過去に交友があった芸能人や人気YouTuber、企業経営者らに関する情報を自身のYouTubeチャンネル「東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】」上で次々と明かし、注目を集めている“ガーシー”ことアパレル会社元代表取締役の東谷義和氏。そのガーシーは7日配信のニコニコ生放送の『参院選2022 ネット演説』内に出演し、楽天グループ会長兼社長の三木谷浩史氏が、過去に楽天モバイルのイメージキャラクターに起用されていたタレントのローラを含む知人らとプライベートで一緒に過ごした際、ローラがアップル製iPhoneを使用しているのを見て、目の前でローラに謝罪をさせたと発言し、物議を醸している。
これまで城田優や大原櫻子、福士蒼汰、MY FIRST STORY(以下、マイファス)のHiro、ジャニーズWESTの藤井流星、元SMAPの木村拓哉、中居正広など数多くの芸能人のプライベートにまつわる話を明かしてきたガーシーだが、今もっとも激しく批判を展開している相手が、綾野剛や小栗旬、田中圭らが所属する芸能事務所のトライストーン・エンタテイメントと三木谷氏だ。
まずトライストーンについては、これまでの配信回で、綾野による未成年女性と飲酒したうえでの不適切な行為、酔った上での知人への暴行などを証言し、さらに今後、綾野の俳優生命を脅かす情報を明かすと予告していた。そして小栗旬については、個室で何も服を装着しない状態でカラオケを歌う様子を収めた写真をTwitterに投稿するなどしていた。
一方の三木谷氏については、6月26日配信のインスタライブで“ある企業のM社長”がウクライナの女性を集めて不適切な行為を行っていたと主張。すると翌27日には、三木谷氏本人が自身の公式Twitterアカウント上で以下のように投稿した。
<ドバイに逃げて何偉そうなこと言ってるの。>
<何が言いたいの?ウクライナの人が戦争で苦しんでるときに、戦争を忘れてあげようと思ってパーティしちゃいけないの?ハイエナか、お前は。>
(事実かどうかを問う一般ユーザーに反応して)<するわけ無いだろう>
すかさずガーシーは29日、YouTubeでライブ配信を行い、ガーシーが入手したという三木谷氏のプライベートに関する話を次々と語った。しかし怒りが収まらないためか、その後も30日、7月1日、2日と連日にわたりライブ配信を行い、ガーシーが港区界隈の人脈や知り合いの経営者、女性たちから入手したという三木谷氏に関する情報を明かしてきたが、2日配信の動画では、チャンネル上にアップされている10本以上の動画に一斉にプライバシー侵害の注意喚起を訴えてきた人物がいると告白。48時間以内に修正もしくは非公開がなされなければYouTube運営元の審査が入り、問題ありと判断されれば警告がなされると説明。
そんななかTwitterアカウントが凍結されたのに続き今月4日にはインスタライブも停止させられたことを報告。そして5日になり、「ガーシーch」上にアップしていた三木谷浩史氏や綾野に関する動画のうち何本かが、YouTube運営元によって警告なしで削除されたことを明かしたが、チャンネルがBAN(凍結)される可能性があるため、すでにガーシーは過去の大半の動画を自主的に削除している。
「どんどん証人喚問かけていこうと思っています」
だが、ガーシーによる三木谷氏への攻撃が緩む気配は見えない。6日にはYouTubeで生配信を行い、
「三木谷に関しては、僕は攻撃の手を緩める気はございません。僕はこっからどんどん証人喚問かけていこうと思っています。選挙が終わったタイミングで一斉にやろうと思います。俺はトコトンまでそいつらと戦う覚悟をもって今、生配信してます」
と宣言。ガーシーは前回の動画内で、都内の某クラブのオーナーが三木谷氏のプライベートの行動におけるキーパーソンになっていると主張していたが、その人物は動画配信直後に自身のInstagramを非公開にしたといい、
「手に“楽天”って(いう文字を)入れて三木谷と肩組んだ写真がね、メンバーシップに送ったんで。今さら何を非公開にしようが、もうズブズブな関係っていうんは逃げられないんで」
と主張。さらに、
「三木谷の件含めて、証人とずっとやりとりしてます。そのなかで、どのタイミングでどういうかたちで出すかっていうのを、今ずっと話してて」
「僕のもとには、メチャメチャちゃんとした情報が入ってきてるんですよ。いろんな人から。一部上場企業の社長であったり、芸能事務所の社長であったり、コメンテーターさんであったり、週刊誌だったり、いろんなとこから情報来てます」
と情報収集やヒヤリングを進めていると告白。動画内で証人に出演してもらう準備も進めていると明かした。
アメリカでの三木谷氏とローラのエピソード
続けて7日配信のニコニコ生放送の『参院選2022 ネット演説』内でもガーシーはヒートアップ。過去に楽天モバイルはタレントのローラをイメージキャラクターに起用していたが、アメリカで三木谷氏とローラを含めた知人らがプライベートで集まった際のエピソードとして、ガーシーは次のように語った。
「アメリカの別荘行って、そんときに写真を撮るときにローラが取り出した携帯がiPhoneやということだけで、(三木谷氏は)ブチギレですわ。土下座まがいの謝罪させたらしいです。ローラに」
確かにローラは2019年3月、自身の公式Instagram上に“had dinner with Mickey in LA @hiroshi.mikitani always fun hanging out with him”というコメントと共に三木谷浩史氏とのツーショット写真を投稿し、プライベートでも交流がある様子がうかがえるが、全国紙記者はいう。
「海外の別荘で仲間を交えてということなので、お酒も入っていただろうから、三木谷さんが冗談交じりに“おいおい”という感じで怒ったふりをしただけかもしれない。さすがに本気で怒ったというわけではないのでは。また、もちろんタレントがCM契約してくれている企業の製品を絶対に使わなければならないというわけではないが、さすがに社長の目の前で競合他社の製品を愛用していることを堂々と示すというのは配慮に欠ける(編注:楽天モバイルがiPhoneを含むアップル製品の取り扱いを開始したのは2021年4月)。もしガーシーの話が事実であれば、三木谷さんが気分を害しても仕方ない。
コロナが始まってからは分からないが、三木谷さんは毎晩のように会食をこなすタイプの経営者だが、相手は仕事関係がほとんどで、プライベート的な飲み会でもメンバーは経営者仲間というのがもっぱら。芸能人と飲んでいるという話はあまり聞いたことがないが、あれだけ人脈が広ければ芸能界関連の社長などとつながりがあっても不思議ではないので、成り行きでタレントなどが同席することはあるのかもしれない」
ガーシーと三木谷氏の攻防がどのような決着を見せるのかが注目される。
(文=Business Journal編集部)