ASKA、チャゲアス復活に前向きも…CHAGEが「拒絶」か

 シンガーソングライターのASKAが13日、古舘伊知郎のYouTubeチャンネルで配信されたインタビュー動画に出演。2019年に脱退した「CHAGE and ASKA」の復活に前向きであることを明かしたが、同時に「最大の壁」にも言及した。

 動画では、古館がASKAからライブ論や曲作りの秘密などを聞き出していく中で「やっぱりCHAGE and ASKAを聴きたい、見たいって人もいるじゃない?」と、ファンから沸き起こっている“チャゲアス待望論”について切り出した。

 ASKAは「CHAGE and ASKAを止めたのは2007年のときで、いろいろあったのは確かなんだけど……」と口ごもりかけたが、旧知の古館の質問ということで「まあいいや、今日はしゃべりますよ!」と身を乗り出した。

 ASKAは「愛情はあるんですよ、僕はハッキリ言える、CHAGEに。お前よりチャゲアスに愛情あるからなって」と語り、一時期は「もうあいつとは二度とないな」とまで思っていたそうだが、そうした感情のわだかまりとは別に「いま僕らが(チャゲアス復活を)やるのは面白いかもしれない」と考えていることを明かした。

 しかし、ASKAは「話をしないことにはダメですよ、話がいまできないからね」「電話番号も知らないもん」「なかなか2人になる機会がない」などと語り、CHAGEと復活についての話い合いがまったくできていないことを告白した。

 さらに、ASKAは「お前、そんなこと言ってる歳じゃないぞと。もう64、65になって、あと何年声が出るんだと。ってところは(CHAGEに)突きつけたいですね。僕は自分にそれを突きつけてるから」とし、チャゲアス復活のタイムリミットに言及した。

CHAGEがチャゲアス復活を「拒絶」か

 古舘が「今後の話し合いによっては、復活ステージが見られると思っていていいの?」と尋ねると、ASKAは「2人の間に壁が多すぎる。それを取っ払うためにも、今は動かなきゃいけなくて」と復活のために動いていると返答。「とりあえずいろんなことがあった。でも『いま何やりたい?』って時にこれ(復活)があれば形になりますよ」とも語り、チャゲアス復活に前向きであることを隠さなかった。

 だが、ASKAによると「僕も頑なな時がありましたけど、いまもっと(CHAGEが)頑なだから。それをほぐしていくのが僕の役目かもしれない」とのことで、CHAGEがチャゲアス復活を拒絶していることをうかがわせた。

 CHAGE and ASKAは2009年に活動を休止し、2013年に復活を予定していたが、ASKAが薬物疑惑を報じられた影響などで中止。2014年にASKAは覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕され、CHAGEが報道陣の前で相棒の不祥事について頭を下げる痛々しい姿が話題になった。その後、2019年のデビュー40周年の記念日にASKAの脱退が発表された。

 今回のインタビュー動画を見る限り、ASKAは完全にチャゲアス再開に乗り気。あとはCHAGEの返事次第で復活は実現しそうだ。しかし、CHAGEが話し合いすら拒絶しているなら、一連の騒動などでASKAに愛想を尽かした可能性もあり、そうなれば復活の道はかなり険しいかもしれない。

 はたして、互いに「ひとり咲き」ではなく、ファンの期待に応えてステージに並んで立つことはあるのだろうか。