過去に交友があった芸能人や人気YouTuber、企業経営者らに関する情報を自身のYouTubeチャンネル「東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】」上で次々と明かし、注目を集めている“ガーシー”ことアパレル会社元代表取締役の東谷義和氏。そのガーシーがインスタライブで“ある企業のM社長”がウクライナの女性を集めて不適切な行為におよんでいたと語ってることを受け、楽天グループ会長兼社長の三木谷浩史氏が自身の公式Twitter上で「ハイエナか、お前は」などと投稿して“反論”し、物議を醸している。
ガーシーといえば今、俳優の綾野剛と新田真剣佑への激しい批判を展開して注目されている。
まず綾野については5月13日の配信回で、元人気アイドルグループメンバーの松岡知穂さんが生出演し、彼女がまだ17歳だった頃、綾野から飲酒を強要された後に関係を持ったと告発。ガーシーによって松岡さんとの過去を暴露された綾野が、彼女に対して“お金で口封じ”しようと連絡をしてきたことも明らかに。
そして6月5日の配信回では、綾野の元飲み仲間でロックバンド「Fear, and Loathing in Las Vegas」元メンバーのシュン氏がゲスト出演。シュン氏はある飲み会の場で綾野から受けた暴行の一部始終について、次のように証言した。
「(綾野から)『なんで呼んだの?』って詰められてしまって。場の空気もあるので『僕が悪いです』って謝っていたら、『ちょっとお前、後ろに手回せ』って言われて、壁に追いやられて手を後ろに組んだ状態で、思いっきり振りかぶってお腹殴られて。
周りのスタッフの方とかも(綾野の)身内の方だったりするので止められなくて、僕は『すみません、すみません』って言って殴られ続けてて、その時に(ゴールデンボンバーの)樽美酒研二クンがちょっと離れた席にいて、見かけて、『お前、何やってるんだよ』って(綾野を)ガって止めてくれて、それでなんとか場が収まって」
続けて20日配信の動画でガーシーは、
「綾野剛については、まだ引かないようなので、掘り起こしていこうと思って、今いろんな人間を証人喚問しようとしています。これが表になって出た場合は、剛はもう引き返しきかないと思います。タレント終わりということです」
「これがすべて掘り起こされたときには、ドラマ(=綾野が主演する7月期のTBS系の連続テレビドラマ『オールドルーキー』)途中であろうと、(放送が)中断されるだろうと思います」
などと発言し、対決姿勢を崩していない。
「新田真剣佑への攻撃を再開します」
一方、新田真剣佑については、4月10日配信の動画で、真剣佑が過去に複数回にわたりステマを行い、それによって得た収入について納税申告していないと主張。前事務所のトップコート所属時代には、事務所を通じた広告の仕事で、一部のギャラを事務所に知らせずに個人事務所の口座に振り込ませることもあったという。
ガーシーは過去に真剣佑から約6000万円を借り入れていることで知られているが、今月12日の配信回では、真剣佑と弁済する示談交渉に入ったことを報告。真剣佑は弁護士を通じて「お金は受け取る」と連絡をしてきたそうで、示談の条件として「利息はいりませんし、名誉棄損等の法的措置の動きも全部引き上げる。その代わり、東谷さんのほうも(真剣佑への)攻撃をやめてもらえないか」と持ちかけてきたという。
これで真剣佑との紛争は解決するかに思われたが、ガーシーは22日、インスタライブ内で次のように語ったのだ。
「マッケンとの示談もこじれそうなので、お金を返済した後、新田真剣佑への攻撃を再開します。ここに関しても“証人喚問”含め準備してるから。きっちりやるよ、きっちり。
あとマッケンのお姉さん(=女優の真瀬樹里)サイドとも、いろいろと協力できることがあったら協力したいと思ってます。一度連絡もらったんでね。一度、僕のほうに連絡ください。新田真剣佑はきっちり叩きましょう。日本に戻れなくしましょう」
このほかにもガーシーは過去の動画で
「(真剣佑へ)お金はもちろん渡したんだけど、そのまま多分、示談せずに、総攻撃でマッケンとやることになりそうやから。こっちの出した条件一つも飲まれへん、ってなったから、“じゃあウチは関係ないですわ、やらせてもらいますわ”ってなってるから」
