嵐、ソロ活動でメンバー間格差拡大か…『VS魂』『ニノさん』視聴率低迷の深刻な理由

 3月5日、にまつわる“重大発表”があると一部メディアで報じられた。活動休止から2カ月が過ぎた今、ファンは「活動再開か?」などと夢見たが、結果的には二宮和也の第1子誕生の知らせだった。

 今のところ、ファンが嵐メンバーの姿を目にするには、それぞれが担当しているバラエティ番組を見るしかないということだ。では、二宮、櫻井翔、相葉雅紀の3人がレギュラー出演する各番組は大丈夫なのか? 総点検してみよう。

『SHOWチャンネル』は視聴率伸び悩み

 最初は櫻井だ。報道番組『news zero』(日本テレビ系)の月曜キャスターを務めている櫻井は、4月から広瀬すずとダブル主演する連続ドラマ『ネメシス』(同)が始まる。今、嵐の中で最も日テレとの距離が近い男である。

 そんな櫻井の担当番組が『1億3000万人のSHOWチャンネル』(同)。これは、10年続いた嵐の冠番組『嵐にしやがれ』(同)の後を受けて始まったプログラムだ。

 初回となった1月16日のオンエアは世帯視聴率13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人視聴率8.1%と上々の滑り出しを見せたが、その後はどんな推移を見せているのだろうか?

「初回放送のときより、若干落ち着いてきています。2月13日は世帯8.7%、個人 5.5%。20日は世帯8.1%、個人4.8%。27日も世帯8.7%、個人5.6%と安定はしていますが、初回ほどではありません。直近の3月6日の個人視聴率も6.1%と及第点ではあるものの、まぁ、そんな感じかという程度です。悪く言えば、化けの皮がはがれたというところでしょう。

 ただ、この番組は、芸能人がやりたいことがある限り延々と続けられますし、芸能人の新しい側面を見せることもできる。さらに、チャレンジ動画がネットでバズる可能性もあり、見せ方などを間違わなければ、長寿番組化しそうな気配があります」(テレビ局関係者)

苦戦が続く日曜朝の『ニノさん』

 続いては、冒頭で述べたように、3月5日に第1子の女児が誕生した二宮だ。彼の担当番組は、日曜朝10時25分からの1時間番組『ニノさん』(日本テレビ系)。番組自体は2013年から続いているが、昨年4月からは『誰だって波瀾爆笑』(同)の終了を受け、それまでの昼枠から“昇格”した。

「2月21日オンエアの視聴率は世帯6.7%、個人3.4%でした。裏番組は『サンデー・ジャポン』(TBS系)と『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、同日の『サンジャポ』は世帯12.7%、個人6.9%、『ワイドナ』は世帯7.8%、個人4.2%。この3番組に関して言えば、『ニノさん』は世帯・個人ともに最下位です。二宮の番組ということもあってスポンサー受けは良いのですが、欲を言えば、数字的にもう2ポイントは欲しいところでしょう」(同)

 また、『ニノさん』は前に放送されている『シューイチ』との食い合わせが悪いという。

「同じく2月21日の視聴率を見ると、『シューイチ』は世帯11.0%、個人6.0%と申し分ない数字です。また、テレビ局にとって最も見てほしい年齢層のF2(35~49歳女性)も7.3%と群を抜いている。ところが、その直後に始まる『ニノさん』になると、F2は3.5%と下落。『シューイチ』のアドバンテージを保てていないのです」(同)

 では、この先『ニノさん』はどうなってしまうのだろうか?

「『サンジャポ』『ワイドナ』というネットメディアも注目する2強の裏を任されているということは、日テレが二宮のことを信頼し、命運を託しているということでしょう。『ニノさん』自体はさまざまな試行錯誤を重ねて多少迷走はしていますが、大胆なテコ入れはされていません。日テレとしては、俳優として実力がありバラエティの能力にも長けている彼を、今の数字だけで判断し、見捨てることはないでしょう」(同)

『みんなのどうぶつ園』が炎上した相葉

 最後は相葉だ。彼は、故・志村けんさんの『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)の後を受けて始まった『I LOVE みんなのどうぶつ園』(同)、『VS嵐』(フジテレビ系)を引き継いだ『VS魂』(同)に加え、8年続いている『相葉マナブ』(テレビ朝日系)と、3本にレギュラー出演している。

「日曜夕方6時からの『相葉マナブ』はもともと30分枠でしたが、この4月から1時間に拡大。裏番組である『ちびまる子ちゃん』『サザエさん』(ともにフジテレビ系)と全面対決に挑みます。世帯視聴率は毎週2ケタ、個人視聴率も6%を獲得するなど、数字は好調。特に、マーケティング的には敬遠されるものの、実は大事なお客様である50代以上の視聴者のハートをがっちりつかんでいます。今後は2大国民的アニメにどこまで肉迫することができるのか、見ものです」(同)

 しかし、残りの2番組はやや雲行きが怪しいという。

「3月4日放送の『VS魂』は世帯7.0%、個人4.4%でした。これは、『プレバト!!』(TBS系)、『THE突破ファイル』(日本テレビ系)、『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』(テレビ朝日系)の中で、残念ながら最下位の数字です。もはや“ジャニーズタレントだけのゲーム番組”というふうに見られてしまっているのが、これまでの視聴者を遠ざけている要因でしょう。こうなったら、てらいなく、堂々と以前のゲームをやり続けるくらいの覚悟が必要だと思われます」(同)

 また、師匠から大事な枠を引き継いで始まった『みんなのどうぶつ園』も、あまり良くない空気が漂っている。

「2月27日のオンエアは世帯9.0%、個人5.4%でした。また、最近では、動物の扱い方をめぐって炎上しています。相葉と亀梨和也が希少種のスナネコを抱いたり背中をなでたりしたことに対して、視聴者から『ペット化を助長しているのでは』などと抗議の声が上がったのです。動物番組も“虐待”と言われかねない昨今ですから、もう少し慎重にロケをする必要があったのかもしれませんね」(同)

 いずれにしても、このまま嵐の活動再開が実現しなかった場合、メンバー間格差が広がっていくことは確実だろう。5年後、そして10年後、生き残っているのは誰なのだろうか?

(文=編集部)