卒業から8年「AKB=トップアイドルの大島優子」を知らない10代へ教える偉業

 女優でタレントの大島優子が第1子を妊娠していることがわかった。大島といえば、かつて“AKB48不動のエース”として日本のアイドル界のトップに君臨していたが、2014年にAKBを卒業してからすでに8年、2010年に「AKB選抜総選挙」で1位を獲得してシングル『ヘビーローテーション』で初のセンターポジションをゲットしてから12年が経過しており、若い世代、特に10代のなかには、日本中を沸かせたトップアイドル時代の大島を知らない人も出始めている。そこで今回は、“AKB・大島優子”がどれだけの人気を誇っていたのかを、改めて振り返ってみたい。

 8月10日朝に一部メディアで妊娠報道が出た後、大島の所属事務所・太田プロダクションが正式に発表。「現在、安定期に入っており母子ともに順調とのこと」と伝え、大島本人も「新しい命を家族として迎える喜びと共に、無事に生まれてくることを願い、日々を大切に過ごしております。これからもあたたかく見守っていただけたら嬉しいです」とコメントを出した。

 大島は昨年7月に俳優の林遣都との結婚を発表。林は2018年4月期の連続ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)などでも注目を集めた人気俳優で、現在放送中の『初恋の悪魔』(日本テレビ系)では仲野太賀とダブル主演を務めている。

 一方、大島は14年6月にAKBを卒業後、女優業を中心に活躍。林とはAKB時代の12年8月公開の映画『闇金ウシジマくん』で初共演していたが、19年9月~20年3月に放送されたNHK連続テレビ小説『スカーレット』での共演がきっかけで交際に至ったという。

 今では女優のイメージが強くなっている大島だが、それもそのはずで、AKBの「選抜総選挙」で前田敦子(12年8月卒業)と1位争いをしていた頃から、約10年経っているのだ。

 もともと子役として芸能活動をしていた大島は、06年2月に「第二期AKB48追加メンバーオーディション」で合格し、同4月に「AKB48劇場」で公演デビュー。07年にはAKBとして「第58回NHK紅白歌合戦」に初出場し、09年から始まった総選挙でも上位の常連となった。

 初の総選挙「AKB48 13thシングル 選抜総選挙『神様に誓ってガチです』」では前田が1位に輝き、大島は2位だったが、翌10年の「AKB48 17thシングル 選抜総選挙『母さんに誓って、ガチです』」では1位を獲得。同8月発売のシングル『ヘビーローテーション』でのセンターポジションをゲットした。

 その後、11年の「AKB48 22ndシングル 選抜総選挙『今年もガチです』」では前田が1位に返り咲き、彼女は12年の「AKB48 27thシングル 選抜総選挙~ファンが選ぶ64議席~」は辞退して卒業。この年は大島が再び1位となった。

 なお、第1~2回の総選挙では、順位の変動はあったものの、7位まで同じメンバーがランクイン。その7人は前田敦子大島優子、篠田麻里子(13年7月卒業)、渡辺麻友(17年12月卒業、19年5月に芸能界を引退)、高橋みなみ(16年4月卒業)、小嶋陽菜(17年4月卒業)、板野友美(13年8月卒業)という顔ぶれで、“神7”と呼ばれた。

卒業後も変わらないAKBへの熱い思い

 AKB在籍中から多くのドラマや映画に出演していた大島は、グループを離れてますます女優業に力を入れていった印象。『スカーレット』の前にも朝ドラ『あさが来た』(15年9月~16年4月放送)に出演し、21年にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』にも起用されている。

 一方、AKBへの熱い思いも持ち続けていたようだが、それが行き過ぎたのか、グループのOBになってから“炎上”したことも。

 17年に開催された「AKB48 49thシングル 選抜総選挙~まずは戦おう!話はそれからだ~」では、当時NMB48のメンバーだった須藤凜々花(同8月卒業、19年1月に芸能界を引退)が、20位にランクインした際の壇上スピーチで、突如、自身の結婚を発表。ファンに衝撃が走り、マスコミも大騒ぎしていたなか、大島はインスタグラムのライブ配信で「何考えてんのかしら」と須藤に苦言を呈し、「言いたいのはこういうこと」と、自身のキャップに書かれた英語の文字を見せ、笑ったのだ。

 須藤の件がネットで炎上していたのはもちろん、大島の行動にも「品がない」「さすがに笑えない」といった批判が殺到。その後、大島はツイッターで「この度は、インスタ動画で不適切なコメントをして申し訳ございませんでした。不愉快な気持ちにさせてしまってごめんなさい。反省しています」と謝罪している。

「ただ、同総選挙で20位の須藤が混乱を招いたことにより、この時に総選挙史上初の三連覇を達成したHKT48・指原莉乃(19年4月卒業)や、2位のスピーチでAKBからの卒業を発表した渡辺の話題がかすんでしまったのは事実。そういう意味でも、大島は須藤のやらかしを許せなかったのでしょうし、彼女の怒りに理解を示すファンもいたようです」(テレビ局関係者)

 そんな大島も、このたび母になる。ネット上にも「おめでたい」「“元AKB”という看板がなくても活躍する女優さんになられて、私生活も幸せそうで何より」「好きな女優さん。あかちゃん楽しみですね!」「出産まで、体に気をつけて過ごしてほしい」などと祝福や気遣いのメッセージが続々。“女優・大島優子”はAKB時代からさらにファンを増やし、愛されているようだ。

(文=Business Journal編集部)