新垣結衣、芸能界引退も視野か…結婚&独立“同時発表”の怪、所属事務所レプロと溝か

「交際はどのメディアも完全にノーマークだった。5年前にドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で共演後、2人の熱愛がたびたび報じられてきましたが、どれもツーショット写真など確固たるエビデンスになるような材料はなく、“噂の域”をすぎないものばかり。今年年始の『逃げ恥』スペシャル版で共演していたこともあり、芸能記者の間では“交際はない”とみられていた。本当に付き合っていたら、さすがに事務所も共演のオファーを引き受けないでしょうから。星野の所属事務所がコメントしているように、昨年の『逃げ恥』スペシャル版の撮影がきっかけで交際がスタートしたとみられています」(週刊誌記者)

 19日に電撃発表され、日本中を驚かせた星野源新垣結衣の結婚。2人は『逃げ恥』で仲睦まじい同居人、そして夫婦役を演じてきただけに、ネット上では多くの祝福の声が上がっている。

「新垣の熱愛話でいえば、7年ほど前に週刊誌で撮られた元ジャニーズの錦戸亮(関ジャニ∞)ぐらい。星野もまだ今ほど売れていなかった10年以上前に、歌手のaikoとの交際が報じられたくらいで、2人ともここ数年は恋愛スキャンダルとは無縁。

 特に新垣は知人らと食事に行ったりという目撃談もほぼ皆無で、プライベートは完全に謎。仕事が終わっても基本的には自宅に直帰するというスタイルで、事務所の後輩の川島海荷など、ごくごく親しい女友達らと自宅でゴハンするのがもっぱらなようです」(週刊誌記者)

 芸能マスコミの間で注目を集めているのが、結婚発表と同時に所属事務所の退所を発表している点だ。新垣は発表コメント内で

「私、新垣結衣はレプロエンタテインメントとの専属マネジメント契約を終了し、今後は個人として活動していくことになりました」

「なお当面は、レプロとのマネジメント契約を一部継続し、引き続きサポートしていただく形で、自分のスタイルをじっくりと構築してまいります」

と綴っているが、テレビ局関係者はいう。

「これまで新垣とレプロの関係が悪化しているという話はなかったが、今回の結婚と独立がまったく無関係だとみる向きは少ない。新垣が主演した2018年放送のドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)が視聴率的にかなり苦戦し、内容的にもネット上で酷評する声も目立ち、そういうことを結構気にするタイプの新垣に事務所は気を配って、その後2年ほど連ドラの仕事を入れなかった。CMや雑誌の仕事などに絞ってマイペースに仕事をさせるなど、事務所が新垣を“大切に扱っていた”のは事実でしょう」

同世代の女優陣と対照的

 そんな新垣とレプロの間で何があったのか――。

「レプロは長谷川京子、真木よう子、内田理央など多くの俳優やモデルを抱える大手芸能事務所ですが、CMの仕事も多い新垣が事務所の“稼ぎ頭”であることは間違いない。その一方、事務所が新垣に仕事を詰め込んでいるという感じではまったくない。事務所としては、これまで新垣をかなり“過保護”に扱ってきただけに、今後の仕事への影響を鑑みて、星野との結婚に難色を示したことで、新垣との間で溝ができたのではないかという話も出ている。新垣の退所コメントのなかに、通常この類の文書ではみられる事務所への感謝の言葉がない点も関心を集めています。

 そもそも、石原さとみや長澤まさみ、綾瀬はるかなど同世代の女優陣がドラマに映画、舞台と仕事が途切れることなく常にフル稼働状態で、どん欲に女優としての道を突き進んでいるのに対し、新垣はかなりマイペース。人気は高いものの“演技派女優”というタイプでもなく、女優という仕事にそこまで強いこだわりがあるようには見えない。

 それだけに、独立と星野との結婚を経て、来年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の仕事が終わったタイミングで家庭に入り、芸能界を引退する考えなのではないかという見方が広がっているわけです」(テレビ局関係者)

