人気声優の櫻井孝宏に新たな「裏切り不倫」疑惑が浮上し、再び窮地に追い込まれている。所属事務所が「女性から1000万円という法外な金銭要求があり、断ったことで報道がなされた」などと事情説明したが、報道内容については否定しておらず、泥沼化の気配となっている。
櫻井は昨年10月、既婚者であることを隠して自身のネットラジオ番組の女性構成作家と約10年にわたって交際していたと「文春オンライン」(文藝春秋)に報じられ、女性作家はショックで倒れて救急搬送された末に作家業を引退したと伝えられた。櫻井はバッシングを浴びたことで、以後の出演予定だったイベントなどは軒並みキャンセルとなっていた。
昨年12月、櫻井はラジオ番組の公式サイトで「私の身勝手な行動により、皆さまの信頼を裏切ってしまい、誠に申し訳ございませんでした」などと全面的に非を認める謝罪文を公開。年が明けてから、人気マンガ『トリコ』の連載15周年を記念したABEMAの特番『ABEMAトリコ祭り キャスト大集合SP』(2月12日放送)に櫻井が出演することが発表され、謝罪文の公開で「みそぎ」を済ませたことで完全復帰するとみられていた。
ところが、今月17日付の「文春オンライン」が新たな不倫疑惑を報道。アニメ業界に身を置く“第3の女性”が2006年から2021年の15年間にわたって断続的に交際関係にあったと名乗り出て、同じく結婚していることを知らされないまま「性のはけ口」にされたと告発したのだ。
女性によると、櫻井は2019年の女性の誕生日にオーダーメイドのピンキーリングを贈るなど「本命」をにおわせるような態度をとっていたという。しかし、櫻井は2018年末に現在の妻と入籍していたとみられ、結婚が決まったと思われるころから女性へのメールなどによる「卑わいな要求」が増加し、入籍した数日後にも「お尻も見たかったな…」などといったメッセージが送られてきたそうだ。
櫻井が結婚していたことを知った女性は、自分が「性のはけ口」にされていたのだと絶望し、心身の不調によって心療内科に通院するようになったという。同記事では、証拠となる写真やメールなども多数提示されている。
先述の放送作家との不倫騒動が報じられると、女性は櫻井に事情を説明してほしいとメールで要求。櫻井からは「裏切っていたことをお詫びします」との返信があり、女性が具体的な「お詫び」の方法を示すように伝えると、弁護士から100万円の慰謝料を支払うとの連絡があったという。
女性は「15年で100万の女」と判断されたことに納得がいかず、弁護士に対して「こちらとしては提示額にゼロが1つ足りないという認識」などと思いをぶつけたが、相手側は「結婚するまでの約13年間は対等の関係なので慰謝料を支払うに値しない」などと主張。女性と弁護士の認識が完全に食い違っていたことで示談がまとまらず、週刊誌で告発という事態になったようだ。
この報道を受けて、櫻井が所属する声優事務所「インテンション」は18日の早朝4時台という異例の時間帯に説明文を発表。 「今回の記事に掲載されている女性から、櫻井は1000万円を請求されており、指定期日までに対応がない場合、該当女性の納得のいく方法・手段を実施すると伝えられておりました」とし、「法外な金額であったことから、櫻井が個人で委任した弁護士を通じて要求を断ったところ、報道がなされた次第です」と経緯が明かされた。
今後については「このような背景があるため、弊社といたしましても顧問弁護士と対応を協議しております。重ねまして、この度は皆さまへ多大なるご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。皆さまへの信頼回復に誠意をもって対応してまいります」としている。
櫻井は『鬼滅の刃』の冨岡義勇、『呪術廻戦』の夏油傑など人気アニメのメインキャラクターを数多く担当しており、今年は両作とも新シリーズが放送予定。本来なら関連イベントなどにも出演するはずだろうが、今回の報道によって再び先行きが不透明になった。先述した『トリコ』の記念番組についても、出演できるかどうかは微妙なところと言わざるを得ない。
この事態について、ネット上のアニメファンからは「金銭要求の是非は別にしても、やったことが事実なら責められても仕方ないのでは」「15年捧げた相手から裏切られて100万円じゃ、安いって思うのも理解できる」といった声がある一方、「1000万円要求はさすがに法外では」「女性側の『お金を払わなかったら週刊誌にバラす』ってやり方はどうかと思う」といった意見もあり、賛否両論が巻き起こっている。
「みそぎ」を済ませていよいよ完全復活かと思われたのも束の間、以前よりも状況が悪化したともいえる櫻井は告発した女性とどう向き合い、再び信頼を裏切ってしまったファンにどのような誠意を見せるのだろうか。