ガーシーに背中押され…FC2創業者がNHK党から出馬表明 公約は「モザイクをぶっ壊す」

過去に交友のあった芸能人らの秘密を明かして話題を集めている暴露系YouTuberの「ガーシー」こと東谷義和が14日、自身のYouTubeチャンネルを更新。東谷と親交の深い動画配信サービス「FC2」の創業者・高橋理洋氏が登場し、今夏の参院選にNHK党から出馬すると表明した。

 高橋氏は1999年7月に米ラスベガスで「FC2」を設立し、動画配信などの無料のサービスやアプリを展開。会員数が約4000万人に達する巨大サービスとなった。

 しかし、ユーザーによるアダルトな動画の投稿などが原因で「約9年前から警察に目をつけられるようになった」とのことで、高橋氏はわいせつ電磁的記録媒体陳列罪の共同正犯で「国際海空港手配」されているそうで、日本に帰国したらそのまま逮捕される可能性が高い。実際、運営に携わっていた高橋氏の弟は逮捕され、有罪判決を受けている。

 高橋氏は「子どものころから駄菓子ひとつ盗んだこともないのに、いきなり聞いたこともない指名手配。まったくの冤罪だと思っています」と主張し、逮捕のリスクを恐れて昨年亡くなった父親の葬儀にも出席できない状況だったと告白した。

 大阪にひとりで暮らしている病気がちの母親に「会いたい」「親孝行したい」という思いを募らせていたとき、旧知の東谷を訪ねるとNHK党の立花孝志党首が居合わせ、2人から背中を押される形で「世の中に不条理や理不尽を訴えてほんの少しでも現状を変えたい」「日本を良くしたい」という思いから出馬を決断したという。

公約は「モザイクをぶっ壊す」

 さらに、高橋氏は2つの公約を発表。1つ目は「立候補の目的はお金じゃない」ということから、参議院議員の任期6年間の給与全額とYouTubeチャンネルの収益全額を児童養護施設などに寄付すると明かした。

 もう1つの公約は、セクシービデオのモザイク撤廃。高橋氏は「世界的にモザイクをかけているのは日本くらい」とし、モザイクがあることでセクシービデオの売り上げが海外に流れて結果的に日本国民が損していると説明。ネットが発達した現代において、モザイクは「時代にそぐわない」と指摘した。

 高橋氏はNHK党の決めゼリフ「NHKをぶっ壊す」に引っかけて、「モザイクをぶっ壊す」というスローガンを掲げている。

 高橋氏は「僕は今回の選挙で当選できるとは思っていません」とし、問題提起が大きな目的であると明かしているが、同じく参院選への出馬を表明している東谷と同じく話題性は十分。2人とも国外からネットを通じて選挙活動をするとみられる。

 東谷と高橋氏の出馬については賛否ありそうだが、政見放送での多数の有名人への「ガーシー砲」が予告されるなど前代未聞の選挙戦になることは間違いなく、高橋氏も日本の「警察・司法の闇」に切り込みそうな気配で、大きな注目を集めそうだ。