 また、別のテレビ局関係者もいう。

「新垣はまだ無名だった10代の頃に、同じ事務所の先輩の長谷川京子の“バーター”で出演したドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)がヒットし、さらにその後のグリコ『ポッキー』のCMでブレイクを果たし、以降はトントン拍子で順調に人気女優への階段を上ってきた。もちろん本人の努力もありますが、事務所の強力なプッシュとサポートによる部分が大きいのも事実。新垣はまだ32歳ですがデビューからすでに20年が経過し、もう芸能界に未練はないのかもしれません」

 気になるのはレプロの動きだ。レプロといえば16年に能年玲奈(現のん)の独立問題が世間を騒がせ、17年には清水富美加(現・千眼美子)が突如、退所を発表し、レプロへの激しい批判を展開したことも記憶に新しい。

 さらに今年4月にはモデルのマリエが、約15年前に元タレントの島田紳助さんから枕営業を強要され、相談したレプロから「金輪際、仕事来ないけどいい?」「あそこの(テレビ)制作会社と縁切ったら」などと言われ、事務所のスタッフと共に「紳助さんと“ツーツーだった”制作会社」に謝罪に行かされたとインスタで証言し、物議をかもしている。

「能年や清水の騒動あった数年前には、レプロを離れる社員が相次いでいましたが、少なくても今は特段に問題がある事務所という評判はない。もっとも、経営陣の顔ぶれについては、能年の騒動前からほとんど変わっていないようですが」(テレビ局関係者)

 当サイトでは今年4月12日付で記事『マリエ、能年、清水…芸能事務所レプロの“闇” 所属タレントから告発が相次ぐ理由』を掲載していたが、今回、改めて再掲載する。

―――以下、再掲載―――

 モデルのマリエは4日、Instagramライブに動画を投稿。約15年前の18歳の頃に、元タレントの島田紳助さんから枕営業を強要されたと告白。さらに、関係を持ちかけられた飲み会の場に同席していた出川哲郎と「やるせなす」について「18歳の私を帰さなかったの。(紳助さんを)ヨイショヨイショで」と語り、「出川さんがCMに出てるのも、マジで許せない」などと激しい批判を展開している。

 これを受け出川の所属事務所・マセキ芸能社は9日、「出川本人に確認したところ、(略)お騒がせしているような事実はないと申しております」とマリエの発言内容を否定。「やるせなす」の所属事務所・ワタナベエンターテインメントも「配信の中で話されているような事実はなかったことを確認いたしました」との見解を発表している。

「“元所属タレント”ということで、紳助が所属していた吉本興業は現時点では、コメント発表などの対応はしない方向のもよう。テレビ各局の情報番組なども一様にこの件には触れていませんが、マリエが所属するレプロエンタテインメントや吉本を含め有力芸能事務所4社に関わってくる話なので、よほどのことがない限り、スルーを貫くでしょう」(テレビ局関係者)

 今回の動画で注目されているのが、レプロへの言及部分である。マリエは当時「紳助さんの仕事をするか、しないかで追われて、しないって決めた」上でレプロに相談したものの、レプロから「金輪際、仕事来ないけどいい?」「あそこの(テレビ)制作会社と縁切ったら」などと言われ、事務所のスタッフと共に「紳助さんと“ツーツーだった”制作会社」に謝罪に行ったと証言しているのだ。

能年玲奈と清水富美加

 レプロといえば、新垣結衣や長谷川京子、真木よう子、内田理央など、数多くの俳優やモデルを抱える大手芸能事務所として知られているが、その社名が世間に広く知られるきっかけとなったのが、2016年の能年玲奈の独立騒動だった。

 能年はレプロに所属していた15年に個人事務所を設立。レプロで能年の演技指導を務めていたA氏がその個人事務所の取締役に名を連ねており、能年がA氏に“洗脳”されているという内容が一斉に報道された。そしてレプロとの契約が残っている段階で能年が退社の意思を示し、両者の関係が悪化。16年6月に契約満了を迎えるが、レプロ側は契約延長を求める姿勢を貫き、能年側に送付した文書の中には「契約終了後も『能年玲奈』を芸名として使用するにはレプロの許可が必要」という記述もあったことが明らかになっている。

