たぬかな炎上、トラウデン都仁「燃やしているのは身長70以下。ブラックジョーク」が物議

 人気プロゲーマー「たぬかな」が「(身長が)170(cm)ないと、正直、人権ないんで」と発言した問題で、タレントのトラウデン都仁は20日放送のテレビ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)内で「今回の炎上で燃やしているのは、ほとんどの人が70(cm)以下の方なんではないかな」「ブラックジョークとして楽しむ分には、人によっては楽しめるものなんではないかな」などと発言し、物議を醸している。

「たぬかな」は15日にライブ配信プラットフォーム「Mildom」で行った配信内で、以前ウーバーイーツの男性配達員から連絡先を聞かれ困惑したというエピソードを明かし、その男性の身長が165cmほどだったと振り返り、次のように話していた。

「(身長が)170(cm)ないと、正直、人権ないんで。170cmない方は“俺って人権ないんだ”って思いながら、生きていってください。骨延長の手術を検討してください。骨延長手術で調べてください。170あったら人権がちゃんと生まれてくるんで」

 さらに、配信内でこれに批判的な反応を示したユーザーに対し、

「ちっちゃい男に人権あるわけないだろ、お前。調子乗んな」

などと強気の姿勢を見せてた。こうした発言に対し、配信直後からSNS上で批判が高まったため、「たぬかな」は同日中に自身Twitter上で

「不快に思われた方が多いようなので撤回します、すみませんでした。高身長が好きって言いたいだけでした…いつもの配信の身内ノリで言葉が悪くなっちゃいました、ごめんなさい~…」

と謝罪。だが、「たぬかな」が所属していたプロゲーミングチーム「CYCLOPS athlete gaming」は17日、「たぬかな」との契約解除という厳しい処分を下すと発表していた。また、「たぬかな」はレッドブルがスポンサードする「レッドブルアスリート」に選ばれているが、「レッドブル」の公式サイト上ではすでに「たぬかな」のページは削除されている。

「eスポーツは国際大会も多く行われる世界的な競技であり、CYCLOPSの運営元としては、人の外見に関する侮蔑的な発言をするゲーマーとの契約を継続することで、そうした思想を擁護していると世界から見られることを懸念し、迅速な対応を取ったのだろう」(ゲーム業界関係者)

そのまま放送したフジテレビ

 そうしたなか、20日放送のテレビ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、その「たぬかな」騒動をめぐる一連の動きを紹介。ゲスト出演していたトラウデン都仁は次のようにコメントした。

「僕は高校時代に“~は人権ない”って言う友達がいたんですよ。ブラックジョークが大好きな友達だったんで、ジョークとして言っていた。面白がってたということがあったんで、“人権ない”って言葉が取り上げられて、“あっ、やっぱ問題になるんだな”と改めて思った」

 さらに、

「ブラックジョークとして楽しむ分には、まあ、人によっては楽しめるものなんではないかなと思うんですけど。身長を気にしている男性はすごく多いと思うので、今回の炎上で燃やしているのは、ほとんどの人が(身長が)70以下の方なんではないかな」

と発言。これを受け、Twitter上では次のようにさまざまな意見が出る事態となっている。

<170以下の男性が怒ってる想像しか出来ないんだな。問題なのは「人権がない」って言ってることなんだけどな>(原文ママ、以下同)

<この発言はやばい。炎上してる本質が見えていない>

<こんな事を地上波で平気で言うとか>

<「黒人差別問題で燃やしている人の殆どが黒人」とか語ってるようなモン>

<「今このタイミングでコレを言ったらどうなるか」っていう想像ができない>

<ブラックジョークじゃなくてスラングの問題。認識が間違っている。仲間内で使ってる言葉が一般社会で通用するとは限らない>

<視聴者からしたら170cm以下の人をさらに怒らせる発言>

<家族や友人、好きな芸能人て170センチ以下の人もいるからその点は怒っているんだけどね。彼は自分の事以外は想像力がないんだろう>

 テレビ局関係者はいう。

トラウデン都仁の発言シーンを見る限り、彼に悪意があったわけではないし、思ったことをストレートに口に出してしまったという印象を受ける。他の出演者からも特に異論をはさむような様子は見られず、フジテレビもそのまま放送してしまったのだろうが、世間からは問題発言と受け取られてトラウデンが批判を浴びるという展開は十分に想定できた。彼がまだ19歳で学生だという点を踏まえれば、あの場面はカットしてもよかったのではと感じる。もしくは、放送内で他の年上の出演者がきちんと“たしなめる”などして、トラウデンが新たな気付きを得るといったような流れになっていれば、ここまで批判を浴びる展開にはなっていなかったかもしれない」

 トラウデン都仁といえば、姉のトラウデン直美もタレント・モデルの活動をしていることで知られる。現在、慶應義塾大学4年生の直美は、政府の「2050年カーボンニュートラル・全国フォーラム」(2020年)に出席したり、女性誌でSDGsに関する連載を持つなど、環境問題に積極的な発信を行っている。

(文=Business Journal編集部)

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