『VS魂』衝撃の低視聴率で一人負けの異常事態…魂メンバーにガーシー砲被害者も

 3月21日、内村光良司会の『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)が7年半の歴史に幕を閉じた。常時、世帯視聴率10%前後は確実に獲得していた人気番組だったが、最近は低迷していた。

「最終回は世帯視聴率6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人4.2%と“通常”通りでした」(芸能ライター)

 だが、フジには『スカッとジャパン』以上に深刻な番組があるという。それが『VS魂』だ。

「3月17日の放送は世帯4.7%、個人2.8%と低迷。この日、テレビ東京系では『有吉の世界同時中継~今、そっちってどうなってますか?』が夕方6時30分から放送されていましたが、夜7時からの第2部は世帯4.5%、個人2.6%でした。つまり、テレ東にほぼ並ばれています。もちろん『VS魂』が勝つことがほとんどですが、うかうかしていられないといった状況です」(同)

『VS魂』の視聴率低迷は今に始まったことではないが、今年に入ってから特に落ち込みが激しいという。1月20日の放送では、世帯3.9%、個人2.5%という厳しいアベレージを叩き出してしまった。

「この日は、裏の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で『グルメチキレース ゴチになります!23』の新メンバーがお披露目されました。その『ぐるナイ』は世帯15.2%、個人9.6%と同時間帯の民放1位。このように裏環境が厳しかったのは確かですが、それでもテレ東の『ナゼそこ?』は世帯6.5%、個人3.6%を取っています。

 翌週の1月27日はテレビ朝日系で『サッカーW杯アジア最終予選』が放送され、世帯16.2%、個人10.1%と断トツでした。その中にあって『プレバト!!』(TBS系)は世帯11.9%、個人6.7%、『THE突破ファイル』(日本テレビ系)も世帯9.7%、個人6.1%を記録。テレ東系の『超かわいい映像連発!どうぶつピース!!』でさえ世帯6.7%、個人3.9%です。その中で、『VS魂』だけは世帯4.9%、個人3.0%と、一人負け状態が続いています」(同)

『VS魂』まさかの女性離れ?

 これまで『VS魂』の支持層はF1(女性20~34歳)、F2(女性35~49歳)がメインだったが、そこにも異変が生じているという。

「いわゆるコア層ですが、そのコア層に届いている番組は、多い順に『突破ファイル』『プレバト!!』『VS魂』、テレビ朝日系の『ウラ撮れちゃいました』、テレ東となっています。テレ東の部分には、週によって『ナゼそこ?』や『有吉の世界同時中継』が入ります。ちなみに、『どうぶつピース!!』は3月31日をもって終了しました。いずれにしても、今の『VS魂』のF1・F2視聴率は『プレバト!!』にも負けてしまっているわけです」(同)

 しかし、『VS魂』はツイッターで毎週大盛り上がりしており、時にはトレンド入りを果たすこともあるが……。

「確かにツイート数では裏番組を大きく引き離していて、それがまだ救いでしょう。最近は広告代理店もこうしたSNSの反響を気にしているようですから、番組にとっては好材料といえます。ただ、残念ながら、それが視聴率に反映されていないのが現状です。

 ジャニーズタレントを純粋に応援しているファンだけに向けて放送を続けるなら、意地になってゴールデンに固執するよりも、たとえば夜11時台などに移動して仕切り直した方が賢明なのかもしれません」(同)

 通常、尻に火がついたような打ち切り間近の番組は迷走し、その焦りが企画に表れることがある。だが、『VS魂』は企画を大胆に変更しているような様子は感じられない。つまり、フジテレビはこの数字でもいいと判断しているということだろう。

『VS魂』メンバーが“ガーシー砲”の餌食に

 現在、『VS魂』のレギュラーメンバーは相葉雅紀をはじめとするジャニーズタレントですべて固めており、計6人。21年7月から新たに“スタジオ進行”として加入したアンタッチャブル・山崎弘也まで含めると7人だ。そのうちの1人が、ジャニーズWEST・藤井流星だ。

 藤井といえば、“ガーシー”こと東谷義和氏のYouTubeチャンネル『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』で標的にされたタレントだ。東谷氏からグラビアアイドルを紹介してもらいながら、その女性に同氏の悪口を言っていたほか、彼氏がいる女性にしつこく肉体関係を迫るなど、派手な女遊びを暴露されている。

 今後も、藤井をはじめとするジャニーズタレントは東谷氏から告発される危険性をはらんでいる。そうなると、ジャニーズの番組というイメージが強い『VS魂』への影響も出てくるだろう。

「それ以前に致命的なのが、Sexy Zone・佐藤勝利、King & Prince・岸優太、美 少年・浮所飛貴といったメンバーの対外的な人気が、番組開始から1年以上経過してもあまり変わっていないことです。岸は毎回注目されますが、外番組からオファーがかかっているといったこともありません。ここから誰かがブレイクすれば、それを入り口に視聴者のすそ野を広げることもできますが、その気配もありません」(同)
 
 打開策を見いだせないまま、『VS魂』はいつまで続けるのだろうか?

(文=編集部)