フリーアナウンサーという枠にとらわれず、モデルや女優など幅広く活躍する田中みな実。4月スタートの連続テレビドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』(テレビ東京系)ではアナウンサー役を演じ、主演の吉田羊からは「非の打ち所がない」と絶賛されるなど、女優としてさらなる飛躍が期待されている。
田中は2014年9月にTBSを退社し、宮根誠司や羽鳥慎一らがいるテイクオフに所属。バラエティー番組のみならず、女優としてドラマに出演したり、モデルとして女性ファッション誌のページを飾ったりとマルチな才能を発揮。昨年12月に発売した写真集『Sincerely yours…』(宝島社)は売上60万部を突破する大ベストセラーとなり話題を呼んだが、昨年8月には数多くの女優を抱える芸能事務所フラームへ移籍した。
そんな田中にとってネガティブな報道が飛び出している。
4月10日付「NEWSポストセブン」によれば、前事務所のテイクオフではマネージャーが4回も変わっており、移籍したばかりのフラームでも担当マネージャーが3月末をもって退社。業界内では“マネージャークラッシャー”と呼ばれているというのだ。
田中を知る業界関係者はいう。
「さすがに、この記事はちょっと盛りすぎですね。担当のマネージャーに強く当たるとか、1日中無視したとか書かれてますが、実際はそこまで“嫌な女”という感じの人ではないです。フラームへ移籍してからは、周りが女優だらけということもあり、いまだに萎縮しているときもあるくらい。そもそも今回フラームを退社した元マネージャーも、田中が移籍する前から退社の方向で話が進んでいましたので。
田中もテレビで自分の気難しいところをあえてさらけ出してますし、これまで週刊誌にはいろいろ書かれてきたこともあって、慣れている。自身に関する記事を見たときも、『意地悪でしょ〜』と笑い飛ばしてますよ」
もっとも、田中のテイクオフ所属時代については、こんな話も聞こえてくる。
「本人も、“前事務所ではスタッフを困らせたことが何度かある”と認めているみたいです。あるタレントとの交際を注意されても付き合い続けたり、“女優をやりたいからバラエティーの仕事を減らしたい”と突然宣言したりして、実際テイクオフはお手上げ状態。事務所内で問題児扱いされていた面は否めません。そういった経験から、田中はフラーム社長には過去にテイクオフのスタッフとの間で意見の食い違いがあったことは報告しているようです。
まあ、単純に田中とテイクオフは“そりが合わなかった”ということなんじゃないですかね。結果的に今の事務所に移籍できてよかったとは思いますけど、田中さん自身、前の事務所に対しては罪悪感というか、気にしている部分はあるみたいです」(業界関係者)
プロ意識の高さの裏返し
田中といえば、密着取材したテレビ番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)が昨年放送され、話題を呼んだ。
番組内では、ノートPCを開いてライターから送られた自身のインタビュー原稿をどんどん自分で修正していき、
「(記事の)見出しを変えていただきたく。『美のカリスマ、浜崎あゆみについて語る』みたいな感じなんですけど、『美のカリスマ』っていうのを入れていただきたくなくて。で、あの、浜崎あゆみさんを語ってはいないので、違う見出しをいくつか出していただいて、そこから選ばせてください。はい、お願いします」
とダメ出しする素顔も包み隠さず放送。また、出演ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレ朝系)の撮影現場では、田中は自分がつくった料理を自らゴミ箱に捨てるというシーンについて、監督に「何か腑に落ちないかなって思って。どうなんですかね。料理捨てると、なんかね」と違和感を訴え、そのシーンをなしにしてしまう様子もみられた。
さらには、自宅で自身が出演する『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)の放送をリアルタイムでチェックし、放送終了直後の深夜0時に番組のプロデューサーに電話をかけ、「情報量、結構多いなって思って」「めちゃめちゃしゃべり過ぎてたの」などと意見を伝達する場面もあったが、ファッション雑誌関係者はいう。
「美容やファッションの雑誌の世界では、今や田中は“カリスマ”扱い。加えて、折り紙付きの面倒な性格なので、出てもらう媒体は相当気をつかっています。ただ、それはプロ意識の高さの裏返しですし、ただ面倒くさいタレントさんというだけなら、これだけ雑誌やテレビで使われない。こぞって起用される理由があるんだと思いますよ。
確か『プロフェッショナル』でも本人が“面倒くさいタレントだなあと思われていると思うんですけど、それでもいいんです”と語っていましたが、よほどの覚悟と自信がなければ、言えるセリフではない。やっぱり、メディア側が起用したくなる“何か”があるんでしょう」
現在所属するフラームは、戸田恵梨香、有村架純、広末涼子など、演技には定評のある女優が数多く名を連ねる。
「田中の今の目標はNHKの朝ドラ出演。週刊誌の報道でその夢を邪魔されたくない思いでしょう」(業界関係者)
30代で女優転身という一大決心をした田中だけに、週刊誌ネタなど痛くも痒くもないのかもしれない。
(文=編集部)