実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「ガーシーが潰されない理由」について語り、日本の芸能界が変革期に突入していることを指摘した。
動画では、大王製紙元会長の井川意高氏がゲストとして登場。井川氏は会長時代にカジノでの使用目的で総額106億8000万円を子会社から借り入れ、社内告発で発覚したことで2011年に引責辞任。会社法違反(特別背任)の罪で懲役4年の実刑判決が確定し、服役していた。
堀江氏と井川氏は互いに東大に現役合格した過去の持ち主で、さらに「東大から刑務所へ」という共通点もあり、経験者だからこそわかる「所内のご飯事情」など刑務所トークに花を咲かせた。
そんな中、話題はいまだに衰えないテレビを中心としたマスメディアの「支配力」の問題へ。選挙に行く有権者の中で、テレビを観ている層が「数で圧倒している」ことからテレビは政治に大きな影響力を保ち続けていると指摘された。
その一方、堀江氏は「芸能界はちょっと崩れ始めましたね」と持論を展開。芸能界とマスメディアは密接な関係にあり、ジャニーズ事務所を退所した元SMAPのメンバーらは以前なら「完全に握り潰されていた」というが、現在はそうしたこともなく表で活躍できるようになった。
さらに、堀江氏は「ガーシーみたいなのも(昔なら)潰されてましたからね」と発言。暴露系YouTuberの「ガーシー」こと東谷義和が芸能界などの有力者を敵に回すような暴露を連発しつつも、潰されることなく活動を続けられている理由について「YouTubeがあるからですよね。外資の会社には日本のマスメディアの力は及ばない」と分析した。
続けて、堀江氏は「いくら(YouTubeを運営する)Googleに日本のマスメディアと芸能事務所が文句を言ったところで『なんなのお前ら』みたいな感じで終わる」と指摘。ウソを言っていない限りは「企業であろうと暴露系YouTuberであろうと公平に見られる」ため、権力の大きさを武器にした圧力がきかないと語った。
外資系SNSのTwitterでは「凍結」処分に
ただ、東谷は先月29日に外資系のSNSであるTwitterのアカウントを凍結され、その直前に人気俳優・小栗旬によく似た男性の全裸画像をアップしていたこととの関連が取りざたされた。外資系は日本のメディアや芸能事務所の圧力に屈しないかもしれないが、サービスの規約やユーザーからの「大量通報」には厳しく対処する傾向がある。
また、東谷はYouTubeのライブ配信でも楽天・三木谷浩史会長の暴露をしてから「10本以上の動画にプライバシー侵害を訴えてきた人物がいる」と明かしている。
修正もしくは非公開化しないと運営元の審査が入り、問題があると判断されると警告がなされ、それが積み重なると「BAN(アカウント停止)」になるおそれがあるという。
東谷はこうした動きについて、日本の芸能事務所や大企業、政治家の関与を疑っているようだが、はたして関連はあるのかどうか。それとも堀江氏の指摘どおりに「外資系サービスに圧力は通じない」のか、東谷のYouTubeチャンネルが今後どうなっていくのかによって真偽が判明しそうだ。