「能年は14年の契約期間満了前にレプロに退社の意思を示したものの、レプロが拒否し、16年まで契約期間が延長された。能年サイドの主張によれば、その間、能年は書面で事務所に対して“仕事を入れてほしい”と申し入れをしたものの、仕事をさせてもらえなかったといいます。また、12年放送のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』出演当初、能年の月給が5万円で、その後に増額されたものの20万円だったことも注目されました。

 結局、能年は16年にレプロを退所。芸名を『のん』に改名して活動を続けることになり、一連の経緯を受け、レプロの体質が世間から批判を受けることになりました。

 ただ、たとえば“月給5万円”の件にしても、能年が住んでいた高級マンションの家賃をはじめ、仕事や生活にかかる経費はほぼすべてレプロが負担しており、能年が月5万円だけで生活のすべてを賄わなければならなかったというわけではない。そもそも能年がブレイクするまでにレプロが投下した費用は、レッスン代や生活費、営業コストなどを合算すれば何千万円レベルでは済まない金額でしょうから、その“初期投資”を回収する必要がある。事務所としては労力とカネをかけて育てたタレントがブレイクした途端に“辞めます”となれば、“それは違うでしょ”となるのは当然。そのため、業界内ではレプロ寄りの声も多かったです」(週刊誌記者)

 レプロと所属タレントの対立は、これだけではない。

 清水富美加(現・千眼美子)はレプロに所属していた17年に突如、芸能界引退と宗教団体「幸福の科学」への出家を発表。清水は「幸福の科学」を通じて、以下のようにレプロへの批判を展開した。

「当初は歩合制であったものの、事務所は何もしてくれなかった。次第に稼ぐようになったら、事務所から月給制を持ち出された。お父様から事務所に『厳しいのではないか?』とお話ししたところ、仕事を干された」

「睡眠時間3時間で1カ月31日働いても月給制。ボーナスは支給されなかった」

「嫌な仕事の典型は、水着のDVDであった。嫌で事前に拒否していたにもかかわらず、『もう決まっている』と無理に入れられてしまった。仕事を断ると干されるという恐怖の中で仕事をしていた」

 また、清水もレプロから給与を月額5万円とする契約を迫られ、受け入れていた時期もあったと主張しているが、レプロは清水の告発について、「事実と違うところが多く含まれている」「やりたくない仕事を押しつけたことは一切ない」「仕事の内容、仕事量に見合う適切な報酬を支払ってきた」と反論している。

芸能界の論理

 そして今回のマリエの告発と続いているわけだが、テレビ局関係者はいう。

「レプロは以前から幹部の顔ぶれはほとんど変わっていませんが、能年や清水の騒動あった4~5年ほど前、会社を辞める人が相次ぎ、業界内でちょっとした話題になっていた。そうしたこともあり、現場スタッフの顔ぶれは、数年前からだいぶ替わりましたね。対外的な立場の広報をはじめ、会社としてイメージアップに務めているという印象はあります」

 また、レプロ元社員はいう。

「マリエが話しているレプロ側の言動や対応については、“全然あり得る話”だと思います。紳助が当時テレビの世界で持っていた大きな影響力を考えれば、そこで“紳助を訴えましょう”とはなりませんよ。相手は大御所であり、吉本興業であり、大手制作会社ですからね。他の所属タレントたちの仕事のことも考えれば、そういう対応になるでしょう。

 ただ、こういう対応を取るのは、レプロだけではないと思います。他の事務所でも同じでしょう。レプロとしては、とにかく今は、有力芸能事務所である吉本、マセキ、ワタナベエンタとの関係をいかに悪化させないようにするのかが、重要な問題になっているのではないでしょうか」

 騒動はどのような決着をみせるのだろうか。

(文=編集部)