徳光和夫・みのもんた『徹子の部屋』で大放言を連発…黒柳とのカオス&神回が話題

 23日放送のトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、フリーアナウンサーの徳光和夫と、みのもんたが出演。“テレビ界の生き字引”である2人の抱腹絶倒の大放言が話題を呼んでいる。

 徳光は80歳、「みの」は78歳、そしてホスト役の黒柳徹子は88歳で、合わせて246歳になる3人。徳光は1963年に日本テレビに入社、「みの」は67年に文化放送に入社したアナウンサー界のレジェンドだが、黒柳も日本でテレビ放送がスタートした1953年にNHKにテレビ女優第1号として入社しており、業界人としては徳光と「みの」の大先輩に当たる。それだけに、番組内では2人へのストレートな質問も垣間見えた。

 話はまず、徳光の日テレ入社のいきさつに。徳光は、父も日テレ社員だったために周りからはコネ入社ではないかと言われるが「アナウンサーなのでコネとは関係なかったんですね」と力説するも、黒柳から「コネじゃないの?」と追及され、あっさり「ちょっとはコネです」と告白。

 さらに立教大学の放送研究会で徳光の後輩だった「みの」は、在学中に先に卒業した徳光に日テレの社員食堂を案内してもらった際のエピソードとして、徳光から「あちらに座っているのが美空ひばりさん」と説明されたと語るも、徳光は「そんなこと言わねえよ。社員食堂に美空ひばりさんが座ってるわけねえじゃねえか」と反論し、3人とも爆笑した。

 一方の「みの」は、就職の年に日テレのアナウンサー職の採用がなかったため、TBSを受けたものの「TBSも落ちました。代わりに久米宏くんが受かりました」と明かし、のちに妻になる放送研究会の女性から「四谷の文化放送が今日の3時に締切だから受けたら」と言われ受けたところ、採用されたと振り返った。

「朝食っつっても、ビール2本くらい飲んで」

 次に話題は現在の生活についてとなり、9年前に妻が亡くなった「みの」は次のように語った。

「朝6時くらいに起きて、新聞を見て、庭を散歩して。一人で住んでるもんですから、自分で朝食の支度をして。朝食っつっても、ビール2本くらい飲んで」

 さらに黒柳から夕食も自分で支度をするのかと聞かれると、 

「すぐそばに、逗子に妹が住んでいるもんで、よく支度手伝ってくれますけど。ときどき数多いガールフレンドの何人かが差し入れくれたりしてます」

と言い、笑いを誘った。

「みの」といえば、以前は一日に何本も帯のレギュラー番組を抱え、毎晩のように銀座通いをしていたことでも知られているが、

「銀座、毎日行ってた。京都、名古屋、札幌、福岡、那覇。飲むのが好きですから」

と驚きのエピソードを披露。

 これを聞いた徳光は、「みの」の場合は店は潤うが国の役には立たないと主張。そして自分は銀座には行かないがギャンブルにお金を使うことで国の役に立っていると、こう自説を展開した。

「僕は競馬で損したお金はですね、確実に国に入ることによってですね、小学校の講堂になったりとか、あるいは道路になったりとか。僕のほうが全然、国の役に立ってるわけです」

 これに対し黒柳は、

「それもどうかと思います。ものの考え方でございます」

と返した。

 番組の途中では日本テレビのアナウンサーとしては徳光の後輩にあたる羽鳥慎一(現在はフリー)が登場。「みの」は、羽鳥は間違いなく日本の歴代アナウンサーのベスト3に入ると言い、1位は徳光で2位は自分だとオチをつけ、またも笑いを誘った。

 そして番組の最後では終活の話に。思い出の品はほぼすべて処分したという「みの」は、その理由について

「思い出にとらわれても、それは自分だけのものであって、そうじゃなくて、みんなで共有できる思い出を残したいなと」

と説明。さらに「『大変ですね』って、よく言われるんですけどね、大変なのは当たり前で。やっぱり人生楽しんでいかないと。あと何年生きるかわかりませんけど、楽しもうって思ったら、楽しくなりましたよ」と心境を語った。

 一方の徳光は、初期のアルツハイマー病を患っている妻について触れ、次のように語った。

「もしかすると、自分の中での気持ちとしての終活はですね。今、女房を見ておりますと、緩やかに(病気が)進行しているわけですよ。とにかく明るく会話を交わしながらですね、一人残せないなと。こいつを一人残して、逝くわけにはいかないなと思って。私の中で、もし終活があるとすると、一日でも長く彼女より生きようかなっていうことですかね」

3人でしか成立し得ない神回

「みの」といえば、昨年3月に『秘密のケンミンSHOW』(読売テレビ・日本テレビ系)を降板し、今年春には地方局の出演番組も終了して現在レギュラーの仕事は持っていない。さらにパーキンソン病を患っていることを告白しているが、番組を見たテレビ局関係者はいう。

「みのが羽鳥を評して『出過ぎず、引き過ぎず』と言うと、黒柳が素の声で『何?』と聞き返して、みのが言い直したり、みのが『ガールフレンドが差し入れくれたりしてます』と言うと、黒柳が普通に『そうなのー』と返したりと、徳光とみのが大先輩にあたる黒柳から、ときに後輩のように扱われる場面も新鮮で、また先輩だからこそストレートな質問が飛び出し、それに対して2人が短い言葉ながらも笑いを交えて“深イイ”話を返す。会話の節々に間があっても意に介さず、それもまた絶秒で、3人で爆笑し合ったりして、カオスというか、この3人でしか成立し得ない神回になっていて、“いいもの”を見させてもらったという印象。

 みのも以前よりも体形がスマートになり声もやや小さくなり、時折少し疲れた表情で顔がうつむき気味になる場面も見られたが、顔の肌もツヤツヤして姿勢もピンとして、ジョークを飛ばして徳光に突っ込まれたりして、まだまだ現役感バリバリ。今度は3人でいろんなテレビ界の過去のエピソードや歴史を語り合うような番組をやれば、面白いのではないか」

 放送中からTwitter上でも

徹子の部屋で、羽鳥さん、みのもんた、徳光さんが揃って、『これがアナウンサーベスト3です』と話してる中で 番組の司会をする徹子さんというカオス感>(原文ママ、以下同)

<この中でみのもんたが一番年下なのビックリ>

<テレビで何となくで徹子の部屋流してるけど演者エグすぎんw 黒柳徹子にみのもんたに徳光和夫ってw>

<すごいメンバーで徹子の部屋が始まったので目が離せない>

<パンチのある徹子の部屋が始まった天使の笑顔笑>

<徹子の部屋にみのもんた出てるやないか!>

と話題になっていたが、今回は『徹子の部屋』の“貴重な放送回”となったようだ。

(文=編集部)