22日、阪神競馬場で行われるマイルCS(G1)は、春の安田記念(G1)でアーモンドアイを破ったグランアレグリア(牝4、美浦・藤沢和雄厩舎)の1番人気が濃厚と見られている。
先週のエリザベス女王杯(G1)を1番人気ラッキーライラックが制して連覇を達成。今秋の重賞で人気馬がファンの支持に応えて優勝するケースも多く、グランアレグリア陣営にとって、堅い傾向が続いている現在の流れは歓迎材料となりそうだ。
振り返れば、秋G1開幕を告げたスプリンターズS(G1)を1番人気で優勝したのがグランアレグリアだった。その後も秋華賞をデアリングタクト、菊花賞をコントレイル、天皇賞・秋をアーモンドアイが制し、G1は現在1番人気馬が5連勝中と好調の波に乗っている。
だが、この堅い流れは前期のG1戦線でも十分に予感できたことかもしれない。以下は今年前期のG1レースの勝ち馬である。
宝塚記念 クロノジェネシス(2番人気)
安田記念 グランアレグリア(3番人気)
日本ダービー コントレイル(1番人気)
オークス デアリングタクト(1番人気)
ヴィクトリアM アーモンドアイ(1番人気)
NHKマイルC ラウダシオン(9番人気)
天皇賞・春 フィエールマン(1番人気)
皐月賞 コントレイル(1番人気)
中山グランドJ オジュウチョウサン(1番人気)
桜花賞 デアリングタクト(2番人気)
大阪杯 ラッキーライラック(2番人気)
高松宮記念 モズスーパーフレア(9番人気)
フェブラリーS モズアスコット(1番人気)
※1番人気7勝、2番人気3勝、3番人気1勝、9番人気2勝
春の2冠を制したデアリングタクト、コントレイルや障害の絶対的王者オジュウチョウサンの存在があったとはいえ、13レース中で1番人気が7勝と勝率5割を超えている。
そして、今年ここまで12勝は競馬史上初となる超ハイペースで1番人気最多勝の記録を更新した。
さらに驚きなのはフィナーレである有馬記念(G1)終了を待たずに、それまで11勝だった年間記録を抜いたことである。マイルCSを含め、年内のG1レース開催はまだ8レースも残っているにもかかわらずだ。
これは勿論、JRAから指定された対象5レースの勝ち馬を的中させるWIN5にも大きな影響を与えている。こちらもスプリンターズSが10月4日から、エリザベス女王杯が対象最終レースとなった11月15日まで5つ目に指定されたレースをすべて1番人気馬が勝利。現在、7連勝中となっている。
「結果的にそうだったとはいえ、1番人気がここまで安定してれば実質『WIN4』でしたからね。5レースすべて的中させる必要があるWIN5の場合、ひとつのレースを1点で済ませられるのと2点以上にするのとでは、最終的な点数に大きな差が出てきます。
例えば、1Rあたり3頭×5レースだと243点必要ですが、最後のレースが1点だった場合、そのまま3分の1となる81点で済ませることが可能です。この点数の違いは、点数が増えれば増えるほど致命的な差となるので、いかにして1点で狙い撃ちするかというのはWIN5ファンにとって死活問題といってもいいほどです」(競馬記者)
点数を絞りたいWIN5ファンにとって頼もしいのが、グランアレグリアに騎乗するC.ルメール騎手の存在だ。同騎手は秋の芝重賞で【6.2.0.3/11】と、勝率54.5%の大活躍を見せている。
さらにこれを1番人気に限定した場合、4戦全勝とパーフェクト。グランアレグリアに騎乗するマイルCSでも1番人気が濃厚と見られているだけに、5勝目を挙げる可能性はかなり高いだろう。
ここは思い切ってグランアレグリア1点で攻めてみるのも面白そうだ。