モデルで女優の水原希子が、また炎上している。今回の騒動は、10月10日にABEMA公式YouTubeチャンネルで公開された動画内での発言が発端となった。
水原希子は妹でモデルの水原佑果と共に出演し、アメリカ人セクシー女優のジューン・ラブジョイにインタビューを行った。ラブジョイが日本について「痴漢も結構多いと思います」と語ると、水原は「痴漢って日本独特の文化だよね」「他の国はないから」「日本だけだと思います」と持論を述べた。
続けて、スタッフが「盗撮っていうのも日本独特?」と質問すると、水原は「日本のiPhoneだけですよ、(シャッターの)音出るの」と述べ、「他の国のiPhone、音出ないですよ」「(日本は)盗撮が多いから(音が出る設定になっている)」として、「だから、異常なんです、日本は」と日本の性犯罪事情について発言。これら一連の発言が、ネット上で反感を買うことになった。
まず、「痴漢は日本独特の文化」という発言について、世界各地の在住者から「痴漢はフランスでもある」「イタリアなんかしょっちゅう体を触られるが、日本ほど問題にならないだけ」「インドでは痴漢が犯罪扱いされていない感じすらある」などのコメントが殺到。もちろん、痴漢は犯罪であり、撲滅すべき社会問題である。だが、「痴漢は日本だけ」「独特の文化」などとする発言は反発を生んでも仕方ないところだろう。
また、iPhoneのシャッター音が鳴る仕様は、日本だけでなく韓国でも同様だ。世界的なスタンダードではないものの、「日本のiPhoneだけです」と断言したことが、「日本を意図的に貶めようとしている」との批判が上がる要因になったといえる。
ちなみに、性犯罪率という少し広げた視点でみると、日本はここ数十年、減少傾向にあり、欧米やアジア各国に比べても格段に少ない。水原の母親の母国である韓国と比較しても、今や10分の1程度にまで減っている。この数値は強制性交等罪と強制わいせつ罪を合わせた数値であり、痴漢は強制わいせつに入るケースと入らないケース(迷惑行為防止条例など)があるが、日本の性犯罪は他国に比べて多いわけではない。
水原希子が炎上を繰り返すわけ
水原はこれまでにも、たびたび炎上騒動を起こしてきた。意図的に炎上させようとしているわけではないと思われるが、なぜこれほどまでにネット上で叩かれるのだろうか。芸能記者は、次のように分析する。
「ひとつには、水原が日本人ではないことがあると思います。水原はアメリカ人の父と在日韓国人の母の間に生まれ、国籍はアメリカです。それだけで叩かれる理由にはなりませんが、日本や日本人に否定的な発言をすれば、“日本を貶めようとしている”との反感を買いやすくなるのは、仕方ないところなのかもしれません。それも、事実に基づいた批判であれば大きな問題にはならないと思いますが、確かなソースに基づかない発言をしてしまったことで炎上を招いてしまったといえます」
2016年には、ある写真家が中国・天安門に向けて中指を立てるポーズの写真をSNSに投稿した際、水原がそれに「いいね」ボタンを押し、中国人からバッシングを浴びたことがある。それを受けて水原は謝罪動画を出したが、その動画が今度は日本で炎上を招いた。
「中国人の反日感情をかわす狙いがあったのだと思いますが、水原は謝罪動画の冒頭で『私は日本に住んではいるが日本人ではない』と釈明し、さらに『中国の朋友を裏切ったりしない』と述べて理解を求めました。これが『私は日本人じゃないから許してほしい』と逃げ口上を述べているように受け取られ、炎上につながりました」(同)
さらに、自身のInstagramに投稿する写真でも何度もバッシングを浴びている。あまりの炎上の多さから、「わざと炎上しているようにしか思えない」「もはや炎上芸人」と冷ややかにみる向きもある。
「水原のInstagramは、モデルらしいファッショナブルな写真が多くあげられています。しかしそのなかで、土足で公共の椅子の上に乗ってはしゃぐ様子や、土足やピンヒールを履いたまま和室の畳の上でポージングする写真が猛批判を浴びました。これらの写真は、演出した人や撮影した人の問題ともいえますが、一般的な日本人の倫理観・価値観からは受け入れがたいものであることも事実です。そういった見る人の感情を理解せずに写真を投稿しているところも、叩かれる要因といえるでしょう」(同)
ネット上は韓国に対して嫌悪感を持つ人が少なくない。特に10年ほど前から韓国が反日的政策を強めるようになったことを契機に、日韓関係は悪化の一途をたどっている。それが水原の炎上を加速させているという。
「10代、20代の若い女性には、K-POPに代表される韓国文化に好意的な人も多いですが、男性、特に中高年世代では嫌韓感情が根強くあります。ネット上の炎上騒動は、大半が中年男性から始まるとの分析もあります。韓国にルーツを持つ水原は、中年男性に好かれにくいという素地があるうえ、反日的な言動がたびたび出るため、何度も炎上を招いているのでしょう」(同)
日本で日本人名を使って活動しているにもかかわらず、日本が好きとは思えない言動が少なからず見られることで、水原は叩かれやすいといえる。国境、人種、文化を超えた多様な価値観を尊重したいとの趣旨の発言をしている水原だが、今後広く受け入れられるようになるには時間がかかりそうだ。
(文=Business Journal編集部)