Ado、ウタとしての歌唱が「音源流してるだけ」で疑問噴出…「生歌聴きたい」の声

 TBS系音楽特番『CDTVライブ!ライブ!クリスマス4時間SP』が19日に放送され、アニメ映画『ONE PIECE FILM RED』のヒロイン・ウタ(CV:名塚佳織/歌唱:Ado)が登場。テレビ初パフォーマンスとなった「風のゆくえ」などを披露したが、視聴者から「CD音源を流しているだけでは」「紅白もこれ?」と疑問の声があがるなど物議を醸している。

 番組では、ウタの3D-CGモデルと華やかなスタジオセットが合成された映像で、同映画の主題歌「新時代」、劇中歌の「私は最強」と「風のゆくえ」の計3曲によるスペシャルメドレーが披露された。ネット上では「本当にウタがいるみたい」「Adoの歌とキャラのダンスがすごく合ってる」「セットに麦わら帽子があるし、風のゆくえが泣けるしで最高だった」などと、多くの視聴者が沸き立った。

 しかし、その一方で「ウタって、CG映像にCD音源を合わせてるだけだよね?」「ウタ嫌いじゃないけど、いつもCD音源を流してるだけなのは何だかなーって思う」「Adoが生で歌うのって無理なの?」「CD音源でCGキャラが踊ってるだけって…せめてAdoに新録してほしい」といった不満の声が噴出。今回のAdoの歌声がCDや配信でリリースされている音源と変わらないように聞こえたため、音源をそのまま流しているだけではないかと落胆した人が少なくなかったようだ。

 ウタは14日に放送されたフジテレビ系音楽特番『FNS歌謡祭 第2夜』にも出演したが、この時もネット上で「音源をそのまま流してるだけ」という指摘が相次いでいた。ウタは「UTA TV LIVE TOUR」と題し、年末まで23日の『ミュージックステーション ウルトラSUPER LIVE 2022』(テレビ朝日系)、28日の『発表!今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード2022~』(日本テレビ系)、31日のNHK『紅白歌合戦』に出演する予定。もし、これらすべてが「CD音源を流しているだけ」となれば、いくらファンでも食傷気味になってしまいそうだ。

 特に、基本的に生パフォーマンスが鉄則である『紅白』は多くのファンが「Adoの生歌」を期待しているが、現状では実現できるかどうか微妙なラインと言わざるを得ない。

 Adoは「顔出しなし」のアーティストであるが、数は少ないながらもコンサートを開催しており、その時はシルエットを映し出す演出でライブが展開される。同じく顔出しなしで活動している男性4人組ボーカルグループ「GReeeeN」もシルエット演出によるライブを開催し、2020年末に『紅白』に出場した際にはCGキャラクター化された姿でパフォーマンスを披露した。

 となれば、Adoの生パフォーマンスも不可能でないように思える。だが、ウタとしての出演となると「CGキャラクターのダンスと歌がぴたりと合っている」という必須条件が生まれ、生歌に向かないという事情がある。そのため、映像面を重視してCD音源を流すにとどまっているのではないかとも推測されている。

 ネット上では「ウタじゃなくAdoとして出演して生歌を聴かせてほしい」「ウタにこだわる必要ある?」「テレビでCGキャラのダンス見せられるのはお腹いっぱい」といった声も聞こえてくるが、今後も同じような演出が続くのか、それとも生歌を取り入れることができるのか。とりわけ大みそかの『紅白』は注目度が高く、制作サイドも特別な演出を考えているとみられるだけに期待が集まりそうだ。