個人的に印象に残っている過去の機種を振り返る本コラム。今回はパチスロでありながらパチンコの確変機能を取り入れた4号機の意欲作を取り上げたいと思います。
現在パチスロ分野は6.2号機が登場していますが、すでに万枚データが確認されるなど大きな可能性を感じます。最近ではパチンコの「小当りRUSH」を完全移植した新台『パチスロGANTZ極 THE SURVIVAL GAME』が発表され、話題となりました。
大当りを引くまで出玉が増え続けるという特性をATに落とし込んだ本機。1/200のフラグを引くまで、純増約5.0枚/Gが継続するゲーム性を実現しています。更にそれが80%でループするという仕様は高い爆発力を感じさせるものです。
そしてパチンコ継承といえば、新台『パチスロ戦姫絶唱シンフォギア 勇気の歌』も同様の特徴でリリースを予定している様子。詳細は明らかにされていませんが、多くのファンを持つ人気タイトルだけに期待が膨らみます。
このように、今後は「パチスロ6.2号機×パチンコ要素」といった特徴を持つマシンが盛り上げてくれそうな気配。続報が待ち遠しい限りですが、先述したように同様の動きは4号機時代にもありました。
それこそが今回ご紹介する『CRすーぱー福の神』。同様のゲーム性で登場した『ザクザク千両箱R』の兄弟機という位置づけのマシンです。機種名にCR表記がありますが、中身はパチスロ4号機というちょっとややこしいマシンとなっております。
本機はBIG BONUS(BB)とREG BONUS(RB)のみで出玉を増やす仕様。この点にはパチンコ要素はありませんが、本機には“確変”を再現した連チャンシステムが組み込まれているのです。
通常時に当選したBBの一部で確変へと突入。7を揃えた後に、筐体の確変ランプが点灯すれば当該ボーナスを含めた3つのBBが約束されます。1回あたりの平均獲得枚数は380枚ですから、初当りから合計1170枚もの出玉が手にできる激アツ仕様。711枚を獲得できる大量獲得機を上回る出玉感を武器に、堂々のデビューを果たしました。
もちろん、本機はパチンコにおける確変と同様に連チャン性があります。イメージとしては西陣の『CR花満開』の2回ループに似たスペック。初当りを除く残り2回のBBのいずれかが確変に当選すれば、そこから更に2回のBBが約束されます。つまり、確変を引き続ける限り、「380枚×2回=760枚」のループが終わらないのです。
更に確変中に引いたRBは、2回ループの数に含まれないため引いた分だけ得となる激アツ仕様。ツボにハマった際は、大量獲得機にも匹敵する爆発力があった印象です。万枚オーバーの大量出玉を吐き出すことも少なくありませんでした。
正式な解析数値は覚えておりませんが、BB当選時の約1/3が確変となる仕様だったと思います。設定6だけは別格で確変に突入しやすく、その代わり連チャン期待度が抑えられていた印象です。
本機の場合、確変さえ引いてしまえば設定1だろうが関係ありません(設定6以外)。己のヒキ次第でどこまでも出玉を伸ばせることが可能。パチンコ長所を、パチスロに上手く取り入れたマシンと言えるでしょう。
私も物珍しさに惹かれて、本機を遊技した経験がございます。確かに爆発力は魅力的でしたが、いかんせんドット液晶で展開される演出が淡泊すぎて…。積極的に遊技することはありませんでした。
また、他のストック機と比べて初当りが重かったのでしょう。天井の深さも目立っておりました。朝一から2000G手前までハマり、大火傷を負った苦い思い出は今でも覚えております。
色んな意味で、強烈なインパクトを私に与えた『CRすーぱー福の神』。一撃万枚クラスの美味しい体験をしていれば、私の本機に対する評価も変わっていたのかもしれません。
(文=堀川茂吉)
<著者プロフィール>
オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。
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