6日午後7時より、フジテレビの大型音楽特番『2021 FNS歌謡祭 秋』が放送される。『FNS歌謡祭』はこれまで、毎年夏と冬に行われてきたが、このたび初めて秋にオンエア。今年7月14日に放送された『2021 FNS歌謡祭 夏』と同様に、MCは嵐・相葉雅紀とフジの永島優美アナウンサーが担当する。
今回の『FNS歌謡祭』では、相葉にとってジャニーズ事務所の後輩にあたるアイドルグループ・なにわ男子(関西ジャニーズJr.内ユニット、今年11月にCDデビューが決定)、そして人気ゲームアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』の女性声優陣がスタジオライブを行うことになっているが、それ以外は“アーカイブ映像”を中心に放送。『FNS歌謡祭』に限らず、『MUSIC FAIR』や『夜のヒットスタジオ』など、フジで放送されてきた音楽番組の映像が用いられるという。
『FNS歌謡祭』では通常、大勢のアーティストがスタジオでパフォーマンスを行ってきたのに対し、今回は“過去映像の再放送”ということで、やや盛り上がりには欠けるかもしれないという見方もある。一方、過去の『FNS歌謡祭』といえば、物議を醸したり、騒ぎになったりした出来事もあった。
たとえば、昨年12月2日(第1夜)と9日(第2夜)の2週にわたって放送された『2020 FNS歌謡祭』をめぐっては、当初は“第1夜に近藤真彦が出演する”と告知されていたが、発表から5日後には“近藤の出演はナシ”に。というのも、近藤の『FNS歌謡祭』出演情報が解禁された同日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によって、彼が25歳年下の一般女性と不倫していたことが発覚したため。当時、近藤が所属していたジャニーズは、11月17日、彼を無期限の芸能活動自粛処分としたことを発表。これと同時に『FNS歌謡祭』への出演は“辞退”となったわけだが、ネット上には、
「不祥事を起こしたのだから当たり前」
「しれっとテレビに出続けるつもりなのかと思ったわ」
「ジャニーズの後輩たちにも示しがつかないし、しっかり反省してほしい」
といった声が続出。
そもそも近藤は、不倫が報じられるより前に出演した『FNS歌謡祭』でも視聴者の反感を買っていた。15年12月2日放送回のことだが、他のアーティストがパフォーマンスしている間は“着席”して鑑賞していたジャニーズアイドルたちが、近藤のステージの時に“総立ち”で盛り上げる様子がオンエアされ、ネットユーザーの間で、
「うわぁ、こんなわかりやすい“ヨイショ”ある?」
「マッチだけ特別扱いするのやめろ」
「明らかに不自然なノリなのに、近藤がまんざらでもなさそうなのがまたイタい……」
などと言われてしまっていたのだ。
「近藤は不倫発覚後に活動を自粛していたなか、今年4月末をもってジャニーズから退所。そんな辞め方でも世間から非難されましたが、少なくとも、ジャニーズの後輩たちはもう『FNS歌謡祭』などの音楽番組で過剰に“近藤アゲ”をする必要はなくなったでしょう」(週刊誌記者)
相葉のトーク力
一方、ここ数年『FNS歌謡祭』でMCを務めている相葉は、トーク中に視聴者を“ヒヤリ”とさせたことも。
19年12月11日放送回で、X JAPAN・Toshlが“思い出の曲”に選んだレミオロメンの『粉雪』(06年発売)についてトークした際、相葉は「この曲を知ったキッカケは?」と質問。Toshlは「やはりドラマを拝見して知りました」と回答したが、『粉雪』が使われていたドラマといえば、05年放送の『1リットルの涙』(フジ系)であり、その主演女優・沢尻エリカは19年11月16日に麻薬取締法違反容疑で逮捕され、同12月6日に起訴されていた。
番組はその直後のタイミングで放送されており、誰もが“沢尻に触れるのはヤバい”と感じるなか、相葉はToshlに「ドラマ見て泣かれたりします?」と聞き返し、話の軌道修正に成功。ネットユーザーからは「エリカ様の話になるかと思ってハラハラした」という声が出ていたが、「相葉くん自身もヒヤッとしただろうけど、なかなか機転が利くね!」といった評価も寄せられていた。
そのほかの出来事としては、18年12月5日放送回に出演した浜崎あゆみが、同じくソロシンガーの宇多田ヒカルの『Movin’ on without you』(1999年発売)をカバーしたときのことも記憶に新しい。ネット上には、「あゆが宇多田をカバーするなんてアツい!」と好意的な書き込みもみられたが、
「生歌かと思って楽しみにしてたけど、事前収録した歌を流してない?」
「口パクっぽく見える……」
「いずれにしてもあゆの声が聞こえづらい。爆音でごまかしてるのか?」
といった“疑惑”も生じていた。
GLAY・TERUのツイート
音楽番組の生放送において、アーティストの“口パク疑惑”が取り沙汰されることは少なくないのだが、14年12月3日放送の『FNS歌謡祭』では、そのオンエア中にお笑いタレント・東野幸治がTwitterで「あれ?毎年の楽しみのFNS歌謡祭が口パクになっている。。。ちょっとショックです。生歌が良かったのに。。。」(原文ママ、以下同)とツイート。これに対し、一般ユーザーたちも「同じく、口パクだと感じられるアーティストがいてショックです」などと反応していた。
さらに、この時の『FNS歌謡祭』に出演したGLAY・TERUは、自分たちのステージを終えるとTwitterで「ふ~~~~っ!良いパフォーマンスが出来たと思います!」(原文ママ、以下同)と投稿していたものの、その後、番組終盤の時間帯に「ちょっとがっかり・・・」「ボーカリストが見ると分かるんです」とツイート。この“意味深”なつぶやきをめぐり、一部ネット上で、
「TERUは、他のアーティストが口パクしていたことを暗に批判しているのではないか」
「どのアーティストのことを言っているんだ?」
などと騒ぎになった。
TERUはその後、同12月5日付のツイートで「僕の歌が、オンエアでは綺麗になってたので、ん?と思い何回か見直した結果、やはり差し替えられてるのが分かったって話です。先ほど、エンジニアに確認とったら、やはりそうでした」「エンジニアは僕らのチームのエンジニアです・・・。多分、良かれと思いそうしたんだと思うんですが。自分らのチームだったのに自分には知らされてなかったので、残念に思ったって事ですが、そんな呟きがニュースになるとはつゆ知らず・・・」と、“身内”の判断で自分の歌声が差し替えられていたのだと釈明している。
今回の『FNS歌謡祭』はアーカイブ映像中心ということで、新たな口パク疑惑が浮上することはなさそうだが、やはりネット上には「過去の番組の“総集編”みたいな内容って、盛り上がるの?」という声もあるだけに、相葉の“MC力”に期待したい。
(文=編集部)