毎月、さまざまなスペックのパチスロがリリースされているが、6号機になってからは「リアルボーナス」を搭載したボーナス+ART機があまり出ていない。有名どころでいえば、今年の1月にサミーからリリースされたパチスロ『頭文字D』、最近だと『コードギアス 反逆のルルーシュ3』だ。
パチスロ歴が長い人からすれば、「ボーナス+ART」という言葉を聞くと、5号機の「名機」を思い出す人も多いだろう。筆者も今まで数々のパチスロ機を打ってきたが、その中でもボーナスを搭載したART機が一番好みである。
特に、2013年リリースのパチスロ『スタードライバー 輝きのタクト』は、マイナーな機種でありながらも、ゲーム性が非常に面白く、今でも印象に残っている。
本機は純増約1.8枚のART「ZERO DRIVE」を軸に、リアルボーナスを絡めながら出玉を伸ばしていく「ボーナス+ART」タイプ。
通常時は「通常・高確・超高確」の3つの内部状態があり、その状態に応じてARTの抽選を行う。ちなみに、本機はチャンスゾーンなどの特別な状態が存在しないため、高確中にどれだけチャンス役を引けるかが重要になってくる。
一方、ボーナスはBIGとREGの2種類で、BIG中は赤7揃いでART確定&ゲーム数上乗せ特化ゾーンのゼロアタックへ突入し、大量上乗せに期待できる。その赤7揃いのフェイクフラグの一部でリアルタイムフリーズが発生し、ここではフリーズしている時間がそのまま上乗せのゲーム数となる。
また、本機のBIG中には「技術介入要素」があり、ART中であれば目押し成功で100%上乗せする仕様。チャンス役のヒキ、そして目押し力も求められる本機のゲーム性は、一部パチスロファンで大きな話題を呼んだ。
そんな本機と出会ったのは、当時とあるホールで台を探していた際、打ちたい台がなく店内を徘徊していた時。アニメが好きな筆者は筐体に惹かれて、よく分からないまま打ち始めたのは今でも覚えている。
「ボーナス+ART」機というだけで打つ価値は十分あるのだが、個人的に好きな演出が2つある。1つ目が、ART前兆ステージ「綺羅星モード」で、登場キャラクターたちが右手の「親指・人差し指・中指」を目の横でたて、アイドルのようなポーズをしながら「綺羅星!」と叫ぶのだ。2つ目がART突入時の「ゼロドライーブ!」というセリフで、切れ味のある発声と声のトーンがとても素晴らしかった。
筆者が本機を打ち始めたのは、リリースされてから3年ほど経過した後で、もともと導入台数が少ないという理由もあって、設定を使っているホールはあまり多くなかった。つまり、低設定しか打ったことがないということになるが、天井の恩恵がかなり大きいので「いけるとこまでいくか」という気にさせてくれる。
ボーナス間1200GハマりだとART確定のみだが、1800Gまで到達すれば、「ザメク決戦+エンディングART(100G)」に突入する。ザメク決戦 は20G継続で、毎ゲーム全役で上乗せ抽選(50%)を行うといったものだ。
1800Gまでハメるのは至難の業だが、現行機では味わうことができない深い天井からの一撃万枚を目指せるその破壊力は、5号機だからこそ可能にした最大の魅力ではないだろうか。
(文=ひろ吉)
<著者プロフィール>
IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。
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