ガーシー、初当選で「堂々と国会に踏み入ったる」 10月の国会に向け帰国調整へ

 過去に交友があった芸能人らの秘密を暴いて話題を集めている暴露系YouTuberの「ガーシー」こと東谷義和が、10日投開票の参院選の比例代表で初当選を果たした。現在ドバイにいる東谷は同日深夜にYouTubeのライブ配信で、10月の国会に向けて「帰国したい」と語った。

 配信の冒頭、東谷は「なんとか期待を裏切らずに当選しました」と視聴者に報告した。

 満面の笑みで「ついに先生と呼ばれる立ち位置になりました」と語り、興奮した様子で「正直、自分でもこんな人生をたどるとは思ってなかった。視聴者がいなかったらいまの俺はない。感謝しかないです」と視聴者に感謝。続けて「ただ、これから俺のことは先生と呼んでくれ」とジョークを飛ばし、自らの精神状態を「変なテンションです」と評している。

 海外に滞在したままの選挙戦だったが、東谷は「10月に国会が開かれるらしく、そこに向けて帰国できるように立花さん(※NHK党の立花孝志党首)が警察にかけ合ってくれる。弁護士とも話しながらね。そこで日本に帰れたらいいなと思ってます」と話し、日本に戻って国会に登院する意思があることを明かした。

 さらに、東谷は「絶対に期待裏切らんから。お前らが投じてくれた一票、絶対に政界に持っていったるから」と息巻き、国会議員になっても「誰が媚を売るかい、政治家に。きっちりやったるから、見といてくれよ。何ひとつ変わらんままいったるから。このままのスタイルでいきます、関西弁でね。堂々と国会に踏み入ったるよ」として今後も“ガーシー”スタイルを崩さないと宣言した。

 続けて、東谷は「見とってな、絶対に面白おかしくしたるから。こんなつまらん世の中アカンやろ? 俺にしかできんことしたるから、みんな見とってくれ。新たなガーシーを見せます」と力説。「日本も捨てたもんじゃないよ、俺みたいなもんを政治家にすんねんから」「俺が国会議員やからな。そりゃ歯ぎしりしとるやついっぱいいるわ、タレントも含め、政治家も含め、企業家も含め。すべてをひっくり返したるから」などとも語り、終始ハイテンションにまくし立てた。

「不逮捕特権」を盾に念願の帰国なるか

 東谷は「BTSに会わせる詐欺」(現在はすべての被害者と示談成立)を働いた末、所持金が「110円」という状態で莫大な借金を抱えたまま国外に脱出し、海外を転々としながらYouTuberデビューを果たした。

 大阪に残した母親に会いたいという思いを抱えながらも、逮捕のおそれがあることから帰国できずにいたが、国会議員になれば「不逮捕特権」(※国会議員は原則的に国会の会期中は逮捕されない)が生じるため、いよいよ帰国が現実味を帯びてきたようだ。

 東谷は以前から「ハリセン持って、国会で居眠りしている爺さんたちを叩き起こす」と宣言しており、その実現を期待する視聴者も多い。

 しかし、もし帰国して日本に住むようなことになれば、いままで暴露した芸能人らから民事での訴訟を起こされる可能性がある。また、東谷自身も当選確実となった後の談話として「最近の一連の事件も含め、今帰るのは正直ちょっと怖いです」と語っており、不透明な部分もあるようだ。

 ただ、東谷が出馬理由のひとつとしてした「もっと影響力を身につけたい」という点に関しては、いままで黙殺状態だった新聞・テレビといった大手メディアも当然ながら当選情報を扱わざるを得なくなり、スポーツ紙などは当選後のライブ配信の内容まで報じている。「暴露系YouTuber」の立場の比ではないほど影響力が増すのは間違いなく、今後も世間の注目を集めそうだ。