裏モノ凶悪スぺックを「合法化」した看板シリーズ、猛爆連チャンシステムの元祖的存在【パチスロ回想】

 懐かしの名機を振り返るパチスロ回想シリーズ。今回は、凄まじい連チャンと猛爆出玉で4号機末期を席巻した「ストック機」の名作たちを改めてご紹介したい。

『ブラックジャック777』(ネット)

 2000年12月、サミーが誇る名機『獣王』などの爆裂AT機が猛威を振るうなか、名物メーカー・ネットは業界初のストック機能を搭載した『ブラックジャック777』をリリースした。

 本機はビッグとREG、2種類のボーナスに加えてAR機能「ストックタイム」を採用しており、このストックタイムへはビッグ成立と同時に必ず突入。ストックタイム中はリプレイ確率が約1/1.2まで大幅アップし、逆押し消化で1Gあたり約0.5枚のコイン増加が見込める。

 ストックタイムは33Gor777Gで、33G目に液晶で継続ジャッジ。基本的にストックタイムは規定ゲーム数消化orビッグ入賞で終了するが、逆押し消化では制御上、絶対にビッグが揃わない仕組みで、その上、消化中は内部的にボーナス抽選→当選分は全て規定ゲーム数消化後にまとめて1G連で放出される。

 33Gで複数個のストックは難しいが、777Gが選ばれた場合は平均して4.1個~5.7個のボーナスストックに期待できることから、一撃数千枚クラスの出玉を吐き出すこともあるわけだ。

『スーパーリノ』(山佐)

 ビッグ終了後5G以内に小役が揃えば超激アツの「小役落ちver.」など、強烈な裏モノ仕様でファンを熱狂させた3号機の『初代リノ』。そのゲーム性を合法的に再現した4号機『スーパーリノ』は、ストックシステムの主流ともいえるSTゲーム数を初めて採用したマシンで、内部に貯蓄されたボーナスは所定のSTゲーム数を消化することで放出する仕組みだ。

 STゲーム数の選択タイミングはストックがない場合とある場合で異なり、前者はボーナス成立の次ゲームレバーON時、後者はボーナス終了後の1G目となる。そのSTゲーム数振り分けで最も特徴的なのは、設定1でも50%以上で「5G」が選ばれる点。そのため、ボーナス後は初代『リノ』と同じく早期連チャンに期待できるというわけだ。

 また、仮に5Gをスルーしても57Gまではチャンスゾーンで、5G即ヤメ台のハイエナが有効。ストックが貯まりにくいことから「最大857G」を超えることもあるが、天井狙いも効果的で、設定を無視する「ゲーム数狙い(通称、ハイエナ)」という、今では当たり前の立ち回り術を世に広めたマシンでもある。