初のパチスロ4号機は「〇〇」から…【レトロパチスロ『チェリーバー』編】

 エレクトロコインジャパン(現エレコ)が1992年にリリースした業界初のパチスロ4号機『チェリーバー』。

 厳密には4-1号機という位置付けでBIGボーナスとシングルボーナスの集中役を搭載したA-Cタイプです。

〇〇〇

「BIGボーナス」確率設定1:1/341 ~ 設定6:1/264
「Sボーナス集中確率」設定1:1/1365 ~ 設定6:1/910

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 当時イギリスの開発メーカーであったエレクトロコインは、ユニバーサルと提携。操作性などハード面では優れていたものの、やはりまだ当時は多くの裏モノが稼働していたこともあり大きな人気を得るには至りませんでした。

 この4号機からそれまでになかった『リプレイ』や『リールフラッシュ』、ボーナス成立を知らせる『告知ランプ』など様々な新しい機能が搭載されましたが、それほど事前情報を持たぬまま初打ちした時は戸惑うことばかりでしたね。

 特にリプレイは揃った次のゲームではメダルを受け付けないにも関わらず度々メダルを投入してしまい何度メダルが戻ってきたことか…。同じ経験をした人は多いでしょう。

 あとはBIG中の『期待値方式』、いわゆるリプレイ外しなどで獲得枚数が変わってくる訳ですが『クランキーコンドル』が登場するまでは中々浸透しなかった印象。私自身も、この頃は薄っすらと存在を知るだけで平打ちオンリーでした。

 しかしリールフラッシュと告知ランプ、これは本当に斬新でした。

 それこそリールフラッシュを初めて見た時は「うん? 何か今光った? 見間違いか?」という感じでとても驚いたのです。

 このリールフラッシュが、その後の『ソレックス』や『オリエンタルⅡ』で進化。更には『サンダーV』や『ハナビ』の大ヒットへと繋がる訳ですが、この時点では誰にも予想できなかったかも知れません。

 ジャグラーの『GOGO!ランプ』にしても同様でしょう。ただこの時代は、まだまだパチスロのモーニングサービスが全盛期だったため、告知ランプを切ってしまうホールも多かったのです。

 朝イチで入店し台を見た瞬間に、ボーナス成立の有無が判ってしまいますからね。それを逆手に取り客が全員着席後に一斉に台電源を投入するホールもありました。その瞬間は、告知ランプ点灯の有無に一喜一憂したものです。

 肝心のゲーム性ですがシングルボーナスの集中があるとはいえ、それで大量のメダルを吐き出す訳でもなく中途半端で連チャンもしないという印象。ほどなくしてチェリーバーは裏モノ化の道へ…。

 新要件となる4号機にシフトしていったのは3号機の裏モノ排除というのが根幹にあった訳ですが、結局は同じ道をたどり裏モノが根絶やしにされるまでにはまだしばらくの時間を要するのでした。

 そういう私自身も、チェリーバーを打ったのは新装開店初日の1度きり。ちなみにその裏モノの方も、他の大好きな裏モノがまだまだ現役だったため触ったことがなかったのですね。

 今回の実戦はノーマルの方ですがやはり悪くないですね。およそ30年前とは言えやはりユニバーサル筐体、操作性も現在とそれほど遜色はありません。

 色々な意味で恵まれたマシンではなかったのかもしれませんが、4号機の礎となった1台であることには違いないでしょうね。

 イギリスと日本が手を組んだ初の4号機に敬意を表したいと思います。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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