「綺麗になったね」より納棺師がほっとした“遺族のひと言”【死化粧の現場】 – ニュースな本
浜辺美波と目黒蓮のダブル主演映画『ほどなく、お別れです』が話題を集めるなか、現実の納棺師は、どんな「最後の別れ」に立ち会っているのか。亡くなった人に施される「死化粧」は、単に顔を整えるためのものではない。納棺師の著者によれば、遺族がふと口にする「パパっぽい」「いつもの顔だね」という言葉の中に、故人が“その人らしく”戻ってくる瞬間があるという。死者と生者の距離をそっと縮める、“最後の身支度”に込められた思いとは。※本稿は、納棺師の大森あきこ『いつもの場所に今もあなたがいるようで』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。