ヒカル、東谷義和氏にヤラセ暴露される…虚偽動画で多額広告収入か、アカ停止の可能性も

 過去に交友があった芸能人や人気YouTuber、企業経営者らに関する情報を次々と明かし、注目を集めているアパレル会社元代表取締役の東谷義和氏。その東谷氏が3月9日に自身のYouTubeチャンネル「東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】」で、人気YouTuber・ヒカルの“ヤラセ”を告発し、物議を醸している。

 アパレルブランド「QALB」などを展開するever freeの元代表取締役、東谷氏は、これまでに数回にわたり動画を更新。

 2月には、学習塾「武田塾」を運営するA.ver社長・林尚弘氏やライバー会長・飯田祐基氏、人気YouTuber「てんちむ」らが、常習的に賭けポーカーに関与していたと明かし、ライバーの飯田氏は会長職を、A.verの林氏は社長職をともに辞任。

 続いて2月28日配信回のなかでは、俳優の大原櫻子と新田真剣佑、城田優の関係についても触れ、3月1日の生配信では、過去に城田がギャンブルで多額の金を失い、さらにある投資詐欺に関与していたという話を語り、「証拠」だと主張するスクリーンショットまで公開。この直後、城田が出演する名刺管理サービス「SKYPCE」(Sky)、タマホーム、「霧島天然水 のむシリカ」(Qvou)のCM動画が、配信元の企業の公式サイトや公式YouTubeチャンネル上から削除され、さまざまな憶測が飛び交う事態となっている。

 東谷氏の暴露の矛先はジャニーズタレントにまでおよぶ。3月5日の配信で東谷氏は、ジャニーズWESTの藤井流星が、東谷氏が紹介した女性タレントと関係を持っていたという話を事細かに説明。さらに同日には生配信で、20代の頃から親交があるという田村淳について、「ずっと2人で遊んだりしてたんで。女の子もいっぱい呼びましたし、いっぱい遊びましたよ。皆さんが想像してること、いっぱいしてます」と語っていた。

 そして5日の生配信では、“橋本環奈についての暴露をリクエストする視聴者”が多いことに触れ、「僕はぶっちゃけ会ったことはない」としつつ、「彼女に関しては、僕の周りがつながりすぎてて、いろいろあります。またそれも(暴露)していきたいと思ってます」と予告し、ニュースにも取り上げられるほど注目を集めている。

「ほかの動画も含めて、ヤラセいっぱいあるやろ?」

 そもそも東谷氏がこうした活動を始めたきっかけは、昨年12月にヒカルによって、東谷氏が自身のチャンネルで製品を宣伝するという虚偽の話を第三者に持ちかけて金銭を詐取していると主張されたことだった。これを受け東谷氏はYouTubeチャンネルを開設し、「もう失うものがないから、すべてさらけ出したろと思って」と宣言。過去に関係を持った芸能人たちについて「違法性なことも含めて暴露していく」として、一連の投稿につながっている。

 そんな深い因縁のあるヒカルに対し、ついに東谷義和氏は反撃を開始。9日の配信回で、ヒカルが2019年に投稿した動画『お菓子とコーラだけで9万円請求?ぼったくりバーに潜入調査したら闇深すぎたから会話全て公開します』について、ヤラセが行われていたと指摘。さらに、

「あれ、ヤラセやな? 全部裏取った」

「お前のあの動画に出てる奴ら、お前が雇って企画して、スナックに持ち込んだわな?」

「俺はまだガンガン、リサーチしてるからな。お前の周りでお前の味方みたいな顔してる奴は、お前の味方ちゃうからな、情報集めてんぞ」

「ヤラセでやった動画で、広告収入取ってる場合ちゃうで。お前のやり方が詐欺やねんて」

「この件に関してちゃんと、謝罪動画出せよ? 視聴者騙してんねんから」

などと強気い口調でヒカルを指弾。

 さらに、

「ほかの動画も含めて、ヤラセいっぱいあるやろ? 1個ずつめくってったるなかな」

「お前と関わってきたタレント、YouTuber、一緒に仕事してる連中、全部かき集めて、全部暴露したるからな」

として、今後もヒカルを追及していくと予告している。

 これを受けヒカルは同日のツイキャス配信で「ヤラセはしてました」と肯定。Twitter上ではヒカルに対し以下のような批判コメントが続出している。

<なんだヒカルヤラセだったんだ。男気あるなと思っていたが ヤラセだとは>(原文ママ、以下同)

<これからもヤラセやりますって言ってる、ヒカルのリアリティない動画を観たいって純粋に思う?それならテレビ観るわ>

<別にヤラセがあかん悪いじゃなくて信じてる人を裏切ってるのがあかんと思う>

<ヒカルヤバいなー>

<ヒカル、ほとんどヤラセでしょ 件の祭りくじで味をしめてからほとんどヤラセ>

<それで炎上したらまた再生取れるんで喜べばいいんじゃないの?そういうヤツやろ、ヒカルって>

ヒカル、テレビ局は起用見合わせか

 ヒカルといえばチャンネル登録者数473万人を擁し、YouTuber界でもトップクラスの人気を誇り、最近ではテレビ進出を宣言。すでに『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)や『じっくり聞いタロウ~スター近況マル秘報告~』(テレビ東京)などへの出演を果たすなど、徐々にテレビでの露出も増えているが、テレビ局関係者はいう。

「テレビ局的には“とりあえず人気YouTuber出しとけば、そこそこ数字取れるんじゃないか”と安易に考える空気があるので、ヒカルのテレビ進出は順調に事が運ぶ可能性はあった。ただ、どの局も今はヤラセにかなり敏感になっており、東谷氏による今回の暴露によって、起用を見合わせるようになるだろう。

 今やヒカルは一人気YouTuberという枠を超えて、400万人以上のチャンネル登録者数を誇り、世間への影響力も大きい。そんなポジションにいる人間がヤラセ動画で広告収入を稼いでいたという事実は重い。もともとヒカルの動画をめぐっては過去にもヤラセが取り沙汰されることが少なくなかったが、もしそうした動画がほかにも多数あると判明すれば、虚偽の動画で多額の利益を得ていたことになり、規約違反ということでYouTubeの運営元によりチャンネルを“BAN”(配信停止)される可能性もあるのでは」

 ちなみにYouTubeは「コミュニティ ガイドライン」で、「チャンネルまたはアカウントが停止される理由」について次のように定めている。

・各種コンテンツで、コミュニティ ガイドラインまたは利用規約の違反行為を繰り返した(攻撃的、差別的、中傷的な動画またはコメントを繰り返し投稿するなど)。

・ポリシーに違反する行為(ヘイトスピーチ、ハラスメント、なりすましなど)を主に行っているチャンネルまたはアカウントである。

・著作権侵害による停止

 また、企業のブランディング・PRを手掛け、YouTube をはじめとするSNSマーケティングにも詳しいプロデューサーはいう。

「ヒカルによるヤラセ動画が直接的にYouTubeのガイドラインに抵触するのかどうかは、わからないが、ヒカルほどの登録者数を有する人物が不当な方法で広告収入を得ていたのだとすれば、運営元としても看過するわけにはいかないだろう。世間や他の配信者に向けて“毅然とした対応を取りましたよ”という姿勢を示すためにも、アカウントを停止する可能性も考えられる」

 今後も続くと予想される東谷氏の暴露が、ヒカルの活動にどのような影響を及ぼすのかが注目される。

(文=Business Journal編集部)