ガーシー、沈黙貫く三木谷社長へ攻撃激化…直後にチャンネルへ通報続出→凍結危機

 過去に交友があった芸能人や人気YouTuber、企業経営者らに関する情報を自身のYouTubeチャンネル「東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】」上で次々と明かし、注目を集めている“ガーシー”ことアパレル会社元代表取締役の東谷義和氏。そのガーシーは楽天グループ会長兼社長の三木谷浩史氏のプライベートに関する話を次々と語り、激しく批判を展開しているが、2日配信の動画では、「ガーシーch」上の動画に一斉にプライバシー侵害の注意喚起を訴えてチャンネルを“BAN(凍結)”させようとしている人物がいると主張。警告が多くなれば実際にBANされる可能性もあるため、アップされた複数の動画について非公開にする意向を明かした。

 これまで城田優や大原櫻子、福士蒼汰、MY FIRST STORY(以下、マイファス)のHiro、ジャニーズWESTの藤井流星、元SMAPの木村拓哉、中居正広など数多くの芸能人のプライベートにまつわる話を明かしてきたガーシーだが、なかでも激しく批判を展開してきた相手が俳優の新田真剣佑と、芸能事務所のトライストーン・エンタテイメントだ。

 まず、真剣佑については4月10日配信の動画で、過去に複数回にわたりステマを行い、それによって得た収入について納税申告していないと主張。前事務所のトップコート所属時代には、事務所を通じた広告の仕事で、一部のギャラを事務所に知らせずに個人事務所の口座に振り込ませることもあったという。

 また、ガーシーは過去に真剣佑から約6000万円を借り入れており、真剣佑と弁済する示談交渉に入ったことを報告していたが、6月22日にはインスタライブ内で「マッケンとの示談もこじれそうなので、お金を返済した後、新田真剣佑への攻撃を再開します」と語り、再び攻撃を強め始めている。

 トライストーンについては、同事務所所属の綾野剛についてこれまでの配信回で、未成年女性と飲酒したうえでの不適切な行為、酔った上での知人への暴行などを証言。そして同事務所所属の小栗旬については、個室で何も服を装着しない状態でカラオケを歌う様子を収めた写真をTwitterに投稿するなどして物議を醸している。

「ハイエナか、お前は。」

 そんなガーシーが今もっとも力を入れて批判しているのが、東証プライム(旧東証一部)上場企業である楽天グループの会長兼社長、三木谷浩史氏だ。

 発端は6月26日配信のインスタライブだった。ガーシーは三木谷氏の名前を隠して“ある企業のM社長”がウクライナの女性を集めて不適切な行為を行っていたと語ったのだが、なんと翌27日には三木谷氏本人が自身の公式Twitterアカウント上で以下のように投稿。

<ドバイに逃げて何偉そうなこと言ってるの。>

<何が言いたいの?ウクライナの人が戦争で苦しんでるときに、戦争を忘れてあげようと思ってパーティしちゃいけないの?ハイエナか、お前は。>

(事実かどうかを問う一般ユーザーに反応して)<するわけ無いだろう>

 すかさずガーシーは29日、YouTubeでライブ配信を行い、ガーシーが入手したという三木谷浩史氏のプライベートに関する話を次々と語った。怒りが収まらないためか、その後も30日、7月1日、2日と連日にわたりライブ配信を行い、ガーシーが港区界隈の人脈や知り合いの経営者、女性たちから入手したという三木谷氏に関する情報を明かしているが、2日配信の動画では、チャンネル上にアップされている10本以上の動画に一斉にプライバシー侵害の注意喚起を訴えてきた人物がいると告白。48時間以内に修正もしくは非公開がなされなければYouTube運営元の審査が入り、問題ありと判断されれば警告がなされると説明。警告が増えればチャンネルがBANされる可能性があるため動画を削除する考えを示した一方、動画の内容を拡散させるために動画の“切り抜き行為”を許可するとも宣言した。

「ガーシーが“M社長”としか言っていない段階で、なぜ三木谷さんが自ら名乗り出て、しかもウクライナ女性たちを集めたパーティーを行っていたことを自発的に明かしたのかは謎。経済メディア的に興味深いのは、昨年に三木谷さんが岸田文雄首相の右腕ともいわれる某有力政治家と一緒に個室レストランで大勢で酒を飲んでいたという話。楽天モバイルの携帯電話事業が苦戦して早く軌道に乗せなければならない大事な時期に、そんな余裕があるのは“さすが”だなという印象。

 また、ガーシーは、三木谷さんサイドがYouTubeやTwitterの運営元に働きかけてガーシーのアカウントを凍結させようとしていると話しているが、真偽は不明なものの、当然ながら三木谷さんサイドにとってみればガーシーが話している内容は名誉棄損だと受け取るだろうから、弁護士を立てて正式な手続きを踏んで運営元に通報なり凍結の要求を行っていても不思議ではない。運営元も、プライベートに関する話を暴露されている側の当人から正式な要請を受ければ、対応を検討せざるを得ないので、アカウントを凍結する可能性はあるだろう」(全国紙記者)

注目される三木谷氏サイドの主張

 また、別の全国紙記者はいう。

「ガーシーが語っている三木谷さんに関する話には、かなりプライバシーに入り込んだ内容も含まれており、さらに動画で話す様子からも相当な個人的怒りの感情に基づいていることがうかがえるので、もし三木谷さんが名誉棄損による損害賠償を求めてガーシーに対して訴訟を起こしたり、各種SNSの運営元などにアカウントや動画の削除を求めたりしてくれば、借金を抱えるガーシーにとっては不利な状況に追い込まれるだろう。

 いくらガーシーが“証拠”だと主張するLINEの履歴や証言などを持ち出しても、それが裁判で信憑性に足る証拠として採用されるかは、かなり微妙だし、三木谷浩史さんの社会的地位とガーシーの過去の言動やBTS詐欺の件を比較すれば、裁判官の心証的にどちらが有利かは推して知るべし。もっとも、今回の件で三木谷さん個人が社会的にどれだけダメージを受けるのか、はたまた全く受けないのかは分からないが、三木谷さんが“全部ガセ”と主張すればそれまでだし、楽天グループという会社がなんらかの悪影響を受けるということはないのではないか」

 三木谷氏は4日前の6月29日にTwitterで「おはようございます。今日も晴れですね。暑くなりそう。。。」と投稿して以降、更新をしておらず沈黙を貫いているが、楽天グループの株価は6月27日から7日1日にかけて約5%の下落(終値ベース)となっており、さらにSNS上でも三木谷氏のみならず楽天グループへの厳しい声も出始めているだけに、三木谷氏サイドが今後どのような対応に出るのかが注目される。

(文=Business Journal編集部)