と報告しており、再び真剣佑への批判を本格化させる気配を見せている。
「ドバイに逃げて何偉そうなこと言ってるの。」
そんなガーシーが新たにターゲットとして据えたのが“M社長”だ。26日配信のインスタライブで、「ある企業のM社長」が、「今戦争で大変な状況になってるウクライナの女性」を集めて不適切な行為におよんだとして、次のように発言したのだ。
「それの資料がバンバン届いてて、しかも、その場面でいろんな大企業の社長がいたらしいんだけど、そいつらが言った一言が『これガーシーに見つかったら、えらいことだね』って言ったらしい。もう見つかってるから。ほんまに舐めてるんかと思うくらい。俺のファンがいないと思ってるんよ。『ここは俺の身内しかいないから誰もリークしないでしょ』と思ってるところに、あなたの敵はいるからね。
これはね、もう選挙終わってから、きっちりとやっていきます。もう、ふざけてんなって思ったから。もう“金持ってたら何してもええんや”っていう、あからさまな考え。アホやなと思ってます」
ネット上では“M社長”を特定する動きが広まるなか、27日には楽天グループ会長兼社長の三木谷浩史氏が自身の公式Twitter上で突如、この件に反応。以下のように投稿したのだ。
<ドバイに逃げて何偉そうなこと言ってるの。>
<何が言いたいの?ウクライナの人が戦争で苦しんでるときに、戦争を忘れてあげようと思ってパーティしちゃいけないの?ハイエナか、お前は。>
(事実かどうかを問う一般ユーザーに反応して)<するわけ無いだろう>
ちなみに楽天グループは5月14日、「Rakuten GirlsAward 2022 SPRING/SUMMER」の「Rakuten Fashion ウクライナチャリティステージ」で、ウクライナの人気歌手Tina Karolさんをゲストに招き、ウクライナ系のモデルたちがランウェイを歩くファッションショーを開催。さらに楽天グループとして、ウクライナの人道支援を目的としたインターネット募金「楽天クラッチ募金」を設置するなど、ウクライナ支援活動を積極的に行っている。
全国紙記者はいう。
「そもそもガーシーが三木谷浩史社長のことを言っているのかどうか、現時点ではわからないので何とも言えないが、可能性として考えられるのは、三木谷社長含めた企業経営者たちがチャリティステージがらみでウクライナ出身の人々から現地の状況などをヒヤリングしたり交流する場が持たれ、そこでの様子が事実と異なるかたちでガーシーに情報提供されたことを三木谷社長が把握して、Twitterで反応を示したのかもしれない。
これだけ顔と名前が世間で知られた一部上場企業社長の三木谷さんが、ガーシーの言うような行為に及ぶなどリスキーなことはしないだろうから、さすがにあり得ない話なのでは。
もう20年以上も前の話だが、初めて楽天が株式公開した後あたりの頃は、確かに三木谷社長は銀座の高級クラブに行ったり、懇意にしている有名な先輩経営者などとパーティー的なものに参加していた時期はあった。ただ、ここ数年は飲むにしても、都内のこぢんまりとしたお決まりの店の個室で数人の経営者仲間たちと静かに飲むのがもっぱらのようだ。基本的に三木谷社長は“事業欲”が何より強いタイプの経営者だし、もう年齢も50代後半なので、そういう女性方面のことには興味ないだろう」
また、楽天社員はいう。
「確かに三木谷社長はワンマン的な面が強くて毀誉褒貶があるのは知っているが、新型コロナウイルス感染が広まると他社に先駆けてPCR検査キットの提供を手掛けたり、ワクチンの職域接種や地域住民への接種に動いたり、また何かと批判を浴びている携帯電話事業の参入にしても三木谷社長的には“日本の携帯料金はもっと下がる”という大義名分があったりと、社会貢献の意識が非常に強い人。
また、上場企業の社長になっても割と“武闘派”で、テレビ番組や会見など公の場でもTwitter上でも、批判に対しては結構しっかり反論する。なので今回のガーシーの件でも、問題意識をもって手掛けたチャリティステージをめぐって難癖をつけられたと感じて、純粋にムカついているのだと思う。三木谷社長の性格的に、相手が暴露系YouTuberであろうと、とことん戦うのでは」
果たしてガーシーと三木谷社長の対決は、どのような決着を見せるのだろうか。
(文=Business Journal編集部)