パチスロ「一撃万枚」の夢は終わらず!?「選ばれし人気機種」の特徴とは…


「懐かしのアノ機種が打ちたい」

 長年パチンコ、パチスロを打たれている方であれば、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。

 私であれば一撃万枚を狙いやすいとされる『パチスロゴルゴ13-薔薇十字団の陰謀-』や『パチスロ コードギアス 反逆のルルーシュ』、『パチスロ カウボーイビバップ』など歴戦の爆裂機を無性に打ちたくなる事がございます。

 実際に一撃万枚を体験した事はございませんが、5000枚や8000枚クラスの出玉を出し、爆裂機としての片鱗を体験した事は、今なお私の脳裏に鮮明に残っているのです。

 無論、現行の機種も今の時代にあった楽しみ方ができるものでございますが、どうしても過去に美味しい思いをした機種が恋しくなるのは打ち手の性…。

 昔打った機種を今でも設置している店がないか。そう思って設置店舗を検索した方々もいる事でしょう。

 上記3機種の中で『パチスロ カウボーイビバップ』だけは、今でも現役で設置しているホールがございます。

 有利区間が設けられた6号機では成し得ない「一撃万枚」を狙える機種がまだあるのならば、多くの店舗で導入すればいいじゃないか。そう考える人もいるかもしれません。

 私も自宅の近くに『パチスロ カウボーイビバップ』が設置されたホールがあったら撤去されるまで打ち切るとは思いますが、実はホールがそういった機種を設置できない訳があるのです。

 パチンコ・パチスロには検定と認定というものがあり、検定の有効期間は公安委員会に申請してから3年間です。保通協での型式試験に合格して「適合」と認められた遊技機がホールへと導入されます。

 認定というのは、ホールに設置中で検定期間内であり、かつ故障していない遊技機を対象にホール側が認定の申請を行ったもので、設置期間を3年間延長できるシステムです。

 多くのホールは、よほどの人気機種でない限り認定申請を行わないため検定切れまでに撤去されてしまうが故に、昔の台が打てるホールが限られてしまうという現象が生じます。

 では、実際にどのような機種が認定申請されやすいのか?私がパチンコ店員として5年間勤めたホールで「1機種だけ」認定申請した機種がありました…。

 それは、5号機として絶対的人気を誇った『沖ドキ!』です。

 先月、多くの人々が待ち望んでいたシリーズ後継機『沖ドキ!2‐30』がホールに導入されましたが、初代に対する根強い支持は衰える事なく健在でしょう。

 当時、私が勤めていたホールには『沖ドキ!』だけで3ボックス設置しており、まさにホール運営の主力とも言うべき機種でございました。

 天国に上がったかどうかのドキドキの32G。連チャンした際の胸の高鳴り。圧倒的出玉性能で「一撃万枚」も射程圏内。これまで多くのパチスロユーザーを魅了してきた屈指の名機です。

 そんな『沖ドキ!』に関して、忘れられないエピソードがございます。

 勤め先のホールでは『沖ドキ!』の認定申請を行った日から、認定の通知を受けるまでの数日間、稼働停止となっていたのですが…。

 当時、『沖ドキ!』を毎日のように遊技し、それ以外の機種には目もくれない常連様が数多くいらっしゃり、来店して稼働停止している『沖ドキ!』の島を見た常連様からは「もう沖ドキ打てなくなるの?」「今すぐ電源入れて打たせろ!」などの声をいただいた記憶があります。

 中には「沖ドキで遠隔やってたから稼働停止になったんだろ」と、健全な営業を行っていた我々に対して突飛な事を言ってくる方もおり、高鳴る感情をぐっと抑えて対応しておりました。

 ただ、その一方で本機の人気が高いことを実感。『沖ドキ!』の島が稼働停止しているという事で「もう沖ドキが打てなくなるかもしれない」と不安になる常連様が非常に多かった事からも、これだけパチスロユーザーに愛されている機種なのだと身をもって体感した次第です。

 これまで多くの方々を虜にし、パチスロ業界に活気を与え続けてきた『沖ドキ!』。打てなくなるまで、まだ猶予はございます。

 ホールから完全に撤去されてしまう「その時」が来るまで…悔いが残らないよう打ち尽くしたいですね。

(文=ミリオン銀次)