強いママさんレーサーの塩崎桐加(28・三重)が31日、『G3芦屋オールレディース』の準優12レースを順当に逃げ切り、優勝戦の1号艇を獲得した。2日目からの連勝こそ、5日目前半の8R(3着)で途切れたが、パワーを武器に4度目の優勝に不安はない。
塩崎の”確変”は5連勝で止まったが、準優12レースは危なげなく逃げ切り、優勝戦のポールポジション1号艇を手に入れた。2コースの松本晶恵が差して伸びてきたが、回った後の足が違う。周回ごとに松本を突き放し、自他ともに認める節一パワーを見せつけた格好だ。
行き足、伸びも上位だが、何より回ってからの押しが超抜クラス。仕掛け遅れがない限り、4度目の優勝は堅そうだ。
塩崎と言えば、強さと美貌を兼ね備えた人気抜群のママさんレーサー。2015年4月に同じ三重支部の石塚裕介と結婚し、2017年7月に第1子の男児を出産している。ファンを驚かせたのは、産休からの復帰戦(2018年1月)。宮島のW優勝戦でいきなり優勝を果たし、強いママさんレーサーの存在感をアピールした。
塩崎に限らず、ボートレース界には、出産後も変わらぬ強さを発揮しているママさんレーサーは少なくない。中でも、”最強ママさんレーサー”と言っていい平山智加(35・香川)は、2度目の産休後も7点勝率を維持し、優勝も産休後に7回と、女子トップの強さを発揮。次節の『G1多摩川レディースチャンピオン(女子王座決定戦)』でも優勝候補の筆頭に推されている。
また2018年12月に産休から復帰した”アイドルレーサー”の鎌倉涼(31・大阪)も、今年5月の尼崎で、産休後の初優勝を飾るなど、かつての勢いを取り戻しつつある。”美人すぎるボートレーサー”と言われる魚谷香織(35・山口)は、現在3度目の産休中だが、産休から復帰するたびに、豪快なレースでファンを魅了。ママさんパワーを見せつけている。
5連勝を含む6勝と今節を引っ張り、優勝戦1号艇に座る若きママさんレーサーの塩崎。彼女の最大の魅力は、2018年の平和島『G3レディースクライマックスシリーズ』をカドまくり一撃で制したように、ここ一番の爆発力にある。勢いに乗れば実に怖い存在。それだけに、次節『G1多摩川レディースチャンピオン』の前哨戦と言える今回の芦屋で1年8カ月ぶり4度目の優勝を飾れば、夏の女王決定戦で台風の目になるのは間違いない。
それでは最後に優勝戦の展望をお届けしたい。
1号艇 塩崎 桐加(28・三重)
2号艇 細川 裕子(38・愛知)
3号艇 小野 生奈(31・福岡)
4号艇 日高 逸子(58・福岡)
5号艇 堀之内紀代子(40・岡山)
6号艇 松本 晶恵(33・群馬)
回り足中心に節一パワーを誇るのは塩崎。スタートさえ遅れなければ、先に回って逃げ切り濃厚。相手筆頭は女子屈指のターン力を持つ小野。ツケ回れば2着、いい角度でまくり差しが入れば頭まである。差し残す細川、まくり差し決まれば堀之内、大外でも機動力ある松本が3着候補。
舟券は1=3-256の6点
いずれにしても中心は節一パワー&1号艇の塩崎桐加。夏が似合う、強くて美しいママさんレーサーの激走に期待だ。