東出昌大、不倫・離婚騒動は「仕事に影響ない」 批判続出の一方でオファーは絶えず

 俳優の東出昌大が、元妻・杏との離婚や自身の不倫騒動について「仕事に影響はない」と断言したことが話題になっている。「みんな、何でそんなこと騒いでるの?」とまで語り、それを疑問視した人々からネット上で猛批判を浴びる状況となっているようだ。

 話題となっているのは、今月8日付の東京スポーツの記事。主演映画『とべない風船』(公開中)の舞台あいさつ後、宮川博至監督と共に笑顔で取材に応じる様子がリポートされている。

 東出は2020年1月に女優の唐田えりかとの不倫が発覚し、同年8月に杏との離婚を発表。今作は、ちょうど不倫や離婚をめぐる騒動の渦中にあったころにオファーを受けていたという。記事では、東出が騒動の影響について「私生活というのは、みんな紆余曲折があると思う。僕らの仕事、報道の余波を受ける仕事って、僕の生活の本質からズレている」と発言。さらに「ウソだったり、『みんな、何でそんなこと騒いでるの?』っていうこともある。役者の仕事って、私生活の波長の影響を受けているんだろうけど、ことさらにプライベートが報道されてるからこの作品に支障をきたすとか、逆に好影響を持ってくるってこともない」と話し、影響はないと断言した。

 しかし、これにネット上でツッコミが殺到。「他の人が言うならまだしも、自分で『不祥事の影響はない』って言っちゃダメでしょ」「仕事に影響ないわけないでしょ。もし東出さんが愛妻家とか純愛キャラを演じたら違和感しかない」「開き直ってるようにしか聞こえない」「俳優はイメージが大事だから、高倉健さんや田村正和さんは私生活でもキャラクターを崩さなかったわけで……」などと、東出の発言に疑問の声が集中した。

 事実、東出は私生活の問題によって大きく境遇が変わっている。一昨年10月に地方ロケの現場に20代の美女を呼び寄せ、その不真面目ぶりに当時の所属事務所が激怒。東出は昨年2月に独立を発表したが、業界内では「事実上のクビ」だったとささやかれており、マネージャーもいない状態で「裸一貫の再出発」となった。

 だが、その一方で東出の元にはオファーが続々と舞い込んでいるようだ。昨年12月に公開された『天上の花』、公開中の『とべない風船』、3月公開予定の『Winny』と主演映画ラッシュとなっており、以降も現実に起きた虐殺事件を題材にした『福田村事件(仮)』(2023年公開予定)などが控える。さらに、東出は昨春から関東近郊の山あいで狩猟をしたり野菜を育てたりといった「山ごもり生活」をしているというが、その暮らしぶりを追ったドキュメンタリー作品の制作も発表されている。

 好感度は落ちるところまで落ちてしまったはずだが、なぜこんなにオファーが絶えないのか。普通なら「私生活の問題を差し引いても『作品に使いたい』と思わせるほどの実力がある」という理由が思い浮かぶが、東出の演技については昔から「独特の雰囲気がある」「セリフが棒読みすぎる」と賛否あり、他に代わりがいないというほどの盤石の評価があるわけではない。

 それでもオファーが続く理由として、業界内では「ギャラの安さと話題性」があげられている。現在、東出はギャラについて「言い値」で受けているともいわれ、知名度や実績を考えると出演料が破格の安さになっているという。独立した影響もあって、当面は「買い叩き」覚悟で露出を増やしていく方針のようだ。また、東出が出演するとなれば良くも悪くもメディアで取り上げられやすくなり、話題性が期待できることもオファーの多さにつながっているようだ。

 ただ、テレビドラマは「スポンサーが難色を示す」という理由でオファーがまったくないといわれ、当然ながらCMなどの広告仕事は皆無。格安の映画の出演ギャラくらいしか収入はないとみられており、一昨年に杏に提示した養育費が「月に子ども1人につき1万円で計3万円」と一部で報じられていたが、こうした懐事情の厳しさが慰謝料の額にも関係しているのかもしれない。

 いずれにしても、私生活が仕事に影響しているのは間違いなさそうな東出。「コスパ」を理由に重宝されている状況から以前のような人気俳優へと返り咲くことはできるのか、2023年は勝負の年となりそうだ。