長年にわたって朝の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)のキャスターを務めてきた小倉智昭の「勇退」が報じられ、その“後釜”として関ジャニ∞の村上信五が最有力候補に浮上したと伝えられたことが物議を醸している。
小倉の勇退は「週刊文春」(文藝春秋)などで報じられ、29日の生放送中にコメンテーターの社会学者・古市憲寿が「とくダネ!が終わるの本当ですか?」と質問。小倉が笑ってスルーし、伊藤利尋アナも「とくダネ!の話はいいです」とごまかしたことで「確定」と見られている。
同番組は小倉のイメージがあまりに強いため、もし勇退となれば終了は確実。そうなれば、来年4月から新たな「フジテレビの朝の顔」を迎え、新番組がスタートすることになる。
そんな中、30日付の「東スポWeb」など複数のメディアが後継者の最有力候補に村上が浮上したと報道したのだ。
村上は大型特番『FNS27時間テレビ』(同)でビートたけしと共にMCを務めるなど同局と関係が深く、開催延期となったもののフジテレビ系の『東京2020オリンピック』のメインキャスターを務めることも決定していた。
来春に新番組の司会に就任し、来夏に延期になったオリンピックの特番へと流れていくのは理想的で、まさに村上は適任というわけだ。
「同じ関ジャニ∞の丸山隆平や少年隊の東山紀之、TOKIOの城島茂などジャニーズタレントのキャスター進出は盛んになっています。しかし、帯番組の司会はTOKIOの国分太一とV6の井ノ原快彦が撤退するなど、上手くいっていない。ジャニーズ事務所は『ポスト中居正広』として村上に期待していますから、平日の帯番組に売り込みたいのは間違いないでしょう」(芸能ライター)
村上なら人気・知名度・実力のどれも十分かと思われるが、意外にもネット上の反応は辛らつだ。
SNSや大手ポータルサイトのコメント欄では「村上くんのトークは隣にマツコ(マツコ・デラックス)やブラマヨ(ブラックマヨネーズ)がいないと」「ポスト中居はまだ無理じゃないかな」「報道系はキツイと思う」「そもそも情報番組にジャニーズいらない」といった声が目立っている。
さらに、関ジャニ∞ファンからも「ライブやグループの番組を大事にしてほしい」「ジャニーズ嫌いな人もいるから、無理に帯の情報番組やって叩かれるのは可哀想」といった否定的なコメントが寄せられている状況だ。
渋谷すばるや錦戸亮が脱退し、解散説すらチラついたことで「関ジャニ∞を大事にしてほしい」と考えるファンが多くなったのだろう。
人材流出に揺れているジャニーズ事務所としては、村上を「人気司会者」に育て上げたいという目論見があるのかもしれないが、このままでは一般視聴者からもファンからもソッポを向かれそうな気配。視聴者やファンが何を求めているのか、しっかり見極めてから戦略を練った方がよさそうだ。