>
景品表示法違反との指摘も
さらに、いったん数量限定販売と宣伝していた商品を完全受注生産で再販売したことについて、景品表示法の有利誤認表示に該当するのではないかという指摘まで出る事態となっている。
「ライブのチケット販売やオンライン配信などで『サイトにつながりにくい』というのはジャニヲタにとっては“お決まりのパターン”なので、ある程度は慣れている部分はある。今回のアクスタ Festの件でいえば、一挙に大勢のタレントのアクスタを数量限定で発売し、かつサイトのオープンを週末の土曜に設定したことがまずかった。かなりのレベルの販売数が想定されるのに、なぜわざわざ数量限定にする必要があったのかも疑問。はじめから完全受注生産にしたり、オープン時点ではアイテム数を絞って徐々に増やしていくようにしていれば、こうしたトラブルは起きなかったのではないか。
もともとジャニーズはネットやSNS上での展開に及び腰の事務所として知られていたが、ここ数年でネット解禁を加速。特にライブのオンライン配信はリアルでのライブと遜色ないチケット料金で事実上無制限で観客を集められることがわかり、ジャニーズのドル箱と化しているという声も聞かれる。ネット本格進出からまだ時間が浅いこともありノウハウが不十分な面もあるだろうが、今回のようなトラブルを重ねながら徐々にサービス品質の向上がなされていくだろう」(テレビ局関係者)
(文=Business Journal編集部)