『P牙狼月虹ノ旅人』の人気が「うなぎ登り」どころか、月までロケットで行っちゃって本物の月にプレミアのガロのエンプレムマークが浮かんでいます。
ヘタをすると1時間~2時間張り込み中の刑事並みに牙狼のコーナーの片隅で、席を立つ人を待つ日々が2週間続いています。ひと足先に導入された西日本では3週も続いています。中古市場ですでに『P牙狼月虹ノ旅人』は200万円を突破して、ホールの奪い合いが続いています。
200万円なんて、ホールですぐ売り上げてくれる錬金マシンのような牙狼です。ホールが長い間首を長くして待っていた台が『P大工の源さん超韋駄天』で火が点いて、遊タイムのある『ウルトラマンタロウ2』で粘るスロッターも集まりました。その流れで登場したハマっても面白くバカ吹きも多い牙狼へ、シフトチェンジしている方も多いようです。
圧倒的な設置台数不足が拍車をかけて、中古価格は200万円を軽く突破。車1台買えちゃいます。
30年前、初代『CRギンギラパラダイス』の中古価格が230万円まで上昇して、関西のとあるホールの店長が10台のギンパラを売って2300万円持ち逃げした有名な都市伝説が延々と語り継がれていることを思い出します。
大人気の『P牙狼月虹ノ旅人』のおかげで座れない人たちが『超韋駄天』や『タロウ2』に座るので、改めて稼働がUPしてきて片づけるのをちょっと待つホールも出てきたようです。『タロウ2』にもうひと踏ん張りしてもらうホールが続出で、嬉しい悲鳴です。
それとは逆に本当に悲鳴を上げているのが、ホールの出玉を循環させて配球するシステムの老朽化。10年~20年は当たり前の連日の稼働で、2021年のハイスピードマシンの配球に対応出来なくて、店員さんも対応に大わらわです。
ましてやドル箱のあるホールではさらに大変な状況になっています。
6月24日夜、35回大当り3万発出てる台で80回転の台にやっと座ったのが8時17分です。牙狼の保留変化の面白さは群を抜いていて鞘保留に牙狼剣が刺さって1万発出して帰ってもいいかなと思ったら、わずか90回転目にまた鞘保留に牙狼剣が刺さって再びマカチャンに入ったのが、9時8分です。
3連めで、その事故は発生しました。シマ全体の配球システムが故障して巻き上げ機が完全に止まってしまいました。裏の『P大工の源さん超韋駄天』も一緒にパニックです。
出玉をカードに入れられなかったり、玉貸機もSTOPして完全にシマ全体が死亡してしまいました。満席のお客さんも動けず何ともイヤなムードでした。
結局各台不足分の玉を他から持って来て、ボクのようにP.F.O.Gのガロの生首が上に出っぱなしの人は、閉店まで待ちましたが、思いがけない事故で、店員さんたちも汗だく…。巻き上げ機の修理とこぼれたパチンコ玉をカキ集める作業に追われて、とんでもないことになってました。
古い配球システムのせいで、牙狼で連チャンしたあと遅れて吐き出される出玉をずっとボタンを押しながら待つ至福の刻を味わっている方が、全国各地で一体何千人何万人いることでしょう。
このあと更にハイスピードの『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン』が登場するかと思うとホールは、ゾッとしていると思います。
2021年型のパチンコホールのハイスピード配球システムが急に必要になってきました。
いまや、閉店前でも15分で1万発が可能な時代になって、夜のお客さんもどんどん増えて、朝の行列も牙狼へ流れる時代が来ました。
今年の秋には、もっと凄い新台が出るので、全国のパチンコファンは、胸を膨らませて待ってて下さい。
いままでパチンコと少し距離を取ってた方たちも、放っておいてもホールに帰ってきそうな2021年です。
(文=谷村ひとし)