ゆたぼん「不登校児に勇気を与えた」報告も具体性なしで疑問の声 日本一周中に炎上多発

 クラウドファンディングで資金を集めて日本一周企画に挑戦している「少年革命家」こと不登校YouTuberのゆたぼんをめぐって、炎上騒動が相次いでいる。

 日本一周企画は「全国の不登校の子どもなどに元気と勇気を与えたい」という名目で487万円の資金を集め、6月末に専用車「スタディ号」で出発。最初こそ新潟で不登校児と触れ合うなどしたものの、以降は各地の名所を訪れたり、支援者からご当地グルメをご馳走になったりといった動画が増えたことで「ただの食い倒れツアー」「観光してるだけでは」などと批判され、一時は支援金の返金を求める署名活動にまで発展した。

 ゆたぼんは「35人以上の不登校児に会っているけど、撮影と掲載の許可をもらえなかった」と説明していたが、今月13日に投稿した動画で不登校児と触れ合ったことを久々に明かした。

 動画は「生まれた町で不登校の子に元気と勇気を与えてきた」と題され、ゆたぼんの生まれ育った大阪で撮影。支援者から誘われた地元の体操クラブを訪れ、トレーナーのサポートを受けながらバク転を成功させるなどした。

 その後、ゆたぼんは支援者にご飯をご馳走になって不登校児と会ったことを報告。しかし、支援者や不登校児は「顔出しNG」とのことで、顔を隠した不登校児とのツーショット写真が提示されたのみで具体的な触れ合いの内容は明かされず。ゆたぼんが「不登校やからアカンということじゃない」「やりたいことを全力でやって自由に楽しく生きて、ハッピーで笑ってたらいいんちゃうかな」などと語るにとどまった。

 しかも、8分の動画のうち大半は体操している場面で、最後の3分間は過去シーンをまとめたエンディング映像。「不登校の子に元気と勇気を与えてきた」というタイトルと内容が合っていないと疑問の声が集まっているようだ。ちなみに、異常にエンディングが長いのは、8分を超えると動画の途中に広告を入れられることが関係している可能性もある。
(参照:YouTubeヘルプ「長い動画のミッドロール挿入点を管理する」)

 これに限らず、最近のゆたぼんは炎上続きだ。3日に人気YouTuberグループ「Repezen Foxx」のライブ配信に出演した際、中学2年生なのに九九のかけ算に苦戦したことで心配の声が集まる事態となった。

 ゆたぼんは8日に自身のTwitterで「九九ができひんとか本気にしてる奴マジで笑えるねんけど、エンタメもわからんとか終わってるやんw」と記し、企画を面白くするための“演出”だったと主張。しかし、これに対して「不登校で九九が言えないとか心配になるだけで面白いわけない」「演出でも『九九すらできない』ってイメージが広まったら他の不登校児の立場が悪くなる」などといった意見が寄せられ、炎上騒ぎになった。

交通事故の「救助動画」にもなぜか批判

 また、10日には「事故った車を助けました!」と題した動画で交通事故の現場に遭遇したことを明かし、父親や他の目撃者らと一緒に高齢の女性運転手を助けたことを報告。ふつうなら手放しで称賛されるべきことだが、これも炎上騒動になった。

 女性運転手は事故前にゆたぼんたちが乗った「スタディ号」の前方をフラフラと走っており、ゆたぼんたちはクラクションを鳴らしつつ動画を撮影。救助の場面でもカメラを回し、女性が救急車に乗せられて処置を受けている場面を動画のサムネイルにしたことで、ネット上で「交通事故を動画のネタにするって……」「フラフラ運転の時点で通報していたら事故を防げたかもしれないのに」といった非難の声が寄せられたのだ。

 この件に関しては「適切に対応をしていて立派」「運転中に通報って余程じゃないとやらないよ」といった擁護の声もあるが、日ごろから炎上続きでアンチが増えたことで批判コメントが目立ってしまっている状況だ。

 今後も日本一周の旅を続けていくゆたぼん。不登校児らとの触れ合いなどによって、炎上続きの状況が変わっていくのか、今後も注目を集めそうだ。