ひろゆき氏、前田敦子へ誹謗中傷を展開「かわいいわけでもない。能力・実力ない」

ひろゆき」こと実業家の西村博之氏がYouTubeの動画内で、タレントで女優の前田敦子について「かわいいわけでもないし、歌がうまいわけでもない」「“所詮その程度”っていう人が(AKB48の)センターになった」「能力・実力もないけども異常な負けず嫌い」などと発言し、物議を醸している。

 問題となっている発言は、8月27日にひろゆき氏が自身のYouTubeチャンネル上で配信した動画内で飛び出した。この日、視聴者からのコメントで、宝塚歌劇団でたびたび実力が伴わない人事が行われるとの声が出ている件について聞かれた流れで、

「人気のある人がメインに行かないで、人気のない人が上がってくるよねっていうのが、ファン目線でいくと、たまにあったりするんですけど。ただ、ビジネス面でいくと、“この人をメインで行ったほうがいいよね。今は人気がなかったとしても、結果として人気が出るよね”っていうパターンって、審美眼のある人はやるんですよね」

と話題を展開。「AKB48が前田敦子さんっていう人をセンターにしたんですけど」と切り出すと、次のように持論を展開した。

「あの当時の前田さんって、別にめちゃくちゃかわいいわけでもないし、歌がうまいわけでもないし、ダンスがうまいわけでもないし、っていうのなんですけど。能力・実力もないけども異常な負けず嫌いな感じが、見てる人たちにはなんとなく伝わってくるっていうキャラクター性」

「(AKBグループ総合プロデューサーの)秋元康さんは“こいつをセンターにしといたほうが、おもしろいよね”。結果として、いろいろなキャラクターの人たちが出てきて、“でも、やっぱり前田がセンターのほうがいいよね”っていう空気感がつくれるっていうのをにらんで置いたんだと思うんですけど、あれ大正解だったと思うんですよね」

 続けて「あのなかで前田はかわいかったよ」という視聴者からのコメントに対し「へへへ」と笑い、当時のAKBメンバーの容姿についてマイナスの評価をする表現をしたうえで、「だから、どれ選んでも一緒だったかもしれないですけど」とコメント。AKB卒業後の前田の活動について、次のように語った。

「AKBというグループのなかであの配置は、前田さんはいいポジションだったんですけど。じゃあAKBというのを辞めたあとに前田さんが本当に美人だったかっていうと、結局そんなに仕事ないじゃないっすか。芸能人としてかわいいというレベルではなかったと思うんですよ」

「僕の観測範囲では映画の主演とかも、AKB辞めてちょっとあとにあったけど、今、別に美人としてドラマとか映画とか出るわけでもないし、増えてるわけでもないでしょ。“所詮その程度”っていう人がセンターになったっていう、そういう認識なんですけど」

 このほか、視聴者からの前田の容姿を誹謗する視聴者からのコメントに、ひろゆき氏が笑いながら反応する場面もみられるなど、動画内では一貫してひろゆき氏は前田への低い評価を行う発言を続けて、SNS上では次のようなコメントが続出している。

<あっちゃん、どこにいても華があるしなによりスタイルが良いなと同性の私から見ても思う。本当にセンターに相応しかった>(原文ママ、以下同)

前田敦子の演技は特筆モノですよ。AKB時代の話? 今MV見返すと前田敦子のダンスは魅力的なんで驚くばかり>

<前田敦子って今も作品出まくってるけどね>

<前田敦子さん 沢山映画とか出てますよ>

ひろゆきがそれ言う!?>

<何様だよ>

<何でお前上からなん?>

女優活動は順調そのもの

 前田は14歳だった2005年、AKB48の1期生オーディションに合格し加入。06年の2nd公演で初めてセンターポジションを務めたといわれているが、09年に開催された1回目の「選抜総選挙」で1位を獲得し、ファンも認める“センター”に。以降、毎年行われた総選挙ではライバルの大島優子と熱い1位争いを繰り広げ、絶対的エースとしてAKBの快進撃を支えた。

 そして11年の総選挙で「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」という伝説的スピーチを行った翌年の12年にAKBを卒業すると、女優業をメインに芸能活動を展開。私生活面では18年に俳優の勝地涼と結婚し19年には長男を出産するも、たびたび勝地との別居などが報じられ、21年に離婚している。

 ひろゆき氏は「AKB辞めて、今、別に美人としてドラマとか映画とか出るわけでもないし、増えてるわけでもないでしょ。所詮その程度」としているが、前田は主演作も含め毎年複数本の映画や連続テレビドラマに出演し、今年だけでも『コンビニエンス・ストーリー』『もっと超越した所へ。』『そばかす』の3本の出演映画が公開。女優活動は順調そのものといえるが、映画業界関係者はいう。

「黒沢清や山下敦弘、中田秀夫など世界的にも高い評価を得ている監督が好んで起用するなど、今の前田は実力派女優というポジションを確立している。出演作も『マスカレード・ホテル』や『コンフィデンスマンJP』といったメジャーな娯楽作品から玄人好みの作品までバランスが良く、きちんと仕事を選んでいるという印象を受ける」

 今回のひろゆき氏の発言について、週刊誌記者はいう。

「前田の容姿に関する名誉棄損的な表現は別として、秋元さん自身も過去にメディアで語っているように、当初から前田の持つ“人を惹きつける魅力”を見抜いて、グループ全体のバランスを考えて前田をAKBの顔に据えようという考えを秋元さんが持っていたことは事実。そういう審美眼をビジネスセンスに長けた秋元さんが持っていたということを、ひろゆき氏は言いたかったのだろうが、その部分は的を射ている」

(文=Business Journal編集部)