櫻井翔の担当テレビ番組に若干の“陰り”が見られるという。2020年末での嵐の活動休止から2年目を迎えた今、彼を取り巻く状況の変化とは?
『news zero』は月曜日が最も高視聴率
まずは、櫻井が月曜キャスターを務めている『news zero』(日本テレビ系)だ。同番組は平日深夜の放送だが、週平均で月曜日が最も視聴率が高いという。
「櫻井は、現在のメインキャスターである有働由美子が登板する、はるか前から同番組に出演しています。2006年の初回放送からなので、今年で16年ということになります。いまだに、同番組には毎日櫻井が出ていると勘違いする人が多いほど、櫻井は『zero』のイメージが強い。
2月14日月曜の視聴率は世帯8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人4.5%でした。他の曜日が世帯5~7%、個人3%台という中、最も良いアベレージです。これは、日テレの夜10時台の番組の中においては、まだ見られている『しゃべくり007』の流れで視聴している人が多いということも多少影響しているのでしょうが、いずれにしても、櫻井にとって『zero』が大事な番組であることに変わりはありません」(テレビ局関係者)
若い女性が離れていく『SHOWチャンネル』
櫻井には、嵐が再始動するまで守り続けたい大事な枠がある。それが『1億3000万人のSHOWチャンネル』(同)だ。
「10年続いた嵐の代表番組『嵐にしやがれ』が20年末で終了し、翌21年1月から櫻井単独の番組として『SHOWチャンネル』がスタートしました。同年1月16日の初回こそ世帯13.0%、個人全体8.1%と好調でしたが、その後は世帯8.7%・個人5.6%(同年2月6日)、世帯8.1%・個人4.8%(同年2月20日)と、徐々にではありますが、数字を落としてしまいました」(同)
では、22年現在はどうなのか?
「2月19日の放送は世帯7.5%、個人4.9%と、依然として先行き不安な数字です。ちなみに、同日に前の時間帯でオンエアされていた『世界一受けたい授業』は世帯8.7%、個人5.4%。つまり、前の枠から激減しているというわけではないものの、その後はフジテレビの『土曜プレミアム』枠など別のチャンネルに視聴者を奪われていると考えていいでしょう」(同)
さらに致命的なのが、F1(女性20~34歳)の数字だという。
「1月15日の視聴率は世帯7.9%、個人4.7%でした。その中で女性の動向を見ると、F1=3.3%、F2(女性35~49歳)=5.8%、F3(女性50歳以上)=6.6%と、特にF1から見られていないのです」(同)
嵐が活動休止の今、新規でファンになる女性がどのくらいいるか定かではないが、この先、休止が長引けば長引くほど、より若い層には「司会をしているジャニーズのおじさん」としか見られなくなってしまう危険性もある。
ダウンタウンに勝てない『夜会』も低迷
もう1本、櫻井が担当しているバラエティといえば、有吉弘行とダブルMCを務める『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)だ。木曜日の夜10時台に放送され、16年3月までは『櫻井有吉アブナイ夜会』という番組名だった。ここで注目されているのが、裏番組の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)との熾烈な戦いである。
「14年4月から始まった『夜会』は当初こそ苦戦したものの、徐々に尻上がりの傾向を見せていきます。たとえば、15年2月12日の『DX』は世帯10.4%、個人5.5%、対して同日の『夜会』は世帯9.0%、個人4.8%でした。しかし、2年後の17年2月2日には『DX』が世帯8.9%、個人5.2%であるのに比べ、同日の『夜会』は世帯9.2%、個人5.1%と、世帯視聴率で逆転、個人視聴率も肉薄しています」(同)
では、22年現在はどうなのだろうか。
「たとえば、1月27日は『DX』が世帯7.2%、個人4.0%に対し、同日の『夜会』は世帯6.1%、個人3.4%でした。また、2月3日は『DX』が世帯8.0%、個人4.6%に対し、『夜会』は世帯6.0%、個人3.0%と、いずれも負け込んでいます」(同)
テレビ各局としては、ジャニーズ事務所との関係は保持しておきたいところだろう。当然、櫻井の番組も少し不安定な視聴率でも続けると思われるが、この先はわからない。今後の動向を注視したい。
(文=編集部)