パチスロ「甘すぎて撤去続出?」ゴッドも霞む爆裂AT! 一撃「3万枚オーバー」でも話題になった5号機屈指の“万枚製造機”を振り返る

 前回はパチスロ『ブラックラグーン』での万枚達成を振り返りつつ、本機の魅力を存分に語ったが、実際のところ、『ブラクラ』のようなリアルボーナスとアシスト機能で出玉を増加させる「A(ボーナス)+ARTタイプ」はあまり好きではない。

 仕様上、リアルボーナスが搭載されていることでART突入率は必然的に重くなり、さらにはほとんどのマシンが1Gあたり1~1.7枚の低純増ARTである。ボーナスとARTの連鎖こそが本タイプ最大の魅力であるものの、逆にボーナスを引くことができなければショボい出玉でジ・エンド。ようやく当たったARTがあっという間に駆け抜け……その喪失感で心が折れて打つ気をなくしてしまうことも多々あった。

 そのため、筆者はボーナス非搭載の「ART」あるいは「AT」に特化したマシンが大好物であり、個人的「5号機ランキング」をつけるとすれば、「ART・AT機」が9割以上を占めることになると思う。それぐらい「ART・ATタイプ」への思い入れが強く、5号機で最も夢中になったスペックなのである。

 11年以降、数多くの「ART・AT機」がリリースされてきたが、その中でも特に印象に残っているのがSANKYOの『修羅の刻』だ。

 15年4月、5号機を代表する爆裂マシン『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』と同時期にリリースされた『修羅の刻』は、純増約3枚のAT機。4種類の疑似ボーナスとメインAT「伝承RUSH」が出玉増加の軸となっており、初当り時は疑似ボーナスを経由してATへ突入する仕様だ。

 初当りでAT突入が約束されるという、まさに筆者好みのゲーム性なのだが、一撃の出玉性能も大きな魅力。一部のファンの間では「5号機ナンバー1の荒波マシン」「一撃性能はゴッド凱旋を超える」といった声が上がっており、なかには「一撃で3万枚を突破した台もあった」との報告も寄せられるなど、その破壊力はピカイチである。

 そんな爆裂ATを堪能すべく、筆者も設置店に向かったが、導入台数の少なさなどから稼働率はどの店舗もかなり高め。さらには、導入からしばらく経つと、撤去するホールも目立ち始めたのである。

 というのも、本機は低設定域での誤爆率が非常に高く、ホール側からすれば「利益が取りづらい機種」とされていたからだ。

 そういうわけで、設置店はみるみるうちに減っていき、座れるだけでも貴重な状態に。そんななか、筆者は『修羅の刻』目当てに朝から並ぶことにした。

 抽選でひと桁台を引き当て、なんとか台を確保。導入から数か月、念願の初打ちとなったわけだが……。

 開始から数百Gで最強チェリー(1/65536)が降臨! 恩恵は上乗せ特化ゾーンの上位版「昇龍乱舞 極」とスーパーBIGだ。大量上乗せのチャンス、いや万枚への足がかりとなる本機最大の見せ場ということで、レバーを渾身の力で叩き続けた。

 「昇龍乱舞(極)」はリプレイが3or4連まで継続し、「極」であれば4連まで継続する仕様。リプレイ以外の全役で毎G上乗せが発生するという超強力な性能となっている。

 終了条件はリプレイの連続。このシンプルなゲーム性がゆえに、頭の中はアドレナリンが溢れて出ていたと思う。正直、この時の記憶はあまり残っておらず、覚えているのは600G以上のゲーム数を乗せたことだけだ。

 

 そこからは、ひたすら疑似ボーナスとATのループ。その間に突入した「昇龍乱舞」でゲーム数をちょくちょく乗せしていき、気づけば閉店を迎えていた。

 獲得枚数は自身最高の「一撃12000枚オーバー」。引き弱の筆者でもこれだけ出せたのだから、早々に撤去されるのも仕方ない。それでも設置してくれた勇気あるホールに今さらながら感謝したいと思う。

(文=華光パチ助)
<著者プロフィール>
「光り」に心を奪われた快楽主義のフリーライター。当初はジャグラー派だったものの、『沖ドキ!』の登場によってハイビスカスにドハマり。今では『ハナハナ』シリーズ含む完全告知台全般を好んでよく打っている。最新パチンコ機種の新台情報、5号機の昔話や実戦記事などをメインに執筆中。

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