個人的に思い出深いパチンコorパチスロを綴らせていただく本コラム。これまでも「変則スペック」やクセの強い仕様の「一風変わったマシン」などを紹介させていただきました。
今回は「チャンス役が必ず連続!」という業界初のチャンス役ゲーム数管理システム「COMBO CHANCE」を搭載した5号機『パチスロ カウボーイビバップ』をピックアップさせていただきます。
本機が導入されたのは2014年。この時期は、疑似遊技によって連続でチャンス役が成立しているように演出するマシンが登場しました。代表的な機種といえば『パチスロ黄門ちゃま 喝』あたりでしょうか。
今回の主役である『パチスロ カウボーイビバップ』も、そんな疑似遊技の特性が活かされた仕様です。先述した「COMBO CHANCE」がまさにソレで、通常時は平均32Gでチャンス役が出現。これが2連以上する仕様となっております。
その内訳は「チェリー」「スイカ」「チャンス目」が「1:1:1」。連続して出現すればコンボとなり、繋いだコンボ数が多ければ多いほど「前兆・CZ・AT」のいずれかに当選する可能性が高くなるのです。
AT「スパイクRUSH」は1Gあたり純増2.5枚で、突入時は初期ゲーム数と「仲間ポイント」を獲得できる特化ゾーンからスタートします。
仲間ポイントの概要は、「ジェット」「エド」「フェイ」の3名にそれぞれポイントが加点されていく仕様。AT中も抽選が行われており、10P貯めることができれば、キャラに対応した上乗せ特化ゾーンに突入する仕組みです。
「ジェットRUSH」はSTタイプの上乗せゾーン。10Gの間に出現率1/10の「COWBOY BEBOP絵柄」を揃えることができれば、ST10Gが再セットされます。ここではベルの50%で上乗せとなるため、上乗せ性能は強力です。
「エドRUSH」は1セット5G+αの自力2択タイプ。1/2に正解すれば上乗せ&セット継続となり、レア役成立はナビストックのチャンスとなります。エスパー仕様が得意な方には持ってこいの特化ゾーンです。
そして、もっとも大量上乗せの可能性を秘めているのが「フェイRUSH」。初期上乗せゲーム数は5Gで、これを倍々に増やしていくゲーム性となっております。押し順ベルは倍増のチャンスなのですが、レア役のコンボが訪れた際は大チャンスです。
ここでの上乗せはまさに青天井。上乗せ性能だけに限れば、5号機史上「最強特化ゾーン」といっても過言ではないでしょう。
大量上乗せと聞いて思い浮かぶのは、1000Gオーバーの4桁乗せ。多くの万枚達成者を輩出した『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-』の「プレミアムオブハーデス」や、『スーパービンゴネオ』の「Hooah!」あたりが非常に強力ですが…。
「フェイRUSH」に関しては、これらの更に上をいきます。ツボにハマった際の上乗せは4桁すら突き抜ける「5桁乗せ」すらあり得たのです。
過去には本機のポテンシャルを最大限に引き出したユーザーが「上乗せ7万7000G」という大事故が報告され、大きな話題となりました。当然ながら、取り切れずに閉店を迎えたみたいですが、これが朝一に発生していたら一撃4万枚も夢ではなかったでしょう。
こんな景気のいい話を聞いて、私も感化されないはずがありません。5桁乗せを目指してホールへ特攻しました。しかし、レア役が連続する「COMBO CHANCE」がどうも馴染めず…。夢半ばで諦めることとなったのです。
個人的な意見ですが、本機は「強制的にレア役を引かされている感」が強かった印象です。同様の感想を抱いたユーザーは少なくなかったのではないでしょうか。上乗せ性能がずば抜けていただけに、実に惜しいマシンとして記憶に残っております。
(文=堀川茂吉)
<著者プロフィール>
オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。
【注目記事】
■パチンコ「大当り100回超」「出玉5万発」! 天下無双の爆裂を手軽に堪能できる!?
■甘デジ「ST突入率100%」の伝統シリーズが復活! 出玉性能が異なる次機種も要必見!【新台分析―パチンコ編―】