パチンコ・パチスロ機の中から、個人的に思い入れの強いマシンをピックアップしてご紹介させていただく本コラム。前回は、甘デジへのイメージを覆す爆裂を披露してくれたパチンコ機『CRぱちんこ黒ひげ危機一髪2』をご紹介しました。
遊びやすくもバトルスペックの爆発力を内蔵した本機との出会いが、私の「甘デジは出玉に期待できない」という考えを改めさせるきっかけを与えたのです。
今回も引き続き『黒ひげ危機一髪』を題材とした機種を取り上げたいと思います。パチンコでは強いインパクトをもたらした同タイトルですが、その後に大手メーカー山佐によって『パチスロ「黒ひげ危機一髪」』がリリースされました。
パチスロ化された『黒ひげ危機一髪』も中々に尖った仕様で、一部ファンから絶大な支持を得たマシン。自力要素が高く、打ち手の心を揺れ動かす仕様でした。
本機は1セット30G+α、純増約2.0枚/GのARTのみで出玉を獲得するゲーム性で、「プレイヤー自身でARTゲーム数を決定できる」という斬新なシステムが盛り込まれております。
ARTへの突入抽選はベル・チェリー・スイカ・チャンス目などで行われており、出現率は1/75.5(設定1)~1/58.4(設定6)と非常に軽くなっているのが特徴。従来のART機と比較すれば破格の確率ですが、これにはちょっとした理由があるのです。
それこそが先述した「プレイヤー自身でARTゲーム数を決定できる」というシステム。詳細は後ほど紹介しますが、「ARTゲーム数が増えるorゼロになる」というスリルを味わうことができるのです。
ARTに当選した際に必ず「黒ひげチャレンジ」に突入。初期ゲーム数となる30Gを約2倍(60G)にするか否かの選択が可能となります。ここでチャレンジしなければ、そのまま30GのARTを獲得となる流れです。
ここでチャレンジに挑んだ際は、次ゲームのレバーオンに力がこもります。ベル成立であれば押し順の第1停止ボタンに正解すれば成功。ベル以外が成立した場合は、全てのリールを停止させた後に、黒ひげが「どっかーん!」と樽から打ち上げられればARTゲーム数が約2倍となるゲーム性です。
成功した際は万々歳ですが、チャレンジ失敗時はARTゲーム数が全て没収されてしまいます。仮に500Gまで伸ばしたとしても、そこで1000Gのチャレンジに失敗してしまえば何も残りません。後悔と達成感が紙一重のヒリヒリした空気を楽しめるわけです。
ちなみに、ARTゲーム数の上限は1000Gに設定されています。「30G→60G→120G→250G→500G→750G→1000G」というようにチャレンジすることが可能。最大値を目指し、夢中になって挑んだことを思い出します。
ただ、いざ遊技してみると中々に1000Gまでの壁が高い印象。特にベル成立時は自力で1/2を当てなければいけないので、「ベル引くな…ベル引くな」と念じながらレバーを叩いていました。
実際に上限まで到達したのは僅か2~3回だったと思いますが、その際の達成感は格別でした。それだけで約2000枚が約束されるわけですし、更にART中はストック抽選も行っております。
ここで獲得したストックはART消化後に放出される流れで、ここで再び1000Gを獲得できれば4000枚オーバーの出玉も可能。夢のあるスペックとして強く印象に残っております。
また先述したように、初当りが非常に軽い点も魅力の一つです。約2000枚のチャンスが最低でも1/75.5で訪れると考えると、良心的なスペックと言えるのではないでしょうか。
私の心に突き刺さる活躍を見せてくれた『パチスロ「黒ひげ危機一髪」』の登場から約10年。かつてを彷彿とさせるゲーム性で、同シリーズを現在に復活させてほしいものです。
(文=堀川茂吉)
<著者プロフィール>
オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。
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