ジャニーズ、次の退所候補者はキスマイ「あのメンバー」か…グループ内格差も影響か

 ジャニーズ事務所をめぐってはこの11月、事務所副社長とジャニーズアイランド社長を兼任してきた滝沢秀明氏の退社報告に、King&Prince(キンプリ)の一部メンバーがグループ脱退および退所するという発表も続き、世間を騒然とさせた。マスコミ界隈では今後も退所者が続出すると見る向きもあり、その「候補者」として名前が取り沙汰されているジャニーズタレントも。特に、以前からメンバーの脱退説や解散説がささやかれてきたKis-My-Ft2(キスマイ)について「現実味を帯びてきた」という報道が増えているなか、あるメンバーの動向が注目されているようだ。

 北山宏光、千賀健永、宮田俊哉、横尾渉、藤ヶ谷太輔、玉森裕太、二階堂高嗣の7人で、2011年8月10日にシングル『Everybody Go』でCDデビューを果たしたキスマイ。デビューからわずか18日後、同月28日には東京ドームで単独コンサート『Kis-My-Ft2 Debut Tour 2011 Everybody Go to TOKYO DOME』を開催した。

『Everybody Go』から今年8月17日に発売したシングル『Two as One』まで、29作連続で「オリコン週間シングルランキング」初登場1位を獲得。12月14日には30作目となるニューシングル『想花』の発売も予定されており、記録更新に期待がかかる。ちなみに、12年3月発売のアルバム『Kis-My-1st』から21年8月発売の『BEST of Kis-My-Ft2』まで、全11作のアルバムも「オリコン週間アルバムランキング」ですべて初登場1位を獲得している。

 グループではライブや歌番組でパフォーマンスを行うほか、冠バラエティ『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系)などにも出演。その前身番組『キスマイBUSAIKU!?』の13年10月放送回では、当時SMAPの中居正広(グループは16年12月に解散、中居は20年3月にジャニーズを退所)が北山、藤ヶ谷、玉森に比べて千賀、宮田、横尾、二階堂が目立っていないことを指摘したのを機に、4人は派生ユニット・舞祭組としてもデビューすることに。

 グループ名は中居が決めたが、「舞祭組」の漢字はジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川元社長(19年7月に死去)が当てたという。13年12月発売のデビュー曲『棚からぼたもち』も中居がプロデュースし、舞祭組の4人でドラマや舞台、CMに出演するようにもなった。

 こうしたことからもわかるように、中居はずっとキスマイを可愛がってきた。今月4日、体調不良のために活動休止を発表した中居だが、自身のラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)の代役に藤ヶ谷を指名。19日には、藤ヶ谷が同番組でSMAPの名曲『らいおんハート』(00年8月発売)を流し、リスナーを感動させていた。

「そもそもキスマイは、SMAPの元チーフマネジャー・飯島三智氏が売り出したグループ。そのため、SMAP解散騒動中に事務所内の派閥問題が取り沙汰されていた時、“飯島派”のキスマイも立場が悪くなるのではとファンは心配していた。結局、飯島氏はジャニーズから離れて新事務所・CULENを設立し、SMAP解散後にジャニーズを退所した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾と合流。このゴタゴタの最中にも、キスマイや一部メンバーのCULEN移籍説がウワサされていた」(テレビ局関係者)

目立つ藤ヶ谷と玉森の活躍

 さらに、飯島氏がいなくなって以降、グループ内格差が激しくなったという見方も。

「ジャニーズ側は、藤ヶ谷と玉森ばかりプッシュしている印象。たしかにこの2人は、ほかのメンバーと比べて俳優の仕事も多く、藤ヶ谷は来年1月に主演映画『そして僕は途方に暮れる』が公開されるほか、同月から連続ドラマ『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日系)でも主演する。一方、玉森は今年7月期の『NICE FLIGHT!』(同)に10月期の『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系)と、2クール続けて連ドラ主演。そして来年2月公開の映画『シャイロックの子供たち』のメインキャストにも選ばれている」(スポーツ紙記者)

 一応、北山や千賀、宮田あたりは俳優業も展開しているが、藤ヶ谷と玉森ほど盛んではなく、横尾、二階堂を含め、来年の出演作品なども発表されていない。

「藤ヶ谷と玉森は、事務所現社長の藤島ジュリー景子氏に気に入られているともいわれており、優遇されている可能性はある。ほかの5人があからさまに冷遇されているわけじゃないとしても、不満や不安が募っていれば、脱退、そして退所を考えていてもおかしくはない。タッキーの退社やキンプリ分裂の背景にも、ジュリー氏との確執が報じられ、事務所側は否定していたものの、ファンの不信感は拭いきれていない状況。キスマイも分裂となるか、もしくは全員で退所するという選択もあり得るが、彼らがジャニーズを離れて飯島氏と合流することになっても、批判は少ない気がする」(同)

 また、芸能事務所関係者はいう。

「なかでも北山宏光のグループ脱退や退所の可能性が業界内では取り沙汰されている。キンプリ脱退騒動でも浮き彫りになったように、ジュリーさんは自分に好意的なタレントやお気に入りのタレントを贔屓するタイプで、ジュリーさんの『推し』に北山が入っているとはいえない。最近は本人もくすぶり気味だという話も漏れ伝わってくるが、37歳という年齢も重なり、事務所にいてもそれほど明るい将来を描けないという思いが強くなれば、事務所を離れるという道を選択してもおかしくはない。

 もっとも、グループ内で藤ヶ谷・玉森とそれ以外のメンバーの間でこれだけ事務所による『推し』具合の差が明確で、グループ内格差が隠せない状況となれば、モチベーションが下がるメンバーが出ても仕方ない」

 飯島氏、また滝沢氏が今後、ジャニーズ離脱者の受け皿になることはあるのだろうか。

(文=Business Journal編